「記憶に残る良作」ぼくのお日さま Yojiさんの映画レビュー(感想・評価)
記憶に残る良作
奥山大史が監督・脚本・撮影・編集を手がけ、池松壮亮を主演に迎えて撮りあげた商業映画デビュー作との事です。
監督の優しさが作品全体ににじみ出ていて、雪国の自然な風景も登場人物も魅力があり貴重な時間を経験できた作品でした。
記憶に残る作品とはこういう事なのだろうと感じます。
2人のアイススケートのシーンが美しく、心地よいカメラワークも魅力的でしたが、
淡い雰囲気だけの作品ではなく,脆く壊れやすい人の感情もきちんと描いていて好感を持ちました。
何気ない余韻が残るラストも素直に感動しました。おススメ度は満点です。上映中にぜひ映画館でご覧ください。
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