「『用心棒』」ロードハウス 孤独の街 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
『用心棒』
海の上のチェイスや格闘シーンに見応えあり。
ジェイク・ギレンホール主演。
ダグ・リーマン監督(ボーン・アイデンティティの)の映画。
この映画は、
黒澤明監督の『用心棒』(1961年作)
クリント・イーストウッド監督の『荒野のストレンジャー』
(1973年作品)
に、プロットや背景がそっくりです。
町を牛耳っている悪人どもをふらりと現れた風来坊がボコボコに倒して、
ふらりと去って行く話し。
パトリック・スウエイジ主演の『ロードハウス/孤独の町』
(1978年作品)のリメイクだそうです。
黒澤明監督やイーストウッド監督の作品に極似してエグいアクション。
それプラス、フロリダの港町なので、海上をモーターボート同士での
アクション・シーンとジェイクの鍛え上げられた見事な肉体美の
格闘シーンとのコントラストが、見応えあります。
町を牛耳る権力者がロード・ハウスという名のクラブを立ち退かせて、
一大リゾート地に変えようとしている。
ロードハウスが邪魔なのです。
ジェイク・ギレンホールはボクサー上がりの風来坊。
暴力事件を起こした過去がある。
ロードハウスの女性オーナーに用心棒を頼まれます。
こんな汚れ仕事、引き受けなければ良かったですよ。
ギレンホールが怒りに火が付いたら自分を制御出来ないという
病んだところも今風ですね。
プチロマンも絡めて結構劇場公開映画と変わらないクオリティです。
劇場公開の小規模で20日位あったようです。
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