「他人と歩むには正しさや正義を見直すべきか否か」愛に乱暴 サスペンス西島さんの映画レビュー(感想・評価)
他人と歩むには正しさや正義を見直すべきか否か
2024年劇場鑑賞71本目 傑作 76点
吉田修一原作は人間の深層心理に迫っていてハズレがないと思っている
小泉孝太郎の江口のりこの壊れた狂信的な愛というなの狂気に身も心も枯れてしまった喪失人間っぷりと、馬場ふみかの表にださいないけど、めっっっちゃ内心興醒めしているのを最大限ひた隠しにした結果若干顔が引き攣ってる妙さが絶妙
江口のりこは言わずもがな24年最優秀女優クラスで、欲しい人から見返りや言葉が欲しいに落ち着くのだろうと鑑賞中思いながらエンディングに向かった中で、最もの存在ではない、違う小さな優しさに触れて泣き落ちる彼女には思わず目を向けられない
情深い女性も考えようですね、いい意味でも悪い意味でも
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