「特撮造形師」カミノフデ 怪獣たちのいる島 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
特撮造形師
クリックして本文を読む
オープニングから予告編上映みたいな展開に当惑、確かに「神の筆」の映画は本作の土台のようなものだから、伏線と言うか本編を観るに際しての予備知識として意味があったんですよね。主人公の時宮朱莉は亡くなった祖父、特撮造形師時宮健三の孫娘。本作の原作・監督の村瀬継蔵氏も特撮造形のレジェンドだから時宮健三は自身がモデルのようなものだったのでしょうね。時宮健三のお別れの会の作品展会場で孫娘の朱莉とクラスメートの卓也が謎の人物、穂積(斎藤工)によって時宮健三の描いた「神の筆」のフィクションの世界にワープさせられる冒険ファンタジー。
八岐大蛇と言っていたがキングギドラの様でした、異世界への通路にドラエモンのどこでもドアが出て来たのには笑えました。特撮造形師さんに限らず自身がかかわった仕事の記憶の世界には特別の思い入れがあるだろうと言うことは共感できました。
コメントする