「思春期の美しさと、残酷さ」ぼくのお日さま yamaさんの映画レビュー(感想・評価)
思春期の美しさと、残酷さ
主演の2人の今しか切り取れない瞬間が、フィギュアスケートを通して全編漲っている。
そしてそれが美しさと同時に醜さも捉えられており、一瞬たりとも目が離せない。
ただ、そこに関わる池松さんと若葉さんのカップルが異物として捉えている描写は、 それが日本の現実といえばそうなのかもしれないが、あまりにも救いがないなとも。
また、自然な表情といえばそうなのかもしれないが、子どもたちのグループでの芝居はコントロールがしきれていない要素が多く、適切とは言い難いのでは。
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