「主人公桃子の凄みと哀しさ」愛に乱暴 友理子さんの映画レビュー(感想・評価)
主人公桃子の凄みと哀しさ
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江口のりこさん観たさに公開試写会へ。
主人公桃子の凄み、哀しさ、後悔、いじらしさが滲み出ていて今作も期待を裏切らない。日常のルールを守り、好みのインテリアや食器、石鹸づくりを大事にしている桃子。元上司との会話からも、きっとコツコツ真面目に働いていたのだろう。
ラストのニットの色が鮮やかだったのは桃子、夫(この時点では元夫かな)、姑、おのおの自分の選択ができたなら救いだ。
ありがとうの一言が沁みる時ってある。過去の出来事が桃子の心を脆くしているけど実はどこか強か。まだまだ若い。もう少し自信持って生きていって欲しい、なんてエールを送ってしまったのは私が江口さんのファンだからか。
彼女は試写会等で軽妙なトークで司会や私たちを沸かせる。ケレン味もない。本当にお芝居が大好きな女優さんなのだろう。そしてスタイルがよく、かわいらしい。
次回作は‥明るさ溢れるエネルギッシュな江口のりこを観てみたい。
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