35年目のラブレターのレビュー・感想・評価
全306件中、121~140件目を表示
こんな夫婦になれたら
朝の映画館で泣いてしまいました。この映画は実話を元にしているという事実にまたじんわりきます。
鶴瓶さんと原田さんの演技もさることながら、お二人の若い頃を演じた上白石萌音さん、重岡大毅さんの演技がとても好きでした。
識字率の高い日本で字が読めない・書けないというのは私が想像する以上に辛いことであり、それを支えるのも大変なのだろうと思います。しかしこの夫婦はそれでも毎日を幸せそうに生きていて、「ちょっとのことで幸せになる」のは本当なんだなと思わせてくれました。色んな方に観てもらいたい映画です。
古くさい映画
こんな夫婦を築き、生涯を閉じたいですね
実話をもとに
実話を紹介している番組で見たことがあってストーリーは知っていた。何なら映画見ながら頭の中でナレーションも流れていた。
この心温まるストーリーが実話な事が映画みたいだ。
評価が割れているけれど、私は大号泣。
お互いを想いあう温かいお話。
死が2人を別つ時まで、いや引き離してもなお相手を想い続ける。
好きなところ3つ。毎日見つけて家族を大切にしていきたい。
撮影も編集も時間不足? 映画として力強い軸を感じられなかった
この手の作品に低評価を付けるのは気が引けるところもありますが、私の素直な評価は低めになります。表題の通り映画として力強い軸を感じられませんでした。
役者への配慮、撮影場所への配慮、時代感を取り込もうなどなど、色々詰め込んで妙に邪魔をしてしまったように思います。
映像 ★★ 撮影時間不足? それと撮影地への中途半端な配慮が邪魔
音 ★★ 効果的というか印象的な音や静寂、音楽はなし
物語 ★★★ 実話ありきながら、夫妻の地域とのつながりみたいなものが欲しかった
役者 ★★ 娘役の「徳永えり」さんが良い感じで調和をもたらしている
編集 ★★ 軸を感じず全体としてまとまりがない
粗さ ★★★
総合 2.8
夫婦にしっかり焦点をあてるというか当たるように撮影・編集してほしかった。
鶴瓶、原田知世、寿司屋の恩師、先生(安田顕)、隣人、生徒などの存在が映画という枠のなかでバラバラというのか・・・。
そのため、見てる私の気持ちも常にフワフワしていて、結局、泣くには至らず。
ちょっと例えが適切かどうかわからないが、「寅さん」は浅草の濃い面々が登場しても、寅さんとヒロイン(とその彼氏)に焦点が当たる。そんな感じ。
色々詰め込むには、NHKドラマ「宙わたる教室」のように、しっかりと時間を取って映像化したほうが良かった。映画化するなら短い時間で収まる脚本や編集が必要だと。
私の勝手ながら、どうしてもNHKドラマ「宙わたる教室」「しずかちゃんとパパ」などが頭をよぎってしまう。素晴らしい題材(実話)ながら映画化は上手く行ってないかなと。
35年目のラブレター
高評価の謎。泣ける人はピュアなのねぇ〜
重岡さんが成長して鶴瓶さんになる!がどうしても入らず、鶴瓶さんも他の映画と変わらない演技。劇場は我々以外、シニアのみ、男も女も1人で暇で何か映画でも行こうかなーという人しかいませんでした。邦画TBSモノにありがちな泣かせまっせ!なテンコ盛り。敢えて劇場に行かなくてもjcomで配信されるのを待っても良いかも。シニアが多いのはチケット安いからなのか。納得。個人的には2000円出すとなると違う映画をオススメしたい。実話の内容は悪くないけど、美談の部分だけフォーカス。そこが残念。脇の安田さんが主演でも良かったかも。キャスト入れ替えで見たいです。実物がメディアに出ているので、少しギャップを感じた。本はいいのになあ。
よくできた2時間ドラマや24時間テレビドラマが好きな人には良いのかも。良くも悪くもCM通り。オチの手紙書く側のチェンジも、そうなるだろな〜的で心が汚いとワタシは泣かせまっせの作戦にうまく乗れず泣けなかった。劇場では、後ろのおばちゃん泣いて、前のおじさん爆睡ってどういうこと??
ストーリーがわかっていても、その生き様に触れたかった
各都道府県に最低一校「夜間中学」の整備が進められている 私が学生だった40年前は東京・大阪に集中して30校程度であったのが、私の故郷和歌山県でもこの4月に初めて1校
開設される しかしその入学希望者が極めて少ないことが報じられていた 戦争や貧困、また中国残留孤児、障がい児の就学免除など我が国の歴史によって、教育を受けられなかった方がたくさんおられたことは知られていた 戦後80年となるのに、義務教育を受けられなかった人、形式卒業者は減るどころか、そのニーズは増えているとも思われる
不登校経験者や外国人など教育を受けたいと思っている人に、どうこの学校や制度を広めていくのか、そういった生徒たちが学ぼうとする思いを実現させていく現場の先生方の思いも、本作から伝わってきた 「読み書きそろばん」を学ぶだけではなく、体育や給食、また行事のある「学校教育」によって私たちも育まれてきたように、夜間中学にも人と人をつないでいく「学校」らしさが備わっていることも描かれていて、とてもよかった
観る人の年代によっても様々な思いを持つだろう 結婚して子育てを終え、退職をし、ようやくパートナーと2人の時間を過ごすようになったとき、相手をどう思ってきたのか、自分は夫婦の役割を果たしてこれたのか、主人公の年齢に近い年齢にある自分に問いかけている (3月16日 イオンシネマりんくう泉南にて鑑賞)
ラブレター書きます、。
今年初の家族3人での映画鑑賞でした。彼女たち(妻と娘)は重岡大毅がお目当てだったようだったが、物語が進んでいくうちに娘の方は嗚咽を抑えきれない位にぐちゃぐちゃに泣き晴らしていた。一方、いつも割と冷静な妻は泣くほどではなかったようだった(ちなみに私は娘と同じく、めちゃくちゃ泣いた)。
鑑賞前にうちの娘は「読み書き出来ない人なんているの?」と言ってたが、事情があり小学校も行けなかったら読み書きができないことはあり得ることや「絶対的貧困」だって日本でもあることを説明しておいたが、映画で夜間学校に通う人々や先生の話で理解したと思う。
実話だと言う事でNHKのサイトで調べたら、本物の西畑保さんと奥さんとの写真や実物のラブレターが物語とともに載っていた。読んでまたホロリとしてしまった。映画は忠実に再現したものでした。鶴瓶と原田知世も重岡大毅と上白石萌音も西畑夫婦をいい感じで演じていたし、脇を固めた徳永えりや安田顕らもしっかり西畑夫婦を支えていた。
私も65歳で定年退職し妻と過ごす時間は格段に増えた。人生を総括する時期が近づいてきたがいつも割と冷静な妻は特に何も言わない。私も「君は幸せだったのか?」を知りたいが、とても聞くとはできない。あと2年で結婚35年になるので「私は幸せだったよ」との言葉を添えてラブレターを書いて送ろうかなと思っています。
それまで、この投稿が妻の目にとまりませんように、。
やさしい世界
妻の人柄に『涙。。。』
過去から現在へ共に生きた証の手紙
過去から現在へ共に生きた証の手紙
戦時中の生まれで、十分な教育をうけることができず、文字の読み書きができない65歳の西畑保と、いつも彼のそばにいる妻・皎子。出会いから結婚、出産。子育てに追われながらも、幸せな日々を過ごしていた。
しかし文字の読み書きが出来ない保が、人生最大のコンプレックスを克服しようと、夜間学校へ入学、そして妻へのラブレターを書くことを目標にする。
苦しみやコンプレックスをなんとか解消しようと奮闘する姿に生きる力と、その原動力となるのが、妻である皎子への感謝と愛情。そして保を優しく見守る娘や周囲の人々。
若き日の皎子を演じた上白石萌音と現在の皎子を演じた原田知世の、保を支える凛とした優しさが印象的だった。
35年目のラブレターは、優しさに満ち溢れる人生を包括していた。
終始泣きっぱなしの映画です。
映画館で観終わって明るくなって周りをみたら全然減っていないポップコーンがチラホラ、、、食べてる暇なかったもんね。
序盤は保さんの抱える苦しみや悔しさに泣いて
終盤は夫婦2人のお互いを思う気持ちに泣きました。
重岡大毅さんの苦しみ、悔しさ、恥ずかしさ、苛立ち、全てを織り交ぜたような涙の演技が素晴らしかったです。
実話という事で、こんなにも苦しい幼少期を過ごした子供があの時代にはいたのかという驚きと、文字が読めない書けない事がこんなに大変なのかという事をこの映画から学ばせていただきました。
笑えるシーンも織り交ぜながら進むストーリー展開も大好きでした。
今年の1番👍
タイトルの意味
解説あらすじを読んで泣かせにくるなと身構えていたけど全体的にはじんわりほっこりするお話と感じました。
とにかく優しくしっかり者の奥さん皎子を原田知世さんが好演。
あれほど優しい怒らない奥さんなのにたこ焼きの数については何年経ってもこだわるのが微笑ましい。
皎子が亡くなった後に西畑保が「自分と結婚して幸せだったのか」という疑問を持ち落ち込むわけだが偶然皎子が残したラブレターを見つけて皎子の本心を知り救われる。
「35年目のラブレター」のタイトルは保が苦労して書いたラブレターのことかと思っていたが実は皎子からのラブレターのことなのかと感じました。
若い時を演じた演じたお二人も好演でした。
全306件中、121~140件目を表示