知らないカノジョのレビュー・感想・評価
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侮るなかれ!良作ラブストーリーにハンカチ必須♪
正直に言いますと、全く期待しておりませんでしたが、公開初日で時間のあった本作品をチョイス。結果、うれしい大誤算!!めちゃめちゃ良かったし、久々泣いた〜😭ハンカチ必須の良作ラブストーリーでございました♪
原作は、2021年のフランス・ベルギー合作映画「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」ということですが、とても良くできた脚本で何よりも最高のハッピーエンドだったのがうれしい☺️あっという間の2時間で、感涙ポイント私は3回ございました。
確かな脚本に、恋愛映画の名手三木孝浩監督とあらば、そりゃあ面白くもなるか🧐と納得しつつも、もしかして他のキャストだったらもっと面白くなったのでは?なんて意地悪な考えも浮かんでは消え、最後にはやっぱりこのキャスティングがベストだったのだと思いました。先輩役の桐谷健太さん、ええ奴でしたね。中村ゆりかさんも納得の配役。風吹ジュンさんが母役ではなく祖母役になったことに時の流れを感じます。
岩井俊二監督の映画「スワロウテイル」で主演を務めたCHARAや同じく「キリエのうた」で主演を務めたアイナ・ジ・エンドなど、映画の内容自体がアーティストを主軸としている場合、ほぼアテガキのように主演が決まっている場合もあると思いますが、本作も然りで、この主人公前園ミナミは、令和のこの時代なら、Miletさんしかいないと思いました。歌が上手いのは周知のことで、ビジュアルも合格点で、今話題のタイムレス(元SEXY ZONE)を卒業した主演の中島健人くんとのバランスもいい。ソロとしてキタニタツヤさんとのコラボ曲など、アーティストとして目覚ましい活躍を魅せた彼が、まさかこんな良質な映画制作にも携わっていたとは驚きです。
セクシーサンキューですな🙄
とにかく、侮るなかれ!!!
良質なラブストーリーに
感涙必死でございます。
フランス・ベルギーの「ファンタジー恋愛映画の名作」を見事にリメイク! アレンジも含め、より完成度の高い作品に。
本作はフランス・ベルギーの名作恋愛映画「Mon inconnue」を三木孝浩監督によって日本を舞台にリメイクされた作品です。
元々の作品ではヒロインの職業がピアニストであったりするのを、本作ではシンガーソングライターに変えたりすることで細かい点で不自然さを無くすことができていたり、より映画らしい壮大なシーンに仕上げるなどクオリティーがアップしています。
ただ、鍵になる歌を圧巻のパフォーマンスで歌えるだけでなく演技もできるとなるとヒロインの人選は非常に難易度が高かったと思います。
これまで様々な映画などで楽曲を披露してきたmilet(ミレイ)。俳優初挑戦だったので万全の体制で臨むため撮影約1年前から演技のレッスンをこなし見事に演じ切っています。
サントラも非常に良く、決して出しゃばらずに心地良い音楽を奏で続けています。
映像に関しても、例えば大学のキャンパスシーンは、通常であれば1校で済ませたりします。ところが本作ではベストな風景を探して、実に4校のキャンパスで撮影を敢行するこだわりをみせているのです。
その甲斐もあり、オリジナル作品を越えるような優れた日本の恋愛映画に仕上がっています。
miletの楽曲と歌唱が映画の格を上げた
学生や社会人の恋愛をメインに据えつつ、SF的な特殊設定でひねりを加えるストーリーが邦画界は大好きで、きっと需要もあって手堅くヒットを狙いやすいからなのだろう。近年では「言えない秘密」「1秒先の彼」(どちらも台湾映画のリメイク)、この「知らないカノジョ」はフランス・ベルギー合作「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」のリメイク。本作の三木孝浩監督が2016年に手がけた「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」や、シンガーソングライターがメインキャラを演じた点で本作と共通する「君と100回目の恋」もそう。
邦画でありがちなタイプの作品とはいえ、miletが本作のために書き下ろした楽曲の歌詞とメロディー、そして独特の豊かな響きを持つヴォーカルでの歌唱が感動的に素晴らしい。主題歌「I still」を劇中で歌うシーンや、「Nobody Knows」が流れるなか2人の関係の時間的経過を台詞なしで点描するシークエンスで効果的に機能しているだけでなく、映画そのものの格を一段も二段も上げている。miletは映画初出演、約1年の演技レッスンを受けて撮影に臨んだそうで、台詞回しに若干のぎこちなさが残る部分もあったが、歌い手ならではの表現力が活きた演技も確かにあり、三木監督の演出の賜物でもあるのだろう。
オリジナル版の「ラブ・セカンド・サイト」は未見ながら、キャラクターの設定やエンディングを変更したそう。「知らないカノジョ」の記憶がしっかり残っているうちに観て比べたいと思う。
たまにはこういう作品も
同時期に公開されていた「ファースト・キス」を観た後だったので、邦画の恋愛ものはしばらくいいや、とパスしていた作品。
オープニングからなんともベタベタな恋愛ドラマ的演出で、2時間この調子だったら身がもたない・・・という感じだったのだが、タイトル出るまでの前振りだったのね。
本編始まってからも、テレビドラマ的臭ささを感じる場面が多々あって気になったけども。
この作品も「ファースト・キス」と同じパラレルワールドの世界での恋愛がテーマだけど、違うのは、本作には、どっちの世界も理解する人間が主人公以外にいるっていうこと。
祖母の和江は、ある意味存在が現実を超越していて、どちらの世界も知っている謎の人物。
先輩の梶原は、ある意味超越した飲み込み方(理解力)で、主人公の話を理解できる人物。
よくよく振り返ってみると、この2人がいなければ、主人公リクとヒロインのミナミは一緒になれない。2人がこの話のキーパーソンなのは間違いないんだけど、そこに謎解きの鍵があるように見せてなにも明かさない、という描き方がサラッとしているのがよかった。
この作品でも、失って初めてわかるもの、初心忘るべからず、という感想を持ちました。難しいですけどね、本当に。
miletというシンガーは実はあまり知らなかったけど、非常に透明感があって歌い方もいい意味で特徴的ですね。声質は違うけど、LOVE PSYCHEDELICOのKUMIっぽい感じですね。演技も映画初主演とは思えませんでした。
爽やかな気分になりたい方にお薦めします。
君がいるこの世界もう一度愛せるまで
ある日突然、世界が違う世界になったら…?
自分や周りの人々が違う人生を歩んでいたら…?
古くは『素晴らしき哉、人生!』など映画でよく描かれる“If…の世界”。
フランス映画のリメイクらしいが、三木孝浩印の好編ファンタスティック・ラブストーリーに仕上がった。
大学時代に出会ったリクとミナミ。リクは作家志望、ミナミはミュージシャン志望。一目惚れで恋に落ちた二人はお互いの夢を追い、支え合いながら、やがて結婚。リクは作家として成功しデビュー。そんなリクを支える為ミナミはミュージシャンの夢を諦めた。
リクは多忙を極め、いつしか二人の間に溝やすれ違いが出来ていた。ある日煩わしさから喧嘩を…。
翌朝目を覚ましたリクだが、様子がおかしい事に気付き始める。部屋が違う、出版社の態度の急変、ミナミが居ない。
いや、ミナミは居た。街中の看板やあらゆるメディアに。
最初は戸惑い分からず信じられなかったが、ようやく分かってくる。自分は出版社のしがない編集社員、ミナミはカリスマ的人気のミュージシャンとなっている別の世界である事を…。
一体、原因は…?
何の理由も無くパラレルワールドに迷い込んだ…?
歴史的なスーパームーンの影響…?
自分への戒め…?
誰かが願ったから…?
非現実的な設定なので理由は見た人の解釈で。それを求める人にはこの時点で入り込めないだろうが。
勿論そんなSF設定メインの話ではない。
作家大先生から出版社の下っ端。一時的な記憶喪失…と言う事で編集部に分かって貰う。
一応話を理解してくれた大学時代からの先輩・梶原。あっちでもこっちでも頼れる先輩。
元の世界に戻る。作家としての自分やミナミとの暮らしを。
それにはミナミとの関係が必須。もう一度出会いから。プロポーズ再作戦! しかし…。
こちとら何者でもない出版社社員。あちらは超人気者。
自分の身近に居た筈の者が遠い存在に…。
それでも何とかお近付きに。“元夫婦”だったから好きなものや唯一の家族を知っている。
老人ホームに入所しているミナミの祖母を訪ねる。あちらの世界でもよくしてくれたミナミの祖母。
こちらの世界でもリクを気に入るが…。そこでばったりミナミと鉢合わせ。状況的にはストーカー。
警察沙汰に。ミナミも警戒するが、ミナミのプロデューサーの田所から厳重お達し。
失敗してしまった最悪の出会い。しかしポジティブ先輩の機転でそれを逆手に。
ゴーストライターと偽って、ミナミのデビュー秘話を書く。何とかミナミに取り入る事が出来たリクだが…。
最初はぎこちない。だって端から見れば、人気者と訳ありの一ファン。
しかし、接する内に…。
不思議なくらい私の事を知ってくれている。理解してくれる。受け入れてくれる。
リクも改めて気付く。あっちでは居る事が当たり前だったミナミだが、それがどれほど尊い事だったか。作家としての成功もミナミが支えてくれたから。どんなに大切な存在だったか…。
こちらでは成功したミュージシャンとして光り輝く。その道を閉ざしてしまったのは自分…。
ミナミもリクに気を許し、良好な関係になり始めた時、知ってしまったスキャンダル。田所との交際。
しかもそれが流出してしまい…。ゴーストライターの嘘もバレ…。
ミナミとの縁が切れ、田所からも接近禁止令。
望みは絶たれた…に思われたが、ある事から再びミナミと関わる。
元の世界に戻れるのか。それ以上に、ミナミとの関係は…?
映像美や繊細な感情描写に長ける三木監督だが、今回は基のオリジナルがあるとは言え、話の面白さに引き込まれた。
それを魅せた主演二人。
冴えない大学時代~高慢になったあちらの世界での作家生活~こちらの世界では悪戦奮闘。さらに小説の中の主人公も。中島健人が演じ分け。
ケンティーも良かったが、シンガーソングライターのmiletが魅力大爆発!
実はシンガーソングライターも正直、『鬼滅の刃』の主題歌くらいしか聞いた事無かったが、こんなにマルチな才能えったのか…!
これが映画初出演とは思えないナチュラルな演技。あちらの世界でのメガネ姿に萌え~。こちらの世界では美しさ際立つ。スター性もさることながら、親しい人にしか見せない素朴な面。演技、巧っ!
勿論シンガーとして、美声も披露。
本作の曲や『鬼滅』の主題歌も良かったし、曲他にも聞いてみよう。
遅ればせながら、気になる存在に。
プロデューサーで恋人で、ミナミへの独占欲が強い田所。真島秀和がクールイケメンのデキる男で憎々しさ。お陰で二人の恋路や物語が盛り上がる。
田所を嫌うミナミの祖母。リクの事を知ってるような知らないような、あっちの世界こっちの世界を知ってるような知らないような…。風吹ジュンが柔演。
桐谷健太パイセンがやはりナイスな奴。一見お気楽だが、こちらの世界では悲しい事が…。こんな世界…と愚痴るリクに、内心カチンと。こんな世界でも懸命に生きている。叱咤激励。何故リクの力になってくれる…? リクから受けた恩返し。二人の男の友情もジ~ンと。
僕たちは夫婦だっんだ。
再び関係修復なったある時、リクがミナミへ語った“あちらの世界”。
その“話”に魅せられるミナミ。
リクも素のミナミに思いを馳せる。同時にミュージシャンとしてのミナミにも…。
何かを手に入れるには、何かを失う事。
田所が強引に話を進め、ミナミの海外デビュー。
本当は日本を離れたくないミナミ。祖母や自分の中で徐々に大きくなっていくリクの存在…。
最後の日本ツアー。最終地は二人の思い出の場所。
ここで生まれた未発表曲。
その想い溢れた曲を聞いて…。
リクはある決断を下す。
こういう作品の場合、元の世界に戻り、パートナーとヨリを戻す事が定番。
最初はそうだった。
こっちの世界に来た理由が分かってきた。誰かが願ったから。おそらく、ミナミ。
リクの小説の中で自分がモデルとなったキャラが亡くなり、主人公(=リク)は一人で生きていく。リクの小説も話にリンク。
それにショックを受け、そうじゃない生き方を望み、そこにスーパームーンの奇跡。確証は無いが。
二人で生きていく結末に書き換え、ミナミに読んで貰う。そうすれば…。
こちらの世界では作家の夢を諦めたリクの夢への再チャレンジでもある。
公演の前に小説を半分読んだミナミ。
しかし、ミナミの歌を聞いたリクは…。結末を読ませない事にした。
読んだら元の世界に戻れるかもしれない。それだと…。歌手として無限の可能性に溢れたミナミをまた閉ざす事になる。
気付いたのだ。それは自分自身のエゴだという事を…。
愛する人の夢や成功を願って。こういう作品では目新しい決断だった。
最後はちとハッピーエンド過ぎるハッピーエンド。
つまりは元の世界に戻れなかったという事だよね…?
田所や海外デビューの話は…?
ちょっと府に落ちない点もあるが、思ってた以上に良かった。
きっと、より良い新しい世界を愛していくだろう。
多才なmiletさん&お気に入りの映画になった
なんでしょうか?この感覚。
ケンティだけを見ていた、といっても嘘ではない。
フランスオリジナル版は、昔に観たなぁ〜と記憶にほぼない状況。
オリジナルは女性の方がピアニスト(クラシック)だったような。
(男性は作家そのまま。小説の内容も。)
なんだか三木監督が撮ると、この内容やっぱりフジテレビのトレンディドラマに見える。
(フジテレビのトレンディドラマ・スタイルというのも世界観が確立されていてブランド力として凄いのだが、
もう飽きたというのが正直なところ。)
中島健人さん。
カッコよくて可愛くて、タイトルが出るまでに、
僕は息が止まるかもしれないと思った。
もうコレ以上スキにさせないでください。
そう距離を置いて観ていました。
メンドくさい役といったら中村ゆりかさん、健在!といった感じでオモシロかった。
はなれても出会う人には出会うということ
猛省の先に描く再生。そうなる前に、を教えてくれる。
同時期に上映された1ST KISSもそうですが、見ていなかったのではなく、見ようとしていなかったことで、気付けば大切な誰かのことをそんなに知らなくて猛省からやっと始まる再生の物語。
極端な話、家族や親しい友人に普段そこまで興味・関心があるものでしょうか?
自分は声を大にして「ある」とは言えません。
その人が好き嫌いに関わらず、意外と見ていないものだと思っています。
だから「知らなかった」が多いんです。
離婚率が高いと言われている日本。
一生を仲良く過ごす夫婦ももちろんたくさんいますが、結婚前の恋人の頃のほうが楽しかったと話す友人が周りには割と多めです。
籍を入れる前と後でガラリと変わるよ、とよく耳にしてはいましたが、なぜ恋人から夫婦になると熱が冷めてしまうのか、自分には結婚の経験がないため不思議なままです。
しかしこういった作品を観ていると、恋人の頃に気にならなかった互いの優先事項、結婚後は互いの優先事項を後回しにしてでも助け合いが出来るか、時間を合わせられるか、ある程度の許容と心の余裕を持って生活できるか。
このようなことが重要だと感じます。
互いを尊重し合い、自分が置かれている状況がどんなに忙しくても相手を思いやる気持ちを忘れてはいけないなと考えさせられます。
すれ違いや配慮不足、自分の事で精一杯になり大切なものを失い後悔しないために。
それを前もって教えてくれる作品でした。
miletさんはいつかお芝居をやりそうだなと思っていた方でした。
本業ではないオファーを受け、やるからにはと1年の演技レッスンを経て臨まれたというインタビューを拝見してからの鑑賞。
表情や仕草がとても繊細で素晴らしかったです。
あとはなんと言っても歌唱シーンが見どころですね!
元々inside youという楽曲がきっかけでmiletさんを知り好きになったこともあり、歌声を楽しめる作品でもありました!
かけがえのない日常
たまには
2019年に公開されたフランス/ベルギー製作の映画『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』の日本リメイク版。
奇しくも似たような題材の『ファーストキス 1ST KISS』が同時期に公開され大ヒット。
"もしも"の世界を描く恋愛(SF)ファンタジーは数多ある。中でも『バタフライ・エフェクト』なんかは名作として知られていて、本作にもその影響を感じる。
このような作品の肝は「自分の幸福を選ぶのか、愛する人の幸福を選ぶのか」という二者択一の痛みにある。(ちなみに十中八九答えは後者になる。)
一方を掴み取るという事は、もう一方を
切り捨てるという事。ところがこの主人公は失ったものが何も無い。(代わりに周りの登場人物がその痛みを背負っている。)
{正直者の主人公は金の斧も銀の斧も手に入れました―}という結末は流石に幼稚で甘ったる過ぎる。なりふり構わずの御都合主義ハッピーエンド。
―と、尤もらしい批判をする事は容易いが…なかなかどうして、たまにはこんなおとぎ話も悪くないなと思った。
人生は一度きり。劇中で自己言及されているように、普通はこんな事は起こらない。あり得ない出来事だからこそ儚い幻想として感情移入してしまう。
本作にも多分にメタフィクショナルな視点が含まれており、観客との適度な距離感を持った絵空事として描かれているのが分かる。
【公開劇場】
イオンシネマ新青森
TOHOシネマズおいらせ下田
イオンシネマ弘前
シネマヴィレッジ8・イオン柏
フォーラム盛岡
TOHOシネマズ仙台
MOVIX仙台
イオンシネマ名取
イオンシネマ新利府
109シネマズ富谷
イオンシネマ石巻
ユナイテッド・シネマ フォルテ宮城大河原
シネマ・リオーネ古川
ソラリス
郡山テアトル
自分でもわからない → 分かった‼︎
【追記②】2025.7.12
この作品について色々考えてみた…。
そして許せなかった理由が分かった‼︎
これより前に観た映画の"ファーストキス"はどちらかと言うとTBS的香りのする作品だったが、この"知らないカノジョ"は明らかにフジ的作品でどうしても好きになれなかった。以前の"室井シンジ 敗れざる者"の作品の時も記載したが、フジのいけない所(制作スタッフだけが納得し観客に委ねる事をしない)がまた出てしまった映画。男性的な思考だけで物語りを考えおり其処に女性的な思考が全く無い、皆無なのだ。男の勝手な思い込みだけで作品を作っており共感が持てないのだ。現在はどちらかと言うと女性的な視点が非常に大事であり作品作りには必要不可欠なのだ。フジはこの点を改善しないと復活は無いと思う。月9しかり…。。
【レビュー】2025.3.18
そうか⁉︎ これはファンタジーなのか‼︎
だから色々突っ込んではいけないのか⁉︎例えばこのリクの居なくなった世界はどうなるの⁇とか…元々居たリクはどの世界に行ったのとか…
明らかにストーカーなのにミナミのあの気の許し様はおかしくないか⁇
最後にハッピーエンドになればなんでもOK…⁇
ちょっと違う気がする…のは俺だけか⁉︎
最後リクは一体何を失った⁇
でも最近の作品の"ファーストキス"は許せても"知らないカノジョ"は許せない…⁈ なぜ⁇どうしてだろう⁇
観た順番⁇ エコ贔屓⁇ 自分でもわからない⁇
ごめんなさい…
miletの演技は良かったし、可愛くてかわいくて綺麗できれいで…俳優でも…
【追記①】
だって、あのままリクは元の世界(元の世界では無い元の世界だけど…)に戻っても、寝落ちの夢だと思い又同じ過ちを犯す要素が高いのでは⁉︎確かにあのラストシーンはあったが人間って、そんなに変われる者ではないので…結局リクは我の強そうな人の描き方だったので。。特にそう思ってしまう…ごめんなさい
miletが素晴らしい
私的欠点は感じつつ、それでも面白く観ました。
(完全ネタバレですので必ず鑑賞後にお読み下さい!)
(レビューが溜まっていたので短く)
結論から言うと、今作の映画『知らないカノジョ』を面白く観ました。
主人公・神林リク(中島健人さん)は成功したベストセラー作家で、歌手の夢をあきらめた前園ミナミ(miletさん)と結婚生活をしています。
しかしある時に主人公・神林リクが目覚めると、神林リクは出版社に勤めるただの編集者に、前園ミナミは主人公・神林リクを知らない成功したミュージシャンにと、世界が一変して物語が進行して行きます。
その、主人公・神林リクと前園ミナミとの立場が入れ替わり、主人公・神林リクが、自身の作家人生と、前園ミナミを、その心と共に取り返す展開が、面白い要因だと思われました。
ただ細かい点ですが、個人的な好みでない点はあったことは事実です。
1点目は、たまに垣間見える業界的な軽薄猥雑な挿話が、主人公・神林リクと前園ミナミとの関係性に下世話な雰囲気をもたらした所です。
2点目は、主人公・神林リクを演じた中島健人さんは、おそらく人として素晴らしく視野が広く、どんな周りの人にも配慮できる人なんだろうなと、今作でも伝わりましたが、その事で、逆に主人公・神林リクの孤独や深刻さに対する深さを奪っているように感じた所です。
しかし、この2点の私的好みでない点は、些細ではあり、結論としては、全体として今作の映画『知らないカノジョ』を最後まで面白く観ることが出来ました。
映画の着地も鑑賞後感の良いラストだったと、僭越思われました。
miletの歌唱シーンに涙
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