「思わせぶりな演出に肩すかし、、、」ザ・ウォッチャーズ wyethさんの映画レビュー(感想・評価)
思わせぶりな演出に肩すかし、、、
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シャマランの娘の映画ということで、お父さんのバックアップもあったと思われるので、さすがに映像のクオリティは悪くなかった。お金はかかっていそう。低予算ホラーの印象はなく、なんか配信ドラマとか並には見られる映像だった。
だけど、色々と描かれていた設定や謎が、思わせぶりなだけに期待したものの、不完全燃焼だった感は否めない。
特に「ウォッチャーズ」と言われる存在が、マジックミラー越しに囚われた人間たちを観察するところ。
いわゆる「第四の壁」というか、舞台上の俳優たちと観客との関係性を示唆する作りになっていて、すなわち「ウォッチャーズ」とは我々映画の観客のことでもあるのではないかと、深読みしてしまったのだが、特にそういうテーマが掘り下げられるわけでもなく、あんまり意味のない演出だったような。
あと残された映像は面倒でももっといっぱい見ようよ、、、朝まで時間はあっただろうに。
まあオチも想定できてしまったので、いまいち乗り切れないのは変わらないけど。
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