化け猫あんずちゃんのレビュー・感想・評価
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すごい良かった。
「カラオケ行こ!」の、とある後半場面の演出がすごい好きで、
じゃあ観るか。と思って観てきました。
すごい良かった泣いちゃった。
ラスト、かりんちゃんがそれを選ぶと思って無かったから。
本当にラストのラストに山場が来るとか思って無かったから。
本当に良かった。
すごい良いラストだった。
かりんちゃんがさ、
だってさ、
一番今そこにいて安心出来る場所が、あんずちゃんのいる場所なんだ。
っていうのが、ラストのラストで。
こんなの泣いちゃうじゃん?
泣いちゃいました。
多分かりんちゃんは最初「なんだこのウザいやつ」ってあんずちゃんのこと思ってたし、
準大人ポジとして見てて、
でも、地獄に入った時に、あんずちゃんの猫の姿を見て
かりんちゃんから見たあんずちゃんの印象が変わったんだよね。
あそこの演出本当に良かった。
それ、僕も経験した事あります。って思ってグッときた。
置いといて。(置いとかんけれども)(あれはかりんちゃんが、あんずちゃんの事、対等な相手と認識した瞬間だよね)
あんずちゃんもさ、「めんどくせー」って思ったのは、それはそれで本当で。その上で、
自分がずっと一緒にいる。
って言ったんだな。って分かって、
ラストの寂しさも伝わってきて、
だからさ、
かりんちゃんにとって、あんずちゃんのいるとこが「安心出来る場所」って思ったんだ。
っていうのがさ、
すごい泣けた。
「夏が終わってサヨナラ」
って話になるんだな、って思ってたから、
秋になって、落ち葉掃いてるあんずちゃんのところにかりんちゃんが帰ってきて、
「化け猫あんずちゃん」って"行って戻ってくる型"の物語なんだと思うんですけど、
かりんちゃんにとって、今、
戻りたい場所が、
あんずちゃんのとこだった。
っていうのが、すごい泣けて良かった。
もっふもふして安心して過ごして欲しい。笑ったり怒ったりして過ごしてくれ。頼む。って気分。
(考察)映画の見方が180度変わる!?「化け猫あんずちゃん」の衝撃的真実?
はじめにこの映画を見たときは、そもそもかりんちゃんを連れてきたあんずちゃんが戦犯なのに、お母さんが罪をただただ被った、お母さん目線報われないバッドエンドな映画だと思っていました。お母さんが閻魔に詰められているときは怖すぎて、まじで泣きました。
ですが映画の謎について考えたり化け猫について調べていくうちに、実はこうなんじゃないか?なかなかハートフルでハッピーな映画だったんじゃないか?と思って来たので、その考察です。
結論からいうと、
地獄から連れだしていた母親の正体は、実はかりんちゃんのためにあんずちゃんが操っていた別の人の死体で、死体を化かして「幻でもいいから、お母さんに会いたい」っていうかりんちゃんの願いを、あんずちゃんがこんな形で叶えちゃったのかなと思いました。
なので、最後のほうの閻魔のお母さんへのセリフは、実はあんずちゃんへのセリフで、付け加えると「お前、かりんちゃんのためだろうと死体をもてあそぶようなことするのはまじやばいからな?ほんと覚悟しとけよ」みたいな、だからこそかりんちゃんが最後に、とんでもない覚悟で頑張ってくれていたあんずちゃんと一緒に住むことを選んだのは、あんずちゃんも報われるちゃんとしたハッピーエンドだったのかなと思います。
なかなか変なことを言ってると思われてそうですが、一応根拠のある考察だと思っています。
・一般的に化け猫は人に化けたり、死体を操ったりができるらしい、手ぬぐいを頭に巻くのも好きらしい。(映画のなかで手ぬぐいを頭に巻く描写もあるので、作者も化け猫感は大事にしてそう)
・久しぶりにあった時のお母さんの行動は、あんずちゃんでも再現できそう(かりんちゃんが逆立ちを頑張っていたことも知っていた、お母さんの顔写真も一度見ている)
・お母さんとかりんちゃんが会ったとき、かりんちゃんの頭をお母さんが唐突にペロッと舐める。(あんずちゃんが操っているのでつい猫っぽさがでちゃった)
・地獄で謎にあんずちゃんが普通の猫になる。(実はこのとき、貧乏神にあんずちゃんが化けていてみんなを誘導していたんじゃないか、貧乏神はそもそもかりんちゃんに見えていないわけだし、どこまで本当だったか分からない)
・地獄の入り口の近くは、葬儀場?みたいなところだったと思うので、死体を用意することは可能そう。
・閻魔がお母さんたちを一回逃したときに「死体のにおいはすぐ分かる」みたいな意味深なセリフ(死体をあんずちゃんが化かして操っていたから)
ここまでが本当なら、最初はひっそりとバレないようにお母さんと合わせるだけのつもりが、まさかのかりんちゃんがお母さんを連れ出しちゃって、大事になっちゃったけど、かりんちゃんのため閻魔の脅しにも屈せず最後までそれを貫き通した。あんずちゃんの優しさあふれる泣ける映画なのかもと思いました。
本当に長文すみません。でもどんなですか?この考察ならけっこー救われませんか?✨
第二弾が見たい
まず、和尚さんの顔がかわいい!
カリンちゃんと、お父さんの顔が普通に描かれているぶん
和尚さんの目が「点々」なのが、一段とのほほんとした性格を表しているような感じ。
後半、あんずちゃんと閻魔様は、何か関係あるのかと思ったけど
特になにもないのかな。
カリンちゃんのお母さんが、なぜ地獄にいたのか?
(そもそも天国はない設定?)
あんずちゃんは、なぜ化け猫になったのか?
上映時間が長くなってもいいから、もうちょっと掘り下げたお話が観てみたいと思いました。
カエルさんが掘り当てた温泉、気持ちよさそうだったな♪笑
ある夏のこと。 11歳の少女かりん(声・元動作:五藤希愛)は、父・...
ある夏のこと。
11歳の少女かりん(声・元動作:五藤希愛)は、父・哲也(声・元動作:青木崇高)に連れられ、哲也の実家の寺にやって来る。
哲也は借金で首が回らなくなり、実父の和尚に借金を申し込みに来たのだ。
だが、和尚は断り、哲也はかりんを置いて出て行ってしまう。
さて、その寺には、齢37歳になる老猫がいるのだが、なぜか死なずに人間大になり、言葉も話すようになっていた。
のみならず、原付二輪に乗り、按摩までする。
名は、あんず(声・元動作:森山未來)。
町の皆はあんずの存在を疑うことなく受け入れており、かりんもあんずと仲良くなっていく・・・
というところからはじまる物語。
あらすじ中に(声・元動作)と書いたが、台詞担当の俳優などが実際に動作をし、それをトレースしてアニメ化するロトスコープの手法が用いられている。
ロトスコープ=リアルな動きをリアルに表現するアニメ手法、と思っていたけれど、本作では、柔らかいタッチで、ほのぼのとしたアニメに仕上がっている。
監督は久野遥子と山下敦弘のふたりだが、ロトスコープの元の動作の演出とアフレコが山下敦弘担当で、アニメ化の担当が久野遥子と思われるが、いかがか。
さて、町の少年ふたりも巻き込み、ほのぼのとした騒動が持ち上がるのだが、後半は、死んでしまったかりんの母親・柚季(声・元動作:市川実和子)を探して地獄へ行くあたりから、やや既視感が。
既視感があってもいいんだけど、それを超えるものがなくて、ちょっと後半は残念。
ずんだらな「地獄八景亡者戯」みたいな・・・
ということでハナシ的には、大満足というとこまではいかなかったですが、ロトスコープによるアニメ表現が面白いので満足。
(同じロト手法なのに、人間と化け物では動きが違うんです)
また、精密な背景も魅力。
化け猫あんず、中身が中年オヤジで笑える。かりん(1 1才)が、いい子じゃないのも良い。
あんずちゃんがスクーターに乗ってたり、携帯で話してても、カリンは逃げ出すほど驚いてはいない。化け猫が身近にいても当たり前の世界らしい。後で妖怪も出るが、これも普通のこと。
寺に飼い猫がいたり、山にタヌキがいるのと変わらない。動物じゃないから普通に言葉も話す。
化け猫や妖怪が、特にに妖術などを使えないのも良い。
化けガエルの穴ぐらの家具も人間の住まいと変わらなくて、テレビがあるのが笑えた。
あんずちゃん、食事中にかりんちゃんにシリ向けて屁をこくし、立ち小便をするし、動作もモッサリしててまるで中年オヤジ。
パチンコ屋で、「これは、カリンちゃんのバイト代だから絶対使えない」などと言いながら、「でも増やせばいいか」と結局使ってしまう所が1番笑えた。
親が頼りないから子供がしっかりするのはドラマでは定番だ。カリンもその例にもれず、パパの哲夫がグータラなので、カリンは逆にしっかりしている。
カリンは哲夫のいい加減さに振り回されてムカつくことも多いが嫌いになったりしない。
僕がカリンと哲夫の親子関係が面白いと思ったのは、哲夫が突然カリンを置いて東京へ行ってしまう場面だ。突然のことにカリンもふざけんじゃねえよと怒るけど、こんなことはしょっちゅうなのだろう。カリンも諦めて哲夫を見送る。その時、カリンが哲夫が金がないのを心配して「これしかないけど」と言って哲夫に1枚渡す(千円?1万円?)。 哲夫も「おおワリイな」と言って普通に受けとる。
見送るカリンは、山を下る哲夫に向かって「バカヤロー」と叫ぶと、哲夫は背を向けたまま片手を振って応える。カリンをシッカリ者の頼れる娘だと思って安心しているのだろう。
哲夫はカリンにたびたび、「だいじょうぶ だいじょうぶ」と言うのだが、それに対するカリンの反応が面白い。カリンは「ホントに?」といった顔をしたり、「ふん、大丈夫じゃないくせに」と皮肉な笑みを浮かべたりする。
カリンに言わせると、哲夫の「だいじょーぶだいじょーぶ」は大丈夫だったためしがない。
カリンはヨイコなのだが、裏表があるヨイコなのもいいと思った。
和尚さんの前ではニコニコとヨイコを装い、お金がないから出かけられないと可哀想な素振りをする。
自分がカワイイことを分かってるから、地元の同級生男子(井上、林)もニッコリ笑顔で引き付ける。
宴会では妖怪どもの前で可哀想な子を演じて同情を引く。
次の日、妖怪どもはお金がないカリンのために自主的にゴルフ場でバイトを始める。バイト代をカリンにあげるつもりらしい。つまり貢ぐということだ。まさに詐欺である。
あんずちゃんに「ウソつきかりんちゃん」とホントのことを言われてムカついたので、林クンを使ってあんずちゃんの自転車を川に捨てさせる。美男美女に弱いのは子供も大人も一緒だ。
自転車を盗まれて寺で怒りまくるあんずちゃんを見て、いい気味だとニンマリするカリンちゃん。イジワルでワルイ子である。
ずる賢い、こざかしいカリンりんちゃん。なかなかイイねえ。
東京の進学塾へ通うシンイチ君もシッカリ者だ。カリンのことはイイナと思ってるのだろうが、今、自分達に大切なことが何か分かっていて、それを1番にやるべきだと思っている。息抜きは必要だが、勉強をおろそかにしてまでやるべきことなどない。結婚はそれからで良い(中学生ではできないけど)。2月の勝者に向かってゴー 。
最後の列車でのカリンの決断と哲夫の対応が感動ものだ。
カリンは戻って来た哲夫と東京へ帰るために2人で電車の中で座って出発を待っていたが、突然た立ち上がって電車から降りてしまう。そして叫ぶ、わたしはヤッパシここに残りたいと。いい子にするから、進学塾にもちゃんと通うからここにいさせてと懇願する。ここに残りたい思いを、もっとたくさん言葉を尽くして言いたいのだろうが、それ以上言葉が出てこず、うつ向いたまま顔を上げない。
それを見てカリンの強い思いを察した哲夫は「分かった。ピシッとな、シャキッとな」と言ってOKする。喜んだカリンは「哲夫もな」と言って後ろも見ずに走り出す。
哲夫サイコー。
モヤモヤとしつつも悪くはない。続編あれば見に行くかも
ゆるい雰囲気の中にダークな一面が満載でモヤモヤしながら鑑賞を終えました。
最後にかりんちゃんはあんずちゃんに会えたんでしょうか?その前のあんずちゃんの描写が何か不意にいなくなってしまう雰囲気を感じてその次のカットが見たい!って思った所で終わってしまいました。
かりんちゃんの心の成長はなかなかイイ感じで描いていると思いますし、あんずちゃんのキャラも憎めない感じがとても良かったと思います。
暴力的な描写も多いのと何でお母さんは地獄に行ってしまったのか、お父さんはどうやってお金返済したのか、いっぱい省略しまくっててモヤモヤがいっぱい残りました。考えさせるって意味ではとても良いんですが、モヤモヤします(笑)
見て後悔はしなかったです。夏の日の思い出としては一緒に見に行った子供にも残ったんじゃないかなと思います。
続編あるかなあ??
まんにゃー
了解まんにゃーと言いながらバイクや自転車に
乗る化け猫のあんずちゃん。
中身はおっさん。
20年経ち、生きて、30年経って化け猫に。37歳。
仕事の取り組み方は男前。人情も仁義があるが
イカサマもするし、おならも平気で行う。
主人公のかりんの口調の悪さ。父親があれで
納得。また、周りのキャラクターとの対比が上手。
出てくる人物は個性派のキャラクター揃い。
面白く描かれている。
大人の映画でしたが、心もほっこり温まりました。
ジブリが世俗から目を逸らさなければ、こういう作品になるんだろうな、という傑作
猫耳をつけてあんずちゃんを演じた森山未來さん、最高です!
ロトスコープという手法で本作を映像化してくれたスタッフ陣最高です。
そして、『カラオケ行こ!』に続いて青春のある一瞬を見事に切り取った山下敦弘監督には脱帽です。
あらすじだけを語るならよくある作品ですが、その雰囲気や緩さ、それでいてキャラクター各人の抱えるシビアさを見事に再現した味わい深い一作。
上半期ベストの『ホールドオーバーズ』と匹敵するであろう作品として、遅まきながら劇場で拝見できたことを心から感謝します。
息づかい
あんずちゃんはひたすら可愛い
おじさんだけど
化け猫ってあーいうもんだっけ??
特に人間も問題なく共存している(世界)
喪失した少女の夏の成長物語
「ももへの手紙」
「海獣の子供」
に通じる不思議な経験をして
一つ大人へ一皮剥けていく
実写映像からアニメーション化していく
トロスコープの手法で
とてもリアリティのあるアニメーション
また声も同時に録音されている為
キャラクターの動きと声が非常にマッチングしていた
観ていて違和感がない
劇場で観れて良かった
シュール、メルヘンではない
あんずちゃんの登場シーン、原付きから降りる所が妙にリアルだなぁと思ったら、実際の俳優の動きを抽出してたんですね。
閻魔と鬼は反社にしか見えなかった。
地獄パートからの流れを見てると
母親は父親のせいで死んで地獄行きとしか思えず。
娘と夫の犠牲になるお母さんが気の毒で仕方なかった。
絶妙に性格が微妙な猫
母を亡くし、実質父から育児放棄されている絶望から、したたかに生きる術を身につけている主人公が、祖父の寺で働く、絶妙に性格が微妙な化け猫と出会い成長していくお話。
もののけ達との日常を送る中、
貧乏神が接近したことで、主人公はあの世の存在に気付き、死んだ母がいる地獄へと導かれる。
残虐非道に処刑する鬼たちに追われる中、母を連れ出すが、失敗してしまう。
最期に母に逆立ちの練習を成果を見せることはできた主人公は、自立する力と帰る場所を手にする。
情(じょう)のない映画
何というか、日本古来の文化や情(じょう)の無い映画でした。
タイトルは「化け猫あんずちゃん」なのに、映画では少女が主人公だし、化け猫のエピソードとストーリーがいまいち噛み合わないし、なんか変だと感じたのですが、映画を観た後に原作漫画を見て分かりました。
映画の主人公の女の子、原作には影も形もないんですね!
当然母親も、地獄も閻魔様も出てきません。
無理やり原作漫画のエピソードを使ったせいか、どおりで登場人物が揃いも揃って情もへったくれもない人ばかりだったわけです。
たとえば、毒親の父親はもとより、祖父の和尚さんも血の繋がった孫なのになんか他人事のようにしか関わらない。田舎特有のお節介なお隣さんも出てこないし、心配する妖怪たちも金で解決しようとする。化け猫のあんずも、本気で面倒くさがって、積極的に関わろうとしない。東京の結婚の口約束をした友達以上恋人未満の男の子も、お受験優先で主人公のことはスマホ弄りより優先度が低い。
地獄の閻魔様や獄卒たちも、ヤクザのような有様で、情どころか品もない。
母親が唯一主人公のことを心配していたが、状況に流されるまま。
全体的に昭和のギャグテイストなのに、昭和の人情が無い令和のドライな映画でした。
それから個人的に気になったのは、日本文化にあまりに無頓着なところ。
まず、お寺を舞台にしながら、宗派がごちゃ混ぜ。和尚さんは真言系か浄土系の袈裟をつけているのに、お寺は日蓮宗系。仏壇も適当。途中に出てくる過去の写真も宗派ごちゃ混ぜ。(まあコレは、普通の人は気にもならない点だとは思いますが)
それから、蝉が鳴いて盆踊りをしていることから、お盆の時期だと思うのですが、和尚さんが暇そうにしている。お盆は一年のうちで一番お寺が忙しい時期でしょうに。
他には、お地蔵さんが出てくるのに、子供の守護者としてあまり活躍していない。
出てくる妖怪たちもなんかイマイチパッとしない妖怪ばかりで、しかもそれぞれの特色があまり出ていない。
この辺は、フランスとの共同制作というあたりが影響しているんですかね?
あと細かいところですが、化け猫が焼きイカを食べてましたが、猫にとってイカは毒です。化け猫だから関係ないのかもしれませんが、少々引っかかりました。(原作漫画では焼いてるだけで食べていません)
全体としては、ボケーっと見ている分には何となく面白いような気がしなくもないので、星2つぐらいにしておきます。90分と短いので、ものすごい暇で他に見るものがなかったら見てもいいかもしれません。個人的には、おすすめしませんが。
というわけで、あまりに情も素っ気もなかった母との別れの場面はこんな感じだったら良かったのになーって妄想をしてみました。
(以下妄想)
閻魔様たちに追いかけられる主人公たち。妖怪たちが宝くじで買ったスーパーカーに乗って、颯爽と登場! 逃げに逃げる。妖怪たちはそれぞれの特色を生かして足止めをしていく。最後は貧乏神まで情に絆されて手助けをする「ここは俺に任せて先に行け!」
気がつけば、化け猫あんずと娘と母親だけが和尚さんのお寺にたどり着く。
大破する車に、ボロボロの一行。いよいよ本堂の前で追い詰められる。事情を飲み込めずに目を白黒する和尚さん。
化け猫あんずが娘の前に出て庇う「閻魔様、母を慕う子と、子を思いやる母のやったこと。お目溢しを願えませんかにゃ?」
威圧的に迫る閻魔様。「世界の規則は守らなければならぬ。死んだものが現世に居てはならぬのだ!」
その時、化け猫あんずが、和尚さんに目配せをしながら言う「ところで閻魔様、激務でお忘れのようですが、今日は何の日でしたでしたかにゃー?」
ハッと何かに気がつく和尚さん。鐘撞堂に駆け寄り、梵鐘を打ち鳴らす!
トボケタようにあんずが呟く。「おや、いつの間にやら時の鐘が。今からお盆ですにゃー」
閻魔様はジッとあんずを睨む。明らかにまだ時間が早い。
冷や汗を流すあんず。
閻魔はニヤリと笑うと「お盆といえば、地獄の釜の蓋が開いて、死者がこの世に帰ってくる日。お盆であればその母親が現世におってもおかしくは無い。ワシとしたことが、忙しさのあまり日時を忘れていたようだ」
状況が飲み込めず見つめ合う母と娘。理解した途端、抱き合って喜び、閻魔にお礼を言う。
閻魔は慣れないお礼に赤くなりながら、「何のことやら。ワシは規則に従ったまで。16日の朝までには帰って来るように」と言って帰って行く。
母と娘は、それまでの空白を埋めるかのように、盆踊りなどのお盆行事を楽しむ。
楽しい時はあっという間に過ぎ15日の深夜。母はナスの精霊牛に乗りながら、娘に別れを告げる。
泣きながら母を引き止める娘に、母は優しく諭す。「今回は閻魔様のお情けで猶予をもらっただけなのよ。それを裏切ってまた逃げるわけにはいかないわ」
娘は泣きじゃくりながら「なら私があの世にいく!」と叫ぶ。
母は困ったように微笑みながら「そうねぇ、私もあなたと別れたくない。攫っていきたいわ」と呟く。
娘は喜んで叫ぶ「なら!」
母は真剣な顔で諭す「でもね、あの世に行ったらあなたは成長できない。私はね、あなたの成長を見守れなかったことが何よりの悔いなの。だからあなたには、やりたいことを何でもやり尽くして、もうこれ以上何もすることはないと満足してから、あの世に来て欲しいのよ」
娘は俯いて呟く「そんな・・・お母さんと別れたくない!」
母は泣きながら微笑み、「私はあなたがお婆ちゃんになっても、あの世で必ず待ってるから。そんなに慌てて来なくてもいいのよ。大丈夫、来年のお盆にはまた帰ってくるわよ」とウインクをして返す。
母は化け猫あんずに「娘を頼みますね」と言いのこし、和尚さんの焚く送り火の煙に導かれてあの世へ旅立つ。
あんずは「しょうがないにゃー。化け猫は寿命がないにゃ。面倒臭いけど、孫の孫ぐらいまでは面倒見てやるにゃ」と呟き母親を見送る。
娘は涙を拭い、突然、逆立ちをして見せる「お母さん!私、1人で逆立ちできるようになったから!」
母は娘の成長に泣きながら「まだまだね。来年は逆立ちで歩けるようになってるのを期待してるわ」と言い、笑顔で消えていく。
以下、本編へ続く。
よかった
6歳の娘と見る。主人公のかりんがかわいらしくて安心した。あんずちゃんはちっともかわいくなくてそこが猫らしくていい。
かりんが東京に行っても結局居場所がないのが切ない。好きな男の子の対応が切なくリアルで傷つけないように言葉を選んでいて少し優しい。
お父さんがダメ男で、その分かりんがしっかりしてしまい、大切な子どもの時期を失っている。かわいそうだ。
展開がよい
たまに会う、何をしている人なのか分からない親戚みたいなあんずちゃん。
ロトスコープで撮られたこちらの作品、細かい動きの描写と上手いデフォルメ。
あんずちゃんの動きや声はどの場面もよいが、とくに盗られた自転車を探す場面がリアル。アニメ史上もっともリアルなのでは。
森山未來さんの声は、たしかにゆるく、大人なあんずちゃんに合っている。
未來さんは似た役を二度とやらない、と聞いた。また化け猫役見たいけどな。
かりんちゃんの父ちゃんはクズだ。
かりんちゃんはそんな父ちゃんと共に母ちゃんのいない日々を過ごした。子どもなら、母ちゃんの思い出を昇華できず、父ちゃんに苛立ち、つっけんどんに心を開くことをしなくなるだろう。かりんちゃんはそんなガキンチョなのだ。
そしてかりんちゃんの母ちゃん。
地獄から脱走し、どんな目に遭う覚悟もできている!と閻魔さまに。
閻魔さまとあんずちゃんチーム、どう勝つんだ!?ってくらいボコボコにされる。けれど、最終「勝つ」ではなく話し合いで終着する。大人だ。ご都合的な助っ人も来ない。みんな弱いのだ。そうだよな、普通に暮らしてる人だもん。ボコボコが仕事の人には敵わない。そこがリアル。
この地獄や地獄チームが現世に来る描写が楽しい。閻魔さまが霊柩車で追いかけてきたり、鬼たちがやわらぎのバスで迫ってくる。
霊柩車に乗れるサイズの閻魔さまが「覚悟は」と母ちゃんに聞く場面は色の使い方が見事で、閻魔さまは人間と変わらないサイズながら、圧があって怖い。その見せ方が上手くていいアニメーションを見ている満足感があった。
母ちゃんの覚悟。
自分が死んで、地獄で娘に会う。3年前の娘で記憶がとまっていたのに、3年後の娘に触れられて、声が聞けて、現世を逃避行(原付で)する。これ以上のことがあるだろうか。母ちゃんが「覚悟できている」と言うのは、そういうことだろう。
こんないい思いをしたのだ。死にながら、また娘に会えた。地獄で何が待っていようが構わないんじゃないか。
こんな冒険があり、あんずちゃんに心を開くことができたかりんちゃん。
そこに帰ってくる父ちゃん。帰るぞ、と言う。
ハァ!?やっと落ち着いたのにか……
ラスト、かりんちゃんの決断にも納得した。綺麗でファンタジーな作品ながら、脚本にリアルを感じられる。いや、そうだよな、と大人が思える展開が多い。ご都合主義や勢いで乗り切る脚本ではない。そこに好感がもてた。
ロトスコープ撮影のほうも見せてくれないかな〜🐱
絶対にまた見たい作品だ。
「お前に何がわかる」と叱られると思いますが
ヒロイン(と、お父さんもだけど)の根性の悪さと、彼女の「だだコネ」で無茶苦茶になっていく展開には耐えがたいものがありました。
この後、お母さんも貧乏神も地獄で罰を受けていると思うと耐えがたいものがあります。
だた、彼女を慕う妖怪の皆さんや坊さんはみな素敵なので
楽しく観ることは出来ました。
うちの猫も大切に育てています♪
"夫と子が旅行中に映画見まくるゾ"
第二弾は「化け猫あんずちゃん」
先日の「大いなる不在」では静かながらも熱い芝居で魅せてくれた未来ちゃんが今度は
"化け猫"だと?!
フライヤーも持っていたので見てみると。
久野監督&山下監督!
青木さんに美和ちゃん、慶一さん!に
うのしょ〜へ〜!(宇野祥平)
(呼び捨てなっちゃうけど言いやすい
敬称略m(__)m スキだってばぁ)
中々のキャスト!
そして実写をアニメにする
「ロトスコープ」なる手法を採用したとの事。
どんな映像に仕上がっているのか興味津々で行って来ました。
原作は知らなかったのですが、この世界観を受け入れられるかどうかで評価が変わってきそうな作品でした。
私は楽しく観れました♪
でも
かりんちゃん初登場で何か違和感。
日本人に見えないの、何だろ?目の色?
表情やしぐさ?
日本のアニメーションの少女っぽくないビジュアルにやや戸惑う。
が、見慣れてきたら大丈夫でした。
背景も(特に田舎)色味が独特な雰囲気を醸し出していて美しい。
この辺はフランスっぽいのでしょうか?
あんずちゃん。
最初は普通の猫だった。大切に育てられていたあんずちゃん。
しかし死なないのよ何で?!
今、37歳!!
お寺で和尚さんのお手伝いをしながら暮らしている"化け猫"
ほぼ人間?!みたいなんだけど、猫っぽさが残っていて面白い。
猫って、うつ伏せで寝ていると乗っかってきてモミモミするから。
あんずちゃんもマッサージのお仕事しているのかな〜?とか、
猫舌だから、お茶も冷ましときました〜とか、いきなりテンション上がって1人運動会はじまっちゃう〜とか、猫あるある?細かい所もニクイ♪
"化け猫"なのに、その存在は皆から受け入れられている。不思議w
かりんちゃん。
小学5年生の都会っ子で現代っ子。
お母さんは亡くなっているらしい。
借金取りから逃げている、やや無責任な父親が、お金を工面するまでの間、田舎のお寺に預けられることに。。
良い子の顔と本当の自分の顔を使い分ける様子は、彼女の置かれた立場からリアルに伝わってきた。
この年代の子は、大人が思うよりもずっと色々考えている。だけど出来る事には限界があって、その怒りや苛立ちが伝わってきておばちゃんはやや涙でした( ; ; )
そんな
あんずちゃんとかりんちゃんの物語。
「母さんに会いたい」
その願いを叶えるべく、あんずちゃんとかりんちゃんのひと夏の大冒険が始まった!
地獄!まで母さんに会いに行っちゃうYO!
劇カワ♡なウズラちゃん。
カエルちゃんやたぬきさん、お地蔵様にお婆。キノコおじさん!見た目も可愛い劇弱助っ人も加わるが、、さぁ大変!
追いかけてくる、やっぱり非情なのねのエンマ様や鬼達が大暴れでピンチ!
ボコボコにし過ぎなのはちょっと可哀想だった( ; ; )
逆立ちで退場の母さんにはビックリしたが。
かりんちゃん。強くなれた。
自分の中で納得し、消化出来たのではないかな?
これからのかりんちゃんの人生を応援したくなりました。
夏に似合う楽しい作品でしたYO。
でもよ??
何で母さんは地獄行きなの?とか、
あんずちゃん、それはどこから出した?!の
ポケットの仕組みが謎過ぎて気になるのドラえもん仕様??
そして
"使用中止"のトイレは絶対に開けないゾと思ったり、死神は来ないでくれ!と願ったり、と、色々ありますが、
1番の売りである
「ロトスコープ」の匠の技。
私にはよくわかりませんでした落第
( ̄∇ ̄)
トトロっぽさと、あと何かが混ざってた
原付に乗って、ガラケー首から提げて、按摩やって、豪快な料理をつくって、ピンクのおならをするあんずちゃん。なにこのかわいい生きもの…37歳、中村あんずって名乗ってる!おもしろーい。
無免許で警察に怒られて、ちゃりんこ派になり、パチンコで有り金失う。
そうそう、あんずちゃんのボディには毛皮のポケットがあるらしい!なにそれーうけるー!
化け猫っぽいのは、貧乏神が見えるところくらい?
いやいや二足歩行で人語を操るんだからじゅうぶん化けてる。
かりんちゃんは借金取りに追われる哲也(たぶん父)により、実家の寺に預けられ、あんずちゃんに出会う。南伊豆らしい。
初対面からあんずちゃんに対しては、いい子の仮面は被らない。ふきげんを隠さない。
かりんちゃんの「今」の子っぽい、いい子のフリとか、いじわるな感じとか、すらんと伸びた手足とか、2020年代の子だなーって思った。11歳かぁ。
まるいウズラ(なわけなかろう)に誘われ、森の穴に入ると、かえるちゃんが住んでいて、その寝姿はまるでトトロ…まるいウズラは小中トトロか!
エリンギみたいな神様とか、スイッチを正座して嗜む地蔵とか、信楽の狸とか、千と千尋の神隠し系でもある。
怖くないけど面白いビジュアルの鬼たちと、顔が國村隼に似てるけど声が國村隼じゃなかった閻魔大王(宇野祥平だった)、盆踊り会場での弱い助っ人たちのバトル…
地獄の入り口のトイレから、ゴキブリ⇒ねずみ⇒鳩から、間はわからんけど最後はカブトムシが、
エリンギみたいな神様に、かりんちゃんのピンチを伝え、みんなでスポーツカーで助けに行く(でも弱い)。
死んだ母を恋しがる11歳のかりんちゃんと、親身にはなってあげないけどみまもるあんずちゃんの
距離感が良かった。お寺のそこそこおっきい大仏、目が開いてたね。地獄にいたカラフル大仏と、何か関係あんのかしら?
つよいメッセージもないけど、のんびり楽しめて、なんかちょっと切なくて、よかった。
洋画が流行らない昨今の日本。メイディセンバーは公開初日の金曜の夜に見たけど、10人以下しか客いなくて、でもあんずちゃんは、火曜の夜で30人くらいいた。しかも若い子が多かった。邦画、ってゆうかアニメ映画を若者は見てるんやな、と思った。そらそうか。
映画といえば洋画と思っているのは、古い人の考えなんやなー。
まったく予見なく観て笑いました
例によって別の映画の幕間で観た予告編だけで予備知識なく足を運んだ、ジャケ買いならぬ「コク買い」。たまに外すが、これは予想外のエンタイトルツーベースで走者一掃の打点2を記録した感じ。
なんと言ってもあんずちゃんのキャラがじわじわ来るのと、ツンデレ小学生との掛け合いが魅力的。
クズ男の父やその父の寺の住職、不良チームを結成している小5男子2人、閻魔様などのキャラもかなり魅力的だが、個人的には何と言っても貧乏神が最高にシュールだ。
自転車を盗られて帰宅したあんずちゃんが棒の先に包丁を括り付け、いつもはクール&アンニュイなのに逆上して「赦さねぇっ」と障子をズタズタにするシーンは声を上げて笑ってしまった。
しかし、TOHOシネマズ六ヒルのスクリーン6,120席で観客たった2人は、平日の昼前からの回とは言えちょっと寂しい。もっと入っても良い佳作だと思うけど。
これからクチコミでじわじわ来て欲しい。
またたび
パチンコを打ってた化け猫のあんずちゃんの予告に惹かれて鑑賞。
めっちゃ素敵だった〜!夏休みに観る映画ってこんな感じだったな〜と小学生の頃を思い出すような懐かしさがあって最初から最後までまったり観れました。
祖父の元に預けられたかりんちゃんと、なぜか二足歩行の人間サイズの猫のあんずちゃんとの不思議な生活をじっくりと眺めることができます。
あんずちゃんの登場シーンがババーンって感じではなくて、バイクでゆったり登場するところからがっしり心掴まれました。
この手のキャラをヌルッと画面に入れて、そのまま何事もなかったかのようにどこかへ行ってしまう行方の知れなさが良かったです。
中身が完全にダメ人間なのもあって、無免許運転はするわ、あんずちゃんの稼ぎを増えせばいいやって感覚でパチンコにぶち込むわ、怒りのあまり障子を槍でぶち抜くわで、時々猫の部分が垣間見えていたのも良かったです。
人間サイズのフォルムで毛繕いしたりするところとかもキュートとはまた違った可愛さがありました。
かりんちゃんが非常に良いキャラをしていて、外面はとっても良いのに、悪巧みはするし、舌打ちは高頻度でするし、悪態はつきまくるしで、中々に尖った小学5年生で面白かったです。
直近での悪ガキムーヴをかましていた「トラペジウム」の東ゆうと似た部分があったのも面白くて、東ゆうは夢への渇望ゆえにどん底に落ちていくタイプでしたが、かりんちゃんは表情に出すのを隠してはいなかったので、周りに易々とバレるのも年相応だなぁと少し微笑ましくなりました。
お母さんが大好きだからこその行動力だったり、あんずちゃんと分かり合っていく様子だったり、友達のような関係性を築いて成長していくのが観れてとても好き〜ってなりました。
終盤の地獄へと向かうところで冒険ものの色味が強くなり、トイレから地獄へ向かうという印象的なシーンでかりんちゃんが躊躇なくトイレに飛び込んで行ったのは笑いました。
ポップな地獄かと思いきや、しっかりと人は痛めつけられているし、鬼たちが地上に上がってきてからの暴れっぷりはマイルドな作風から一転してあんずちゃんはじめ容赦なくボコボコにされていく様子はゾッとしました。可愛らしいタッチとのギャップが中々に強烈でした。
お母さんの選択のその後が描かれないのは怖いものがありますが、身を挺して守ってくれたお母さんの分までめいいっぱい生きようと成長したかりんちゃんのラストシーンも淡い余韻が残ってとても良かったです。
もっと深く描いてほしいなと思うところはちょくちょくありましたが、尺的にはこの収まり方が良かったのかも知れません。
アニメーションのタッチがフランスとの合作という事もあって、色合いが淡い感じなのがとても素敵でした。
シンエイ動画らしくよく動き回るのも良くて、各キャラクターの一度見たら忘れられない顔や形もとても良かったです。
シンエイ動画という事もあって、動きの多いところはクレヨンしんちゃん味を感じました。
本職の声優陣はほぼおらずで俳優陣が多く起用されていましたが、森山未來さんのあんずちゃんはめちゃくちゃハマっていて、ニャッハー!と高らかに笑うところがツボです。
かりんちゃん役の五藤希愛さんもこれまた良くて、可愛らしさのある声から繰り出されるわるーい感情がとてもクセになりました。
青木さんの渋いお父さんの声も好きでしたし、市川さんの優しいお母さんの声も好きでした。
えらい聞き馴染みのある関西弁の閻魔だなぁと思ったら宇野さんだったのも面白かったです。
トドメにまんまる鳥の声が大谷育江さんで贅沢ぅ〜ってなりました。
夏真っ盛り、お日様テッカテカな日には映画館に行って今作で涼みましょう。
しっかしチャーハンうまそうだったなぁ…。
鑑賞日 7/21
鑑賞時間 11:30〜13:15
座席 D-14
いましろたかし女の子を描くのうまくなったなぁ?
と、思って配信で原作を読んでみたらそんな事はなかった。作画監督が優秀だって事ですね。
借金かかえて夜逃げした父親と娘が実家のお寺に転がり込むのだが、そこに唐突にスーパーカブ( 丸目じゃなくて、角目のヘッドライトのカブ。分かってるなぁ?渋いよね?角目カブ!) に乗って化け猫登場。
一瞬、女の子は驚くのだがすぐに受け入れて普通に会話する。受け入れるの早すぎ、飯島真理だってリン・ミンメイのキャラを受け入れるのに何十年もかかったぞ?( 何、その例え)
警察官も慣れたもんでスーパーカブでスピード違反する化け猫に向かって
「 駄目だよ。無免許でバイクに乗っちゃー? 免許取れる年齢なんだからー?」 と注意してパトカーに乗せて連行する。違う、違う、そうじゃない、そうじゃない。
この不思議な生き物を見た時にまずする事は、学研のムー編集部に通報でしょーが?その後にNASAに通報ね?
女の子が大好きなお母さんが死んじゃってから、クズの父親に振り回されているせいか、グレて事あるごとに舌打ちをするのだが、その舌打ちする度におじさんは興奮したぞ?( おい )
化け猫が山の中でウズラを拾ってくるんだけど、そのウズラのあまりにも適当な作画には笑った。可愛いんだけどね。
この後にも、様々な化け物が登場するのだが普通に人間世界に馴染んでいてそういう世界観だという事がわかり妖怪好きにも満足する仕上がりです。
死んだお母さんに会いたいとお願いする女の子とお母さんが会ってからのドタバタ劇からーの、EDはまぁよくあるパターンだけど良かったかなと思います。「 鬼太郎誕生、ゲゲゲの謎 」に満足しなかった人にお勧め。
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