映画 ギヴン 海へのレビュー・感想・評価
全5件を表示
音楽演出が最高!!作画も大事なシーンは良かったので大満足
原作ファンです。
相変わらずセンチミリメンタルさんの音楽に圧巻されました……!!!
由紀がプレゼントしようとしていた曲ずっと楽しみにしてたのですが、想像の100倍は素晴らしい楽曲で劇場で聴いたときは臨場感で映画の中にいるような感覚になって思わずうるっと来ました。
作画も予算の面も考慮すれば全体的にそこそこで、特に顔のアップシーンは大変良く、前以上に原作に近く嬉しかったです!!!あとギャグシーンの作画も可愛い。
あとは声優さんの演技力に圧巻され、由紀との夢でのシーンも上手く入れてくれて良かったです。。。
2回観たので、あと1回くらいは観たいです笑
ギブンは真冬の物語だったんだなってやっとわかった。
ノイタミナから始まったアニメ「ギブン」。立夏を中心にお話が進み、立夏の物語だと思っていた。けど良く考えたら、立夏の物語だったら梶·春樹の話も梶·雨月の話も柊·玄純の話も要らないんだよなって。真冬が由紀の喪失、壮絶なる喪失を乗り越える物語だからこそ、描かれたすべてのお話が必要だったんだなって最後の最後に解った。
クライマックスのsyhのライブに立夏の表情にどきどきが止まらない。あんなの“一生付いてく”ってなるに決まってる。
立夏に惚れ直して登場人物みんなに惚れ直して、恋と友情と音楽とそれぞれの得も言えないいい男振りを味わい尽くせ。
完全な傑作。ただし作品の世界観的に人は選ぶ
ここまでアニメや映画、漫画のギヴンを履修した人に向けて最大の贈り物。正直70分前後とは思えないくらいボリュームがあって不思議な時間体験をしました。
原作を全て完結編まで履修していてもアニメ化の際の構成面の入れ替えだったり「冬のはなし」「海へ」で立夏がコーラスデビューしたりと新鮮に感じました。
「海へ」に関しては玄純、春樹、秋彦はかなり出番が少なくなっている分、由紀と真冬関連の話に振り切った感じです。
由紀への執着と未来への不安をあえて背負ったまま「音楽」と「上ノ山」と一緒に歩く決断をするまでの話。
漫画の8巻や9巻を読んでない人&りつまふ勢には少し辛いかもしれないですが……そこも含めてギヴンの良さだと思うので見守ってあげて…
映画館で「海へ」「冬のはなし」「結言」を聴くと立体感がすごくて…スマホなどで聴くのとは全然違う…
ギヴンの音楽を聴けばその作中の人物の思いがわかると思っているのですが今回も例に漏れず…いやそれどころか今まで以上に深みを持ったものになっています…
個人的に嬉しかったのは
・アニメ9話のシーンをもう一度出してくれたこと。
・単行本限定の書き下ろしの話まで組み込んでくれたこと。
・笠井ちゃんが終盤に2人を見つめる人として描かれていること。
・ストリングスアレンジがプリキュアオールスターズFなどの音源を手掛けている深澤さんであること。
・「ストレイト」「パレイド」もほんの少しだけど使われていること
・真冬と立夏の卒業旅行がそこそこ長く描かれていること
・自我の強い上ノ山があえて柊を立たせるポジションに立つ良さ
・18歳前後の等身大の迷い(立夏・柊・玄純・板谷くんみたいなケースのキャラが目立っていたので)
書ききれないのでそのうち編集するかもです
号泣してしまいました
声優さん達のコメント?付きのスペシャル上映をせっかくなので、観てきました。
ハンカチご持参ください、と念を押された時には、前回の映画の記憶も漫画の記憶も薄らいでいた自分としては、あれそんな感じだっけ?泣く感じだっけ?と思いながら本編に入ったのですが、、、、
まさかゆきの残した曲があのアレンジで出てくるとは思わなくて、もうあのライブシーンから涙が止まりませんでした。
そうだった、アニメも青春半端ないなあなんて感覚でぼんやり観ていたところ、真冬の歌で心臓全部持っていかれたんだったと思い出しました。
ギヴンのすごいところはただのBL漫画、アニメという枠を超えているところだと思います。
取り返しのつかないくらい傷つけてしまった相手がもう世界のどこにもいない、謝ることもできないのに、景色の至る所に面影がある。そんな世界でどうやって生きていけばいいのかと叫んでいた真冬が、今回の映画で見つけた答えとともに歩き出す。
物語としては終わりですが、真冬やギヴンにとっては今回の映画が始まりなんだろうなと思います。
男性のお客さんがちらほら鑑賞されてたのも印象的でした。
全5件を表示