「手練れの技」知らないカノジョ La Stradaさんの映画レビュー(感想・評価)
手練れの技
流行作家となった男がふと目覚めたら、自分は名もなき編集者に、妻は自分とは無関係の有名ミュージシャンになっていたというお話。
タイムリープやパラレルワールド抜きに物語を紡ぐことはできないのかと、近年のラブストーリー映画に辟易としており、本作もその匂いがして腰が引けていたのですが、ポスターの不思議な魅力に惹かれて映画館へ。
う~む、この種の物語の手練れ三木孝浩監督の演出とmilet さんの歌声、桐谷健太さんの不自然なまでの暑苦しさが推進力を生み、結局グッと来てしまった。突っ込み所? まっ、今回は大目に見ておこう。ジイサンも時には寛容でなくては。
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