ぼくのお日さまのレビュー・感想・評価
全247件中、121~140件目を表示
清々しいほどシンプルでピュア
こんなのあと2時間あったとしても飽きずに観れる。
それぐらい心地いい映画でした。
普段口にしないような長ったらしいセリフもなく、その場のリアルなトーンでの会話とかも良かったです。
そして、思春期の少年少女、あの頃あの時期の青くさく少し甘酸っぱい感じもうまく描けてるなって感じました。
吃音でつまっちゃうけど、素直にやりたいことやれてて、コーチと3人で生き生きとアイススケートを滑ってるシーン。これがなんて気持ちのいい! わけのわからん涙もでちゃいました。 作品全般通して光のいっぱいさしてる映像の綺麗さも心を暖かくしてくれたのかなと思います。
記憶に残る良作
ほのぼの
ほのぼのとした作品。主人公のタクヤとサクラは、スケートがそれなりに上手いと思った。映画の最後、タクヤはサクラにどんな声かけをしたかったのかしら? それが気になりました。余談ですが、スケートの邦画でいえば、1986年倉本聰監督、中嶋朋子、いしだあゆみ出演「時計」があります。スケート選手役の中嶋朋子の成長を実際に5年間かけて撮った作品。「ぼくのお日さま」を観て、「時計」が観たくなり探しましたが、ビデオは廃盤、DVD は未発売。残念です😭
どれがお日さま?
吃音は必要条件だったのか?
先ずは映像の縦横比
アスペクト比も画質もアナログ放送時のブラウン管TV
これで何十年かは時代を遡る
池松のスケート本物っぽい 経験者なのだろうか
タクヤが一心に見惚れていたのはさくらだったのか、フィギュアだったのか、双方だったのか判然とはしない
思春期とはそんなものかも
ドビュッシー「月の光」...偶然、昨年から aoが日本語歌詞を当てている「月のひかり」にずっと浸かっていたのでシミジミし続けていた
Days of Heaven…特に凍った湖でのシーン 他人の幸福そうな様子を眺めていて それだけでじわじわ涙が滲み続けていた これだけで鑑賞料金以上に値いする不思議な体験だった
逆にモヤモヤするのは
さくらにはコーチ荒川を慕う気持ちがある だけど荒川と親しさを増すタクヤに嫉妬する様子はない なのに
偶然見かけた荒川の男色を確信的に疑い一方的に断罪して背を向けた(確認不十分)
仄かな恋心を踏み躙られ?怒りに任せ、スノッブな母親にぶちまけて
そして3人の良好に思われた関係をさくらの一存で壊してしまった
そのことを彼女自身が生涯後悔しそうもないという終わり方
荒川もご当地からもパートナーからもあっさりフェードアウトしてゆくのみ
フィギュアを離れていたタクヤはコーチから貰ったフィギュア靴を傍らに、さくらと出くわす
二人はペアを再開するかも、って?
当時だったらあり得る成り行きなのか?
とてもモヤモヤする
エンディングクレジットにテーマ曲の歌詞もアイスダンス軌道で文字化されており タクヤが吃っていたことを改めて!思い返した
タクヤの吃音に対する劣等感?はさほど深刻には見えなかった
果たしてこのエピソード(吃音)はこの物語の必要条件だったのだろうか? 取って付けた感が否めない
『竜とそばかすの姫』に於ける美女と野獣リスペクトのように、あらかじめテーマ曲ありきで、こじつけられてしまったのでは
まいりました
美しく、温かく、ほろ苦く
あたたかな時間
タクヤと先生とのやり取りが常に微笑ましく、それを見守るようなサクラが凛々しく、全ての場面の情景があたたかく美しく、登場人物に羨ましさを感じながら鑑賞しました。
そして、人を成長させるのは、「誰かのために」という動機なんだなと3人の姿が実感させてくれました。3人がお日さまのもとで過ごす景色では、気付くと涙ぐんでいる自分がいました。
そんな終盤までのあたたかさは、ある一瞬の、ごく一部の景色が引き起こした、思い過ごしとも取れるサクラの感情をきっかけに一変します。そこには誰の心にも悪意のようなものは存在しなかったはずですが。
人と人とのつながりは、池にはられた氷のように実に脆いものなのだと、季節のように淡々と移ろっていくものなのだと、だから一瞬一瞬を大切にしないといけないのだと優しく教えられた気がしました。あの雪が溶けるまでの数か月を3人も大切に思い返すんでしょう。
切ない展開ではありましたが、終始あったかい気持で鑑賞しました。締めくくりでは、いつかきっとサクラも、先生の指導やあの数か月が自分にとって糧になっているのだと、先生は自分にとっても「お日さま」のような存在だったのだと気付いてくれると期待させてもらいました。
美しくはあるが...
切り詰めた表現ぶりと昭和のような風景に癒やされました。劇中の音楽が少ないことと自然さを大切にした演技には子役の男の子と女の子の魅力がいっぱい詰まっていました。北海道の一都市の何気ない日常風景にもほっこりさせられました。
ただ、話の展開的にネタバレになるのであまり書きませんがみんなそれぞれ傷ついて終わっていくという展開に優しくないなと感じ、釈然としないものを感じました。
吃音であること、同性愛者であること、先生と生徒の恋愛感情などいろいろな問題を提起しながらもそれぞれが解決しないまま、ただ存在することの美しさとともに過ごした時間のきらめきだけが残りました。
それぞれの登場人物のかかえる問題を少しすっきりさせて終わらせてやって、きれい事かも知れませんが胸がキュンとする感じを味わいたかったかな。そんなわけで美しい映画だっただけに少し残念な気持ちが残りました。
今年のベストかもしれない傑作!
役者の方、みなさんが自然で本当に引き込まれる。
映像がまた最高に美しい
アイスダンスというのでしょうか、
初々しく、かつ美しく物語を描いてくれる素晴らしいシーンの連続でした。
男の子も女の子も最高!
お日さまってなんだろうと最初は思いながらみていましたが
スケートリンクや学校など太陽の日差しがとても美しい
言葉にすればするほど野暮になる。
ずっと余韻に浸っていたい。
また見たい。
エンディングがまた余韻を引き取って最高なんですよ!
ぜひ劇場で観てほしい。
そんな作品です。
言葉では伝わらない気持ちが観てる側にジーンと伝わってくる
切なくも美しい
癒やされる。
主題歌は良かった
この瞬間が永遠に続けばよいのに。 圧倒的な多幸感とほろ苦さ、表情を...
全247件中、121~140件目を表示