「夜に家では電気を点けるべき」ザ・ウォッチャーズ ジョンスペさんの映画レビュー(感想・評価)
夜に家では電気を点けるべき
一応、ゆるいシャマラニストとしてはシャマ娘の監督デビュー作を見逃すわけにはいかない。ドローンでの森の空撮はシャイニングっぽさを思わせつつ、なんでそうなっちゃうの?なところには父の遺伝子を感じなくもないが、シチュエーションスリラーかと思いきや話が進むにつれてファウンドフッテージ要素が入ったり、進撃の巨人っぽかったり(見た目だけ)、いろいろと思わぬ展開が…。
予告の謳い文句の通りたしかに予測不能っちゃそうなんだけど、いろいろ入れた一つひとつが薄味で、少ない登場人物の関係性も浅く、理屈をつけてるわりに納得感がない。人の真似をするってだけでオウムも役不足だし。熟女感の出てきた主演のダコタ・ファニング(まだ30歳でした、失礼!)が最後に能町みね子になるぐらいの突拍子のなさを次作には期待したい(さすがに無茶)。
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琥珀糖さんのコメント
2024年10月23日
コメントありがとうございます。
ファランドルさんも、そう思われましたか?
なんか全く説得力のない映画でしたね。
七光りなのかパパの助けがどの辺までなのか、
とかも気になりました。
関係ないけれど、娘さんは2人ともゴージャス美人ですね。