ババンババンバンバンパイアのレビュー・感想・評価
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歌舞伎名門の血……ではなく童貞の血を欲する吉沢亮の突き抜けっぷり
色々あって公開時期が今週にずれ込んだために、図らずも短期間のうちに吉沢亮の演技の幅を見せつけられる形になった。天才女形喜久雄から童貞ソムリエバンパイアまでのこの振れ幅。「血を求めるキャラ」繋がりなのも何かの縁。やはり吉沢亮、凄すぎる。
悪い人(や悪いバンパイア)が出てこない世界で、恋だの愛だの吸血欲だのと繰り広げられる健気な駆け引きがとにかく微笑ましい。新キャラ登場時に歌で説明してくれるのが分かりやす過ぎて脳みそも癒された。(一方で、パンフレット購入時にタイトルを言う瞬間は緊張を強いられた)
原作未読だったので、鑑賞後にチャンピオンクロスのサイトで原作を読んだ。バンパイアという剣呑かつファンタジックな存在と、平和な日常の象徴のような銭湯&立野家という舞台のギャップが生むおかしさが、映画でもよく再現されている。
吉沢亮が全裸変顔出し惜しみせずとにかくやり切っていて素晴らしい。ギャグリアクションに躊躇は禁物なのをよく分かっていらっしゃるのはさすが。
李仁はそもそも板垣李光人をイメージして作られたキャラだそうだが、見た目年齢はむしろ映画の方が若い。板垣李光人、23歳なのに15歳を演じても全く違和感がないことに驚愕した。なんなら中学生を自称してもギリ許されそう。
正直もともと個人的に眞栄田郷敦は、イケメンだけどちょっと濃すぎる部類という認識だった。それが長可に扮するとあら不思議、涼しげイケメンになっていてびっくり。私が信長ならそんな簡単に蘭丸に乗り換えたり出来ないぞ。
ちょい役の顔ぶれも面白かった。栗原類と間宮祥太朗は「東京リベンジャーズ」で吉沢亮、眞栄田郷敦と共演したツテでの友情出演的なものなんだろうか。アンミカはメタ台詞の自己主張が強くて笑った。
原作の会話のテンポの良さ、展開のスピード感、ギャグの勢いは映画でもよく再現されているのではないかと思う。原作(のうち読了した3巻くらいの範囲)にはない各キャラの歌唱シーンも、不思議と原作のテンポのいい空気感を醸し出すのに一役買っている。蘭丸がデッキブラシを持って「童貞喪失絶対阻止!」と歌うところも原作にはないっぽいが絶妙にマンガ的でよかった。
李仁がやたら森さあーん!森さあーん!と叫ぶのは原作準拠のようだが、彼の無防備な無邪気さがよく出ていた。蘭丸の萌えにも共感できるというもの。
逆に違いを感じた部分は、原作の方がBL感が若干強いという点。原作は誰が呼んだか「BL=ブラッディ・ラブコメ」と称されているようだが、そっちじゃないほうのBL感。
原作を読んで初めて、蘭丸が李仁にズキュンときた時に股間、もとい蘭丸の蘭丸が反応していることを知りましたよ……まあ映画のレベルの表現でもそういうことだという想像は可能なのだろうが、だいぶソフトにしてあった(いや原作もそんなえげつない表現では全くないのだが)。
吉沢亮の女性ファンへの配慮か、作品の間口を広げるために好き嫌いが出そうな表現を抑えた結果か。せっかく彼のコメディセンスが炸裂した作品になっているのだから、個人的にはここも原作通りにやりきる吉沢亮が見たかった(笑)
ヴィランっぽく出てきた坂本も長可も、あっけなく蘭丸の(というか立野家の?)仲間になってしまうところがこの話のいいところ。懐の深い人間(とバンパイア)愛の物語であるような気さえしてくる。
上質な食料として目をつけたはずの李仁への蘭丸の愛が沼すぎて、これでは2年後に吸血出来ないのではと心配になった。童貞の人材には恵まれているのだからフランケンか坂本で妥協してください、李仁のために。
歴史コメディ
タイトルのバンパイアの前についているババンババンバンの意味は最後の主題歌「いい湯だな2025」を聞いて分かりました。映画の舞台は銭湯「こいの湯」だし、ドリフの「いい湯だなババンババンバン~♪」が元ネタ。
バンパイアが森蘭丸(吉沢亮)、兄の森長可まで登場、なんと織田信長役には堤真一さんと贅沢でした。坂本竜馬の子孫の坂本梅太郎がバンパイアハンター、竜馬を殺したのは蘭丸と言っていたが本物なら300年も時代が違うからバンパイアの蘭丸のことなんでしょう、本では織田信長、森蘭丸、明智光秀は三角関係、蘭丸が再び恋に落ちたのが土方歳三と坂本龍馬、そして再び時を越えて蘭丸が恋に落ちたのは昭和の文豪・太宰治と同時代に活躍した詩人・中原中也と原作の奥嶋ひろまさ氏の頭の中は実にユニーク。
最高収入をあげた「国宝」の主演も務めていた吉沢亮さん、最高の当たり年かと思ったら2024年12月30日酒に酔ってマンションの隣の部屋に侵入し、住居侵入の疑いで警視庁から事情聴取になりCMは解約、本作の公開も2月14日公開予定が7月4日に延期されました、嫌疑は示談、不起訴で落着。重厚なドラマとポップなコメディ主演以外にもいろいろあったんですね・・。
吸血鬼ものなら普通はホラーなんでしょうが中身は歴史コメディでした。
銭湯×バンパイア イイじゃん!!!
予告で既にクッソくだらないんだろうな〜と思って観て、想像の10倍くらいくだらなくて面白すぎましたwww
でも笑いのテンポが良すぎてキレッキレで、決して下品すぎず笑えちゃうので、面白どころのセンスとさじ加減が絶妙なんだと思う。嫌な感じ全くなし!
長可兄ちゃんが歪んでしまった理由もよくわかるし、彼をちゃんと受け入れる結末が良かったな。
蘭丸はちゃんとバンパイアの永遠の命の哀しさもわかっていて、だから信長を道連れにしなかった。そこが兄との違い。
そして、兄を説得するのに「好き/推し」の概念を持ち出していて、現代にちゃんとフィットして生き続けてきた軌跡が見えるし、本当に蘭丸が李仁という「推し」に生きているから言葉に嘘がなくて、素敵だなと思いました。
この辺りきちんと筋が通った結末で、意外に真面目でイイじゃん!と思って星4つです。
これは18になるまでの続編あるよね?楽しみすぎ!
片思いって切ないね。
「国宝」の前に流れた予告編からは想像のつかない展開で、まずはミュージカル?
私だけだと思うけどなぜか「チャーリーとチョコレート工場」でウンパルンパがいきなり歌い踊り出すのに巻き込まれた感覚(^_^;)を思い出した。
ものすごい大爆笑というよりはずっと「くすっ」「フフッ」と、肩を小刻みに揺らしながら見ていた感じ。
小ネタというか、もう蘭丸さまの顔芸、ドリフのコントを思わせる渾身のリアクションが秀逸!
タライ落ちてくるし。
コントは間合いが大事なので瞬間を見逃すまいと画面にくぎ付けになる。
葵ちゃんと蘭丸さまの窓際コントも笑った。
全編を通してお互いの秘める思いがモノローグで語られるが、そのズレまくりに笑いが止まらない。
途中、学園ヤンキー、青春恋愛群像劇風を経て、本能寺の変から長きに渡る因縁を持つ最強の敵が現れる!
もう意味不明。
眞栄田郷敦、かっこいい!強い!最強無敵!
蘭丸さま大ピンチ!と思っていたら………。
黄昏てる兄貴に人生の何たるかを語る弟。まさかの家族再生の物語へと変貌していく
デッキブラシの伏線も最後に回収されたし?
葵ちゃんがなぜ手箒持ってやってきたのか?
李仁くん、子犬みたいで可愛い。満島真之介さん面白い。
そして何よりも笹野さん!圧の強い演者の中でナチュラルに癒しをいただきました。
あの役は笹野さん以外にはできません。
吉沢くんの演技の振り幅に感心しつつ、配役の妙もこの映画の面白さだなと思いました!
想像以上に嚙みつかれた105分
正直、最初は「なんだこのバカ映画は」と思っていたのですが、実際に劇場に足を運んでみると、想像以上に面白かったというのが率直な感想です。もっとも、面白さの中身をどう評価するかについては、人によって意見が割れるのもまた事実だと思います。
まずタイトル。昭和歌謡を連想させるリズムに、バンパイアをぶち込むセンスは、もはや真面目に売る気があるのかどうか疑わしい。しかし、こういうふざけた看板を掲げることで、観客は「どうせB級ギャグ映画だろう」という身構え方をするわけです。結果、本編が意外にちゃんと作られていると、「あれ? 思ったより面白いぞ」とプラスに転じる。期待値コントロールの妙です。
主演の吉沢亮は、国宝級イケメンだの何だのとアイドル的な扱われ方をされがちな人ですが、ここでは見事に“振り切った”演技を見せています。銭湯に住み着く450歳の吸血鬼という荒唐無稽な役を、ビジュアルの美しさとコメディ的な潔さで成立させてしまう。彼にとってもキャリアの幅を見せる挑戦だったでしょうし、観る側としては「そこまでやるのか」と笑いながら感心してしまう瞬間が多々あります。
演出面では、浜崎慎治監督らしくCM出身らしいテンポの良さが光ります。場面ごとにリズムを変え、時にミュージカル調を挟み、キャラクター紹介を歌でやってしまうという遊び心。これが観客を飽きさせない。逆に言えば、話そのものは単純で、「18歳童貞の血が至高」という世界観にツッコミを入れ出すとキリがないのですが、そこを深掘りさせずに“ノリ”で突っ走る構成になっているのは功罪とも言えます。
ただ、残念な点もあります。予告編とテレビCMで“見どころの大半”を出してしまっているので、劇場での驚きがほとんどないのです。コメディ映画にとってネタバレは致命的で、「あ、これCMで見たシーンね」となると笑いは半減する。マーケティング的には集客に貢献したかもしれませんが、作品体験としては明らかに損をしている。ここは日本映画界全体にありがちな「宣伝で出しすぎ病」の典型例で、改善の余地大といえるでしょう。
それでも、キャストの熱演、テンポの良さ、そして原作の“荒唐無稽さ”を実写に落とし込む工夫は、評価に値します。特にインティマシー・コーディネーターを入れて裸や身体的接触の描写を丁寧に扱った点は、現代的な制作姿勢として好感が持てます。バカバカしさと俳優の尊厳をどう両立させるかという課題に、一定の答えを出しています。
総じて本作は、「深いテーマ性を求める映画」ではなく、「想像以上に笑えて、しかもちゃんと作られている映画」という位置づけに収まるでしょう。評価は賛否両論ですが、私はこのジャンル映画としての潔さを評価したい。観客が「バカバカしいけど楽しかった」と笑顔で劇場を出られるなら、それで十分に成功なのです。むしろ、そういう体験を提供する作品が少なくなった今、存在意義は小さくないと思います。
今年ワースト
途中でつまらな過ぎてみるのをやめてしまった。
アニメは面白く見ていたが、映画では一気にいろいろなエピソードを見る必要があり、それだとうすら寒さを感じてしまった。
原作の良さを薄めた印象があり、ただただ情報が目の前を過ぎ去っていくような展開に、感情はピクリとも反応しなかった。
意を決して途中から見返した時は、ながら見で視聴した。
ノーリヒト・ノーライフ(笑)
バラエティ番組『しくじり先生』が昔から大好きなのですが、テレビ朝日ってことでそのフォーマットとセットを使った宣伝番組をたまたま地上波でやっていて、まず設定自体が秀逸でオモロかったのと、原作未読ですが『アメトーーク!』のマンガ大好き芸人で推している人が多かったのを思い出して興味を持ち、原作の奥嶋ひろまさ先生が「原作を超えましたね」とコメントされていたので、こりゃ観てみなければと思ってました。
が、今年7月公開の映画がまさか9月にサブスクで観られるとは!!!信じられないですがホントにありがたいです。
現在ロングラン上映されて劇場を賑わせている『国宝』の吉沢亮さんが主演、『キングダム』や『東京リベンジャーズ』などもともと漫画原作での実写映画への出演も多い役者さんですが男の私でもその美しさに魅せられてしまいます。本作の森蘭丸役ができる人は吉沢さんしかいないと宣伝番組でも言われていましたが、役が彼に決まった時点で成功は約束されたと言っても過言では無いほどハマっているし、ヴァンパイア役がメチャ似合います。歌も上手いし、全裸も厭わないまさに体当たり演技、浴衣姿などはキレイとさえ思ってしまいました。
脇を固める役者さんも個性派揃い!しかも皆さん歌がお上手!ミュージカル風映画は苦手というか嫌いなのですが、全然気にならないというか逆に笑ってしまいました。
蘭丸が狙う李仁役は本当に板垣李光人さんがモデルらしくそりゃハマって当然ですが、葵役の原菜乃華さんの透明感や可愛さは本作でも特筆モノです。
余談ですが吸血鬼ハンター役にまさかのアンミカさん、血を吸われる時の「血の色って200色あんねんで…」ウケました!
番宣でも「ブラッディラブコメ」と呼んでいましたが、アンジャッシュが全盛期によくやっていたすれ違いコントのような話の流れで、それぞれの相関図がややこしそうで意外とわかりやすく楽しく観れました。
笑いの中にも蘭ちゃんの
「普通の毎日を一生懸命に生きたいですね そして感謝しながら永遠の眠りにつきたい 死を隣に感じる人間だからこそできるんですよ」
「人間はいずれ死ぬからこそ美しいのです」
結構沁みました。
2年後吸血するのか?!
リベンジャーズのマイキー延長戦みたいな雰囲気。
そうかマイキー、卍会で凶悪になる世界線を免れて、吸血鬼になったのか!
作品の脚本は、女の子ヒロイン役に原菜乃華で、無防備な女の子が見方を変えれば相当危険な目に遭っていて、注意喚起とも受け取れる。
特に男には、バンパイア目線の血が美味しくなくなるからという理由を見せながらも、若いうちの男女交際に注意喚起してくれるだけで、おや良い映画かも?と思う。
吉沢亮はどちらかというと闇イメージが元々あるのでバンパイア映画には適役と思われたが、夜に出歩くキメキメバンパイア姿よりも、家で裸で寝ている姿や、ズッキュンとか言っている様子の方が本人ぽく感じた。
でも、全てのセリフを文節ごと、ニュアンスやキャラを変えた言い回しに工夫していて、話しているだけで面白かった。
国宝の半次郎のような技術を突き詰める作品の裏で、こういうはっちゃけた作品も撮って緊張感と発散のバランスが取れていたとしたらいいなと思った。
自分を守るより誰かを守るための方が力が出る、
それは、恋人に限らず、推しでも。
良いように聞こえて、2年後血を吸う待ち期間なだけよね?怖。
めっちゃ面白かった!
原作は読んでないからわからないけど、ちょっととんでる?って思うところはあったけど、それなりに楽しめました。笑えるところもあり、少しうるっとくる場面もありました。最高でした。
この初恋、ダメ絶対。
感想
奥嶋ひろまさの同名漫画を、吉沢亮主演で映画化したラブコメディ!銭湯で住みこみのアルバイトとして働くバンパイアが、血を狙い成長を見守っている少年の初恋が成就することを阻もうと、暴走する様をコミカルに描く!
恋の勘違いバトル、開幕!カオスなバンパイヤラブコメディ!
前代未聞!決死の童貞喪失阻止作戦、開幕!!
アニメは視聴済みで俳優陣のキャスティングは全く問題なしでした!
特に森蘭丸役の吉沢亮、立野李仁役の板垣李光人、葵役の原菜乃華はハマってるかと思います!
板垣李光人のピュアが光ってました笑
森蘭丸お馴染みのずきゅ、ずきゅーんとゴムの有無のところなんかはクスクス笑ってしまいました笑
勃◯の感じが出てれば尚良かったと思います笑
蘭丸、フランケン、梅太郎、長可が登場と紹介がミュージカル仕様だったのはびっくりしました!葵役の原菜乃華の歌声聴きたかったです笑
主要キャラの1人、山羽カオルも登場して欲しかったです。
序盤にギャング役で間宮祥太朗、中盤にバンパイヤハンターでアンミカ登場します笑
血の色って200色あるんやで…って笑
※童貞喪失絶対阻止!
※ババンババンバンバン ババンババンバンバンパイア♪
雰囲気のみのコメディ
原作は未読。
ノリが独特なバンパイアものだった。
コンセプトはわかるのだがバンパイアの設定が曖昧な感じがした。もっとバンパイアの設定をしっかりして欲しかったのと、この家族もなんとなくバンパイアとして勘づいてるのに受け入れてる点をもう少ししっかり描いて欲しかった。
そのためコメディなんだけど振り幅が少なく笑えなかった。そして18歳童貞(男性)の血である理由は一般的なバンパイアのイメージの逆をしたかったのか?
それでも男好きなキャラとして描くならもっと強調した感じで描いて欲しかった。
そしてラストのバトルシーンも単調だった。
3人の勘違いが笑えた。
蘭丸は、葵が好きなのが自分(バンパイア様)であることに全く気付いておらず、葵と李仁が両想いだと勘違いしてる。
一方、葵はバンパイア様も自分のことが好きだと勘違いしてる。というか願望·妄想 (^^)。
だから蘭丸が葵を脅して李仁から手を引かせようとするのだけど、それを葵はすべてロマンチックな事だと勘違いするところが笑えた。
脅しの壁ドンも、殺そうと首を咬もうとしたことも、怖がらせようと抱き抱えて空を飛んだことも、葵にとっては「バンパイア様もヤッパシわたしのこと好きなんだ」という妄想に拍車をかかるだけだ。
恐るべし恋する妄想乙女。
蘭丸が、李仁に変な虫が付かないように関口メンディに李仁のボディーガードを依頼するのだが、これが裏目に出て笑えた。葵の兄だったとは (^^)。
葵の兄(関口メンディ)は、蘭丸が葵と李仁がくっつかないようにしてることを知らない。だから蘭丸に「うちの妹と李仁君が付き合っちゃえばいいのに。そうすれば変な虫も寄ってこないでしょう」なんて言って蘭丸をイラつかせる。
それを聞いた蘭丸が、「おまえの妹が1番やっかいな悪い虫だ」みたいなことをブツブツ言ってた場面もおかしかった。
このまま最後までコメディ路線で行ってほしかったけど、後半はシリアスなバトル映画になってしまってチョット残念だった。
蘭丸はまだ李仁クン狙ってるみたいだし、原作に続きがあるなら映画のPART2も見たいなと思う。
あと、「国宝」に蘭丸に激似の同姓同名の役者が出ているが、別人に違いない。
吉沢亮さんの振れ幅の凄さが分かる映画
先日公開された映画「国宝」を見た後でもう一度「国宝」をみるか悩んだ末にこちらの作品を鑑賞しましたが、思っていた以上に笑えて、意外にもメッセージ性もある作品で見てよかったと思いました。前半はコミカル、後半はシリアスな場面が多い感じだったのですが最後まで飽きることなく、ストーリーも綺麗にまとまっていたと思います。
どのキャラクターも魅力的でしたが、吉沢亮さんの「国宝」の喜久雄とのギャップが凄い、、、
コメディセンスの良さ、バンパイア姿の違和感の無さ、アクションシーンのカッコよさなどこちらも吉沢亮だからこそ成立した映画だと思いました。
各キャラクター持ち歌があり、それぞれを演じた俳優さんが歌っているのですが、その歌がなんともキャッチーでもう一度聴きたくなりました。暗いニュースが多く悩むことも多いですが、久しぶりにこんなに笑った気がします。たまにこういう映画を見て何も考えず笑うのもいいなと思いました。
400年の時を超えて生き存えた吸血鬼。理想の血の持ち主を守るため、あれこれ策を巡らせます。純粋な心を持つ少年と吸血鬼を中心に恋の行方を描いた脱力エンタメの秀作です。
予告を見た際には、なんだこれ?と思ってしまったのですが
主演が吉沢亮だから観てみようかなと脳内会議で決着し、
鑑賞してきました。上映枠少なくなってました。…危ない
で 鑑賞終了。
どんなお話かといいますと…
森欄丸という名前の、思わず " ネタですか? " と言いたくなる
ようなお方が主人公。演じるのは吉沢亮。
実は450歳の吸血鬼。10年前、ケガをしてふらついていた所を
一人の少年が助けてくれた。
その少年からはとても「美味しそうな匂い」が…。 えぇ
少年の血を美味しく頂くため、最も美味しく頂ける年齢に育つま
ではこの少年(の貞操=童貞)を守る決心をした森欄丸。
少年の家(「こいの湯」という銭湯)に住み込み店員として働き
始めるのだった。えぇぇ
10年が過ぎ(進行早っ)、少年は高校へ入学。登校初日にパンを
くわえながら学校に出かけた少年。
出会い頭に一人の少女(葵=原菜乃華)にぶつかってしまう。
恋の予感。恋=すなわち貞操の危機を意味する。
" この恋を絶対に 成就させてはいけない "
かくして、純粋で不純な自分の欲望を満たすため、二人がくっつか
ないよう画策する森欄丸。…だったのだが、葵にくっつかないよう
釘を刺しに家を訪ねてみれば、なんと彼女は吸血鬼マニア。 えええ
さあどうなる この恋模様。
という物語。
キワモノ作品の可能性もあるかなぁ と期待…もとい 心配
しながらの鑑賞でしたが、いやいや どうして。
とても上質のB級エンタメ作品でした。(褒めてます)
飛ぶコウモリのCG等には、かなり手作り感が漂っていて、
これはもう絶対、狙って造ってるとしか思えませんでした。
うん。こういうの、大好きです♡
アタマを空っぽにして楽しめました。
観て良かった。
◇あれこれ
■森欄丸(モリラン)
織田信長に仕えた武将・森可成(よしなり)の子(三男)。
本能寺の変では最後まで主君信長の側にいた。(とされてマス)
1565年生まれ。本能寺の変(1583)の時点で18際。
2015年の時点で450歳です。
■森長可(モリナガ?)
すこし年の離れた兄(次兄)が長可(ながよし)です。
兄弟同時に信長に仕えていた時期があるのかは不明。
なぜ坂本龍馬の子孫に恨みを抱いたのか に関しての
言及あったでしょうか?(見落としたか、記憶喪失?…)
■で、森兄弟
欄丸と長可の兄弟、いつ吸血鬼になったのやら。
森欄丸が、「自分は元は人間」と言っていたので最初は二人とも
人間だったのだろうと思うのですが、本作中ではその辺りについ
て語られなかったか気が…。
大事な部分かと思うのですが、原作(漫画)にはその辺りのエピ
ソードも記載があるのでしょうか?(読んでみようかな)
■怪物くん
ドラキュラ、フランケンときたら、狼男っ と歌いたくなります。
どこかでオオカミ男が出ないかな? と、少しだけ期待して観て
いたのですが、登場なし。残念でした。
■バンバンバン♪
ババンババンバンバン
ババンババンバンバン♪ 良い湯だナ ♪ははン
これはこの作品のテーマソング。
では、↓の歌詞は、何の主題歌でしょう? ※途中からです
バンバンバンバン
バラバラババンバン
ババンバ バンバンバンバン ババンバン♪
もうひとつ
バンバラバンバンバン
バンバラバンバンバン
バンバラバンバンバンバラバンバン
バンバラバンバンバン♪
答えは、本の欄外をみてね(←昔の雑誌に良くありました)
(鋼鉄ジーグ)
(秘密戦隊ゴレンジャー)
そういえば " ハイジャンプ魔球 " を投げる人の名もバンババン☆
です。
◇最後に
先に「上質のB級エンタメ作品」と書いたのですが、吉沢亮の
演技あればこそと思います。ただのイケメン俳優が同様の演技を
しても、" 臭いだけの芝居 " に終わりかねないな と。
# 人間国宝の歌舞伎役者 (国宝)
# 古代中国の若き皇帝 (キングダム)
# ろう者の両親を持つ男 (ぼくが生きてる、ふたつの世界)
演技の幅というか奥行きというか、どんどん拡張中のようで、
次はどんな役を演じてくれるのやらと、楽しみです。
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
面白いのに!タイミングが!
原作を知っている上で鑑賞しました。実写映画とアニメの同時進行、そして2.5舞台と繋げたかったんだろうな…。それにしてもこれだけのビジュ良キャストで作って下さって感謝。
連ドラ化すれば平成のパラダイス系ドラマみたいなムーブになりそうだと思います。
キャラクター紹介がラップ調でカッコ良いです!ボイトレ指導付きで、俳優のキャラクターラップ楽曲を聴けるのは良いですね!!どんな人物で誰との相関関係がどうなのか、短時間で分かりやすいです!
心情のすれ違い連鎖から予想外の方向に物語が進んでいく見所が、うまくまとまっていたなと感じました!皆さんビジュアル良い〜。アオイちゃんとリヒトくんがダブルヒロインだな〜。可愛い!
やはり吉沢亮は面白お兄さん!フランケンくんとのバトル後の「りひとだいすき(様子がおかしい)走り」最高。漫画では見られないシーン、こうなるのね!メンディーが銭湯で筋トレし始める所はドキッとしました。わりと全裸の人多めなのもドキッとしました。(お父ちゃんとのやり取りはなんか滑ってるのか?「好きな人は誰?ーママですっ」を見たかった。)
個人的に一番良かったのが、坂本先生のワナワナからの「吸ってくれぇぇ!」。あんなに怒りを溜めていたシーンから、「モリラン!!」までの振り様をよく表現したなと感動。バトルシーンがとても良かった〜!吉沢バンパイアのドン引きにしっかり笑いました。
バンパイアハンターたちのチョイ役が無駄遣い(良い意味)でそれも面白いです。
長可兄さんの足チラがナイスでした。TMレボリューション感は少し和らいでましたが、やりたいことは分かったし、ゴードンさんあんな顔するんだと思いました笑
ヤマンバちゃんとの絡みを映画でも見たかったなぁ。小さいアホの子エピソードも…。
最後はショボン、と終わっていくように感じたので、冒頭からのギャップはありましたが、楽しく鑑賞しました!
しかしながら、公開のタイミングが良くなかったと思います…。面白いのになぁ。これは仕方ないけれど。かきいれ時に鬼退治アニメがスクリーン独占するんだもの…。
タイトルなし(ネタバレ)
みんなが幸せ。ほっこり。大爆笑って感じではなかったけど、吉沢亮がカッコよくて美しくて眼福。
吉沢亮とゴードンの甲高い声でキレ散らかすシーン大好きです。
ほっこりほのぼの映画にゴードンで不穏な空気になりましたが、ゴードンもこちら側で皆んなで仲良くハッピーエンド。
簡単でいー。誰も死ななくて良かった。満島真之介顔も整ってるのに顔が面白い。
女の子そんな可愛くなかった。
まさかの昔のegg出てきてじわった
18歳童貞~♪18歳童貞~♪
イケメン童貞パラダイスです、登場するイケメンのほぼ全て童貞という夢のような映画です。
egg、LOVE BOAT、懐かしいですね~。
ゆとりの影響もあってか元気はつらつなパッパラパ―というか、ガラッパチほど「イケている」と見なされてモテた。
まさか今はこんな優等生や清楚系がトレンドに変わるとはね
吉沢亮の前張りをつける仕事も世の中にはあるんですね。
最後、両想いになるっぽい匂わせが良かったです。
全52件中、1~20件目を表示











