「時効警察」若武者 ひろちゃんのカレシさんの映画レビュー(感想・評価)
時効警察
他人や社会に対して否定的になるパターンのカタログみたいで、いくつかは身に覚えがあったりする。
自我が脆弱過ぎるあまり他者に対して過剰に攻撃的になり、様々な情報の都合のいいところだけ繋ぎ合わせてその攻撃性を正当化する。あるいは出来るだけ少ない言葉で相手を排除しようとする。こういう若者の生態は、老喫茶店マスターにとって確かに「気持ち悪い」だろう。
なんとも重たい映画ではあるが、善意だの正義だのを介在させない割り切りが爽快ですらある。
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