「ファンの方を向いてない」アイドルマスター シャイニーカラーズ 2nd Season 第3章 木花咲耶さんの映画レビュー(感想・評価)
ファンの方を向いてない
良いところ
ライブシーン
新曲がある
?なところ
ファンの存在意義がない
アイドルやりたいってのが伝わってこない、もしくはそもそもない
こう言う前置きをしないといかんのがすでに自分の中でダメな作品な訳だが、シャニマスのアイドル達は悪くないし好きだ、と言う前提。
2nd全体としてアイドルが前も上も見ていないとしか。特にこの章ではアイドル達の問題は解決してもアイドルとしての成長がない。ファンに向かってなにかできなかったことができるようになった、と言うことが無くただただアイドル間で成立する関係性の変化でしかない。ファン居なくても成立してるし、むしろファンが邪魔もの扱い。まあ、無断で動画あげるようなクズはファンと呼べるものではないが、綺麗事でもファンのためにとかかけらもなかった。ストレイライトは冬優子が完全に本来と違うアイドル像で納得しているのに、本来の自分を出したいとかだし、放クラは完全にファン不要な話。ノクチルはそもそも透がアイドルである理由ないしで、アイドルとしての成長がない。
それはそれでアイドルものとしてアリかもしれんが少なくともそれだけ、しか描かないのならアイドルものである必要の方がない。正直退屈だし、メリハリがない。せっかく25話も枠があるのにタメと発散のバランスが悪いし、なんかもう枠が余って使い道に困ってるようなダラダラとした演出。もっと楽しませるエンタメ性がないと感情の動きを待つことができない。
最後のライブシーンはまあ、力入ってるとは思う、けどなんかこうライブやりたかったの?みたいな前振りなので綺麗だねー、くらい。
最初の1話からセンターがアイドルになりたい熱意がない時点で、ちょっと不安があったがあっちもこっちも熱意がないんじゃ楽しむよりも先に白けちゃう。
もしかしたら1番アイドルというものにまじめに熱いのはアルストロメリアじゃないか?