「優しい光と切ない光」ぼくのお日さま まこやんさんの映画レビュー(感想・評価)
優しい光と切ない光
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北海道、冬の綺麗な斜光を上手に組み合わせた
映像美。スケートリンクの光の撮り方は神がかってた。
タクヤ君やさくらちゃん、知人のコウセイ君
は優しいし可愛いらしい。
あの深々と降り積もる雪の時期には
沢山の想いと心情が詰まっていて、切なさと
儚さもあった。
そして春になり雪解けして、3人の気持ちも其々
飛びだった感じ。春は別れと再会の時でもある。
『月の光』も優しくもあり、切ない所が絶妙な
コントラストになってし、ハンバートハンバート
のEDの『ぼくのお日さま』も良かった。
エンドロールも優しさがたっぷりと滲んでたなぁ。
自然音の繊細な音も丁寧に組み込んで、劇中の
曲も心地好い。
あの一瞬、そこに居そうな空気感だけど
居なくて聞いてたり、観てたりする演出も
素晴らしかったと思う。
雪解けした気持ちが沁みる作品でした。
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