「不正を認めろと?」かごのない鳥 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
不正を認めろと?
個人病院を営む医師と大学同期の友人医師、が大学病院や厚労省の絡む覇権争いに巻き込まれる話。
実際のところどこまでこういうドロドロとしたものがあるのかはまるで知りませんが…個人病院の運営の大変さや厚労省の個別指導や監査の不条理さみたいなものを訴えているのはわかる。
ただ、映画としてストーリー展開や演出が大袈裟過ぎたりわざとらしかったりと、まるで何かの教則ビデオだもみているかの様な感じの白々しさで非常に安っぽく感じる。
時折みせるコミカルな演出も妙に浮いてるし。
善意か悪意か判断しにくいものだってあるし、とりあえずやるべきことをやり、ルールはちゃんと守りましょうねとしか思えず、そこからハズレている今作の病院に好感は持てなかった。
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