愛に乱暴のレビュー・感想・評価
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小泉孝太郎はまり役
小説未読です。ながら族なので、じっくり活字と向き合えないので
映画で見ています。
色々と伏線があって面白かったが、
ちょっと消化不良かな?結局放火犯は分からずじまい
(そこは本道では無いけど)
いまどきガソリンのチェーンソウ、ガソリン買えないですよ。
車から抜くとかしないと。電動チェーンソウの方が良いん
じゃないですか?床下はいまどきの家はコンクリべた基礎
湿気防止のコンクリも打ってるから、あの家の建築年数が
結婚してからの年数と矛盾が有りそうで気になってしまった。
(うちは20年以上前に建てているがべた基礎コンクリうち)
その前からたってた家なら埋めることは可能だが、その時にも
床板はがしているはずなので、チェーンソウ使う必要がない。
くぎ抜きで十分はがせる。と建築士の目線で見てしまった。
しかし江口さんの体を張った演技良かったです。
あれれ?
ちょっとオチがなぁ~全体的に冗長さも感じるけれど、静かに狂っていく描写には必要だったのかも。
江口ノリコさんも普通ぽい演技で、凄味を感じた。大股開きとオッパイには驚きましたが・・馬場さんは今回控え目♥物音に慌てて戻る江口さんに何故かホロリ。
サティもいかにも空虚な幸せって感じ。カマスで冷や汁って唸りました、ぶきぶき太ってホントにカマス?
少し肩透かしを食らった感じ
悪人や怒りと同じ感覚で見に行きましたが…。
監督が違うので、作者が同じでもテイストが違いましたかね。
愛人のSNSを見ているのかと思いきや、自分の過去のSNSとは。
何気ないありがとうの一言に感情が溢れ出すあたりとか、見ごたえはあるのですけど…。
不審火には何か意味があったのか?ただ犯人と思われて逃げるだけ?
ぴーちゃんは実在したの?
ラストでなぜ母家側に居て中に入っていったの?
そのあたりが謎で、見終わってからちょっと…「?」となった。
原作読むと母家と離れに意味がありそうな感じだけど…。暇ができたら原作読もうかな。
あと唐突な江口のりこさんのオッパイにビックリ(笑)
自業自得
初瀬桃子(江口のりこ)は夫・真守(小泉孝太郎)とともに、真守の実家の敷地内に建つ離れで暮らしていた。桃子は義母・照子(風吹ジュン)への気づかいや夫の無関心によるストレスを石鹸教室の講師や手の込んだ夕飯作りなどで日々を充実させていた。そんな中、ゴミ捨て場での不審火が有ったり、愛猫が行方不明になったり、桃子の平穏な日常が乱れはじめ、ついに夫に浮気相手を紹介され、離婚を迫られた。さてどうなる、という話。
元々、自分が前妻から夫を奪ったんだから自業自得だな、って思った。
携帯で見ていた不倫のコメントは夫の彼女じゃないよね?
アレの意味がよくわからなかった。
チェンソー買ってきて床下に穴を開け、土の中から取り出した箱に入ってたのは流産した子用に準備していた服なのかな?
魚を庭に放っていたのとか、最後、家を壊していたが、建物と土地も貰ってたって事?で、土地を売るために建物を壊してたって事だよね。
桃子の意味不明な行動を見せられるだけでちっとも面白くなかった。
今年観た邦楽で一番かも
大した前知識もないままフラりと鑑賞しました
オープニングから眩暈のするような生々しさが溢れ出してた
画面から体温や体臭が滲み出ているように感じました
小さくメンタル削られ続ける筋金入りの丁寧な暮しをしている桃子さんのあのゴツい手
不穏な空気の塊です
桃子さんの報われない丁寧さが観ていて痛々しくて堪らない
風吹ジュンの絶妙に嫌なババアっぷりも最高でした
そしてこの映画にはまともな男は一人も出ていません
そもそも存在感がみな薄い
孝太郎の桃子が楽しそうにしてると自分は退屈だみたいなセリフだけはピカ一だと思いました
初めてタクシードライバーを観た時に感じたような後半になるにつれて高まる孤独と緊張感が
ホームセンターで買ったチェーンソーで爆発します
でも血は出ません
切るのは和室の床と柱だけです
切ないけど笑いそうになりガッツポーズしたくなりました
悲劇だけど、どこか可笑しく
可笑しいけど、どこか悲しい
そう感じられただけでもうこれはいい映画なんじゃないかと個人的には思ってます
桃子さん好きだなー
また観よう
夫を献身的に支え、姑とも良好、ゴミ捨て場の掃除や無添加石鹸のセミナ...
良い意味で気持ちが悪い
女は三界に家無し。されど、女は強し
その一家は、一見平和そうに見えた。
妻『初瀬桃子(江口のりこ)』は結婚を機に退職し専業主婦に。
綺麗好きで、家の中はいつも整っている。
以前勤めていた企業の協力で、
手作り石鹸の教室の講師をし、これが好評。規模の拡大をも目論む。
夫の『真守(小泉孝太郎)』は毎朝のジョギングが日課。
母の住む母屋の隣に離れを建て、夫婦で住む。
しかし、子供はまだいない。
母の『照子(風吹ジュン)』は夫を亡くしてから日も浅いが、
気丈に振舞っている。
むやみに息子夫婦を頼ることはせず、
身の回りのことは(朝のゴミ出しを除き)なんでも自分で行う。
が、描写されるそうした生活の節々に、
なんとはなしの違和感を覚えるのは穿ち過ぎか。
もっとも、一家の周囲では不穏な動きも。
決まって餌を食べに来る野良猫が、近頃は一向に姿を見せない。
給餌皿は空になっているし、時として鳴き声も聞こえるのに。
近所のゴミ置き場では、連続放火と思われる火事が立て続けに起き、
警察は警備を強化中。
主人公の家の近くのゴミ置き場は
ルールを守らない捨て方する人が多く、鴉の溜まり場に。
彼女は独り、(綺麗好きなので)掃除をする。
その近くのアパートに住み、ホームセンターで働く外国人も、
怪しげな気配を漂わせている。
物語りが進むにつれ、一家が内包する複数の難儀が露わに。
とりわけ夫の『真守』は想像を絶するクズ男で、
確かにルックスも人当たりも良いものの、
こと女癖の悪さは唖然とするほど。
嫁姑の関係も、傍目ほど良好ではない。
喉に刺さった骨のように、互いに心を開けずにいる。
順調そうに見えた『桃子』の石鹸教室も
企業の論理の中で政争の道具にされつつある。
そして幾つかの事件は起きる。
主人公にとって弱り目に祟り目のように。
ただそれを乗り越えた先には、
生き方の新しい地平が開ける。
出ずっぱりの『江口のりこ』が出色で、
彼女の演技を観るための一本。
映画の出演本数は多いものの、
ほぼほぼが脇役で、主演作は片手を僅かに超えるほど。
とは言え力量は間違いのないところで
本作でも狂気にとらわれたように見えても、
奥底に潜む冷徹さとシニカルさを的確に演じる。
ギャグにも見える唐突な行動の表現も絶妙。
とりわけ、チェンソーを動かす時にわずかに浮かべる薄笑いには、
ぞっとすると同時にカタルシスを感じる。
各エピソードの繋ぎとエスカレーションの仕方が職人芸。
サスペンス映画のように、不穏な空気を漂わせ
次第に押し迫ってくる。
事故が起きたり死人が転がるわけではないのに
胡乱さを感じる構成は、
次の展開が待ち遠しく、一時も画面から目を離すことができない。
自分の居場所にしがみつく毎日。日常位潜む狂気。江口のり子の独壇場!
家庭と社会から居場所を奪われて、追い詰められた専業主婦の怒りがついに爆発する。
江口のり子の独壇場!
チェーンソーを振りかざす、が、想像していたようなことはせず、床下と強度に問題がない柱の切断のみ。
ちょっと残念。
あの無表情で淡々とした様子からの暴走が、日常に潜む狂気をよく表現。
終盤、ホームセンターで働く中国系男性からの思いがけない一言が泣ける。
江口のりこだけが目立った作品
江口のりこの孤軍奮闘が際立った作品。
江口のりこの演技を観ただけでもこの作品を観た価値がある。
ただ、テーマからしたらよくあるストーリーでありきたりな作品だと感じた。
原作は吉田修一の作品からだが、作品の内容から見るとむしろテレビドラマや配信ドラマの方がいいかもしれない。
あるストーリーで何故、江口のりこが演じたももこがSNSで知ったのか言及がなかったのは残念だった。
今イチの作品だが、江口のりこの奮闘ぶりを観てワースト作品にはしない。
ひとつの絵画を観ている様な。
小泉孝太郎の駄目夫役。この発明的な配役が猛烈に良い。
江口のり子
ぴーちゃん
ミステリアスな雰囲気に包まれる作品
献身的で“良い妻”
姑にも積極的にコミュニケーションを取り
ゴミ捨て場の清掃も自主的に行う
まるで完璧な主婦
しかし夫はそんな妻に無関心
それでも妻は毎日の勤めを果たしていく
夫の不倫が発覚
終始、妻が見ていたSNSは
実は自分の過去の投稿だった
まるで夫の不倫相手のアカウントかもと
思っていたが
心理的トリックにハメられた
つまり“妻”も
実は夫の“元不倫相手”だと言うことが判る
しかし再婚後流産し
そこからかなり精神的ダメージがあったのだろう
床下に埋められていたのは
我が子に着せるはずだったロンパースと靴下
それは
お菓子のカンカン詰めて
床下の土の中奥に埋めたのだ
きっと悲しみも悔しさも
全ての感情をそこに埋めたのだろう
実家に寄った時の
姪や甥に見せた“あの顔”が
彼女の本来の顔だったのでしょうか
あの時の笑顔はあのシーンしか見れない
クズ男は
一生クズ男
きっと彼女は
これからも大丈夫
きっと大丈夫
岩代太郎の
不穏でミステリアスな音楽が響く
江口さんの多彩なワンピースが映画の雰囲気の救い
力作だとは思う。思うが、、
どんな話か全く知らず、だけど怪しさはキャスティングから充分感じられ、期待はかなり高くしてしまったが、テーマと手法がちょっとあってないのかな。。
そして江口のりこは大好きなのだけど、この役はもっと凡庸なアイドルめいた人のほうがうってつけだったような気もする。
個人的には演出過多な印象。追い詰められていく江口のりこを淡々と追っていく前半部「いいわね、あなたにはたくさん選択肢があって」ひとことで全部を伝える構造はとてもいいのだけど、カメラが江口のりこに肉薄し過ぎてる感じがする。
この、世間ではまったく忘れられそうな主婦のため込んだため息の充満する危険な空気の話は、アケルマンのジャンヌディエルマンから『ワンダ』からアルトマンの『雨に濡れた舗道』とかでもいいのだけど、その系譜に連なるものだと思うけれど、それらの作品と違ってカメラが主演に肉薄し過ぎて狂気が伝わらなくなっている。物事を客観的に、冷静に突き放して観客もその想像合戦に参加させるのはとても強い演出力と観客を信じる力が必要なのだと思うけど、比較的サービス精神に溢れて動く江口を見せることに終始する。カメラがバックショットで江口のりこをずっと捉えていて、観客がそこに共感できれば、という作りなのだと思うけど、これは江口のりこの叫びを捉えようとするのならもうちょっと距離を離して観客が身を乗りだすような辛抱強さが必要だったのではないかと考えたり。出来事の展開と世界観はいいのだけど、、惜しい気がする。
健全な傲慢さが救いになることもあるはず
辻村深月さん原作の『傲慢と善良』の別視点とも思えるような物語。
ホテルのカフェで対面することになった不倫相手の馬場ふみかさん。
もし、不倫相手が馬場ふみかさんでなく、桃子から見て明らかに自分より容姿も劣り、職業やその他の属性においても、桃子の価値観においては〝桃子より下の人〟であったならこれほど心を乱されるようなことにはならなかったのではないか。
こんな下衆な男、こちらの方から離婚してやる。
と、割と単純に割り切れた気がする。
(と割り切れたなら、江口のりこさんの無敵な演技も、そもそもこの映画のような物語も必要なくなってしまうのだが…)
人が人を自分より下に見ることで得られる心の平安。
他者を下に見る、なんて発想は差別的であるとか傲慢であるという批判はその通りだが、人間心理としては、言い方を変えれば、人間がプライドを保つためには誰しもが心当たりのあることなのではないか。
国家や人民を守るための政治リーダーであったり、スポーツや芸術においてより秀でたパフォーマンスを発揮する。
そのような人たちの持つ崇高なプライドとは次元が違う品性に欠けるプライドではあるけれど。
決して人には言わないし、人を傷つけることもない秘かな傲慢さ(品性に欠けるプライド)であれば、いつも自分は敗者側に追い込まれていると社会を憎んだり、心がズタボロになるよりはずっと健全だと私は思います。
※桃子が不倫相手に決定的に負けた、と思わせられた原因に〝懐妊〟をあげるのは、なんとも言えない不快感を覚えます。
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