劇場公開日 2024年7月5日

「単純に映画として面白い、奈緒さん最高」先生の白い嘘 だるまんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5単純に映画として面白い、奈緒さん最高

2024年7月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

幸せ

いろいろニュースになっていますが、単純に映画として面白いです。
胸糞悪いキャラも多く、特に前半は、もしかして全員嫌いかも。とも思いました。
白、、、黒、、、赤、、、ちょっと直視が厳しい表現もありますね。
コトリンゴの優しい音楽が、絶妙。優しい音楽と病みストーリーのギャップが怖い。スイカに塩みたいな。
奈緒さんもとても良かった。弱さと強さと気持ち悪さ(俳優として褒めています)。

女性の弱さと強さのストーリーなので、ニュースで問題になっているような、インティマシーコーデネーター?を入れなかったことは問題視されるのも分かりますしら奈緒さんが問題だと思えば公開を中止しても良いレベルかも知れません。原作者もその権利があるような気もします。

ただ、奈緒さんが(本当に)そう思っていないのであれば、それを理由に映画作品が低評価になるのは、やっぱり違うと思います。

映画のメインテーマが、女性の権利?差別?なので、より一層気を使う必要があったはずですが。

ちなみに、性表現の部分では、私の価値観ではまったく問題ないと思いますね。監督から見れば、これなら問題なし!と思ったのかもしれませんが、そういう事でもないですよね。

それでも、差別!問題!も声を上げることも、逆に問題になることもあるのだと思います。
女優、奈緒さんが望んでいるのは、恐らくできるだけ多くの人に見て欲しいってことじゃないですかね?

同時に、そもそもプロモーションのために、ニュースになっているのかな?とも勘ぐってしまった。
公開映画館が少ないので、観るか迷っていましたが、ニュースがあったので観たのも事実。

映画としてはとても良かったです。

だるまん