ドライブアウェイ・ドールズのレビュー・感想・評価
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下ネタコメディ(女性版)
クライムコメディというよりレズビアンを用いた18禁コメディ。といっても肝心な箇所は出てこない。ここでは評価がえらく低くて驚くが、女性の下ネタをここまで露骨に描くことが不快なのでは。それ自体この国の多様性の底が知れて笑かす。たしかにどっちか言うとサブスク配信映画っぽい感じはするが。J.ローレンス主演「マディのおしごと」よりは絶対マシ。
ビーニー・スタインフェルドは毎度安定の役柄だけどマーガレット・クアリーがこんな役も演じるなんて、頑張ってる。歯を見せて笑うとお母さんソックリなのに。ペドロ・パスカルもコールマン・ドミンゴもマット・デイモンも面白かった。
男根と生首
タランティーノ『デス・プルーフinグラインドハウス』やP・T・アンダーソンの『インヒアレント・ヴァイス』みたいなLookで『テルマ&ルイーズ』の雰囲気を期待しながらコーエン兄弟の弟が満を持して単独で、とにかく単純明快な物語がクダらなくて飽きてくる過程で刺激的な描写と映像にしょうもないサプライズや下ネタに笑えながら、この映画の最大の魅力はジェイミーを演じたマーガレット・クアリーのキュートな存在感と大胆なエロ描写の台無し感が効果絶大、脇役ながら目立ちまくりなビーニー・フェルドスタインが好演、看板だけの友情出演かと思いきやマット・デイモンは生理的に受け付けない役者ながらこんな感じで出演されると好感でしかない、これ名もない監督が撮っていたらそれなりに評価されても、しかし、コーエン兄弟の弟であるイーサンが、もっと頑張れたデショ!?
兄ジョエルの『マクベス』は印象が薄れ本作の方がパンチはあるにしてもやはり兄弟仲良く手を取り合い協力して映画を撮るベシ!!
カジュアルレズコメディ男子禁制
アメリカでは地方の街にもレズバーがどこにでもあり、いつでも相手に出会えるようだ。
ホンマかいな?
男が女の子を可愛いと思うように、
レズは女の子が女の子を可愛いと思うのと同じかなぁ
それと、男の子同士が小便の飛ばし合いこして悪ふざけをしたような、
女の子同士が赤裸々にセックスに本音を飛ばしているところをコミカルにジョークしているのだろうが日本のオッサンには分からん。
結局、女の子がデッカい男根を選択するって言うのもジョークにしておこう。
まあ、おっちゃんや紳士は、
見ては行けないものを横入りしたような気まずさであった。
男子禁制映画と言うジャンルにしておこう。
(^○^)
ドライブアウェイ・ドールズ
劇場公開日:2024年6月7日 85分
兄ジョエル・コーエンと「ファーゴ」「ノーカントリー」など数多くの作品を手がけてきたイーサン・コーエンの初単独監督作品。
ドライブに出かけた2人の女性が、謎のスーツケースをめぐってさまざまな事件に巻き込まれるコメディドラマ。
日々の生活に行き詰まりを感じたジェイミーとマリアンは、車の配送(=ドライブアウェイ)をしながらアメリカ縦断のドライブに出かける。
しかし、配送会社が手配した車のトランクに謎のスーツケースがあるのを見つけ、その中に思わぬブツが入っていたことから、スーツケースを取り戻そうとするギャングたちから追われるはめに。
さらにジェイミーの元カノの警察官や上院議員までも巻き込み、事態は思わぬ方向へと発展していく。
ジェイミー役を「マイ・ニューヨーク・ダイアリー」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」のマーガレット・クアリー、
マリアン役は「ブロークン・ハート・ギャラリー」「ハラ」などで主演を務めてきたジェラルディン・ビスワナサンが演じた。
そのほか、ビーニー・フェルドスタイン、ペドロ・パスカル、マット・デイモン、マイリー・サイラスらが顔をそろえる。
ドライブアウェイ・ドールズ
劇場公開日:2024年6月7日 85分
性欲全開⁉レスビアンのロードムービー
開けっぴろげな感情と、性欲を全開にしたレスビアンによるロードムービー。
出て来る女性のほとんどがレズビアン設定なんて珍しい。
主演の二人がいい加減で奔放な性格の女の子と、生真面目で臆病な女の子の凸凹コンビ。
奔放なキャラの性欲がフルスロットル、ノリが全てで、いい加減。
真面目で臆病なキャラは、ひたすら妄想…
下品だとか、細かなコトにうだうだ言わない。
そんなノリについていけたら、楽しめます。
これほど包み隠さずレズビアンを謳歌しまくっている映画って珍しいかも。
エブエブとの二者択一しかないのなら、こちらを勧めます
心意気はいいのだが……
コーエン兄弟の映画ってそうだよね、
シュールなんだよね、忘れてた。
あのドライブ感のあるテンポで、
シュールなギャグを連発されても
どういう顔していいのか分からなかったよ
というか、本当に笑えなかった。
単純に滑ってたと思う。
家に帰って即刻『ブックスマート』を見返したくなりました…。
なんだかなー。
マーガレット・クアリーとジェラルディン・ヴィスワナサン、
性に奔放で目立ちたがり屋と真面目で几帳面という、
対称的なキャラクターはすごく良かったし、演者も勿論よかったのになー。
本当にもったいない。
絶対もっともっと面白く出来るセットアップだった。
Dickネタもしつこいけど面白かったし、レズビアンバーとかも良かったけど、
まあそうなるよな、と分かりきった展開しか無く、楽しめなかった。
主演二人を観ていられた映画でしたな。
アマチュアでもインディ―ズでも何でもいいから、
レズビアンが制作した映画を配給してくれよ、
B級前提でそれなりに楽しかったけど、 ここまでレズビアンを大きく扱...
B級前提でそれなりに楽しかったけど、
ここまでレズビアンを大きく扱うなら、
事前にもっとうたった方が良い
見てびっくりした
3.5と3で迷ったけど、
レズビアンの件と、それと、
姪とおばの人種が何故か違うのが気になったので、
3にした
リンダ・ロンシュタット
意図的に語り草を狙ったカルトムービー?
イーサン・コーエン製作、監督、脚本のお得意の巻き込まれ系ストーリー。
主人公は「ハングオーバー」などアメリカのドラマでしか見ないような後先考えず自分勝手に行動をするレズビアンで高校生のように四六時中S◯Xの事ばかり考えており、とてもまともな大人とは思えない。
相方も絵に描いたような生真面目なタイプだが子供の頃の極薄な性体験が頭に残っており、徐々に相手のペースにハマってイク。
自分だけかも知れないが、アレを取り返すためにあそこまでの事をするという説得力がどうにも感じられなかった。
下ネタと言うよりストレート過ぎる表現としつこいくらいの球数の多さで圧倒的に下品さが上回り面白さは希薄に感じられ、ファンタジーな終わり方だが見終わった後のカタルシスは全く感じられなかった。
全米の女子サッカーチームに謝ってくださいw。
ハウスキーパーがリボンを付けて洗面所に置いてくれてたのだけはちょっとだけ笑えた。
マット・デイモンもコーエン兄弟の名前に負け出演したんだろうが、後悔とかしてないか心配になる。
数十年後にカルトとして取り上げられたらラッキーという感じかも。
とにかくレズビアンのエッ
エログロ?
コメディタッチのロードムービー
ドライブアウェイ・ドールズ 前情報を必要以上に仕入れてなかった事も...
ドライブアウェイ・ドールズ
前情報を必要以上に仕入れてなかった事もあってかいい意味で裏切られて楽しい作品だった。
可愛らしい女子の二人旅かと思いきやまさかのレズネタ下ネタのオンパレード。マットデイモンをこんな役で出す最後のオチまでしっかり笑わせてもらいお腹いっぱいの作品だった。
たまにはこういうぶっ飛んだ作品を頭空っぽで見るのは刺激的で良い。
個人的な2024年洋画新作鑑賞ランキング
1 ネクスト・ゴール・ウィンズ 4.8
2 Firebird ファイアバード 4.8
3 コット、はじまりの夏 4.7
4 マッドマックス:フュリオサ 4.7
5 アイアンクロー 4.7
6 ありふれた教室 4.7
7 オッペンハイマー 4.7
8 クレオの夏休み(横浜フランス映画祭2024) 4.7
9 コンセント 同意(横浜フランス映画祭2024) 4.7
10 ARGYLLE/アーガイル 4.7
11 アリバイ・ドット・コム2 ウェディング・ミッション4.5
12 9 恋するプリテンダー 4.5
13 バティモン5 望まれざる者(横浜フランス映画祭2024) 4.5
14 システム・クラッシャー 4.5
15 デューン 砂の惑星 PART2 4.5
16 愛する時(横浜フランス映画祭2024) 4.5
17 ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ 4.5
18 アクアマン/失われた王国 4.5
19 ニューヨーク・オールド・アパートメント4.3
20 マリア 怒りの娘 4.0
21 異人たち 3.7
22 ミツバチと私 3.6
23 ブリックレイヤー 3.5
24 猿の惑星/キングダム 3.5
25 ネネスーパースター(原題) Neneh Superstar (横浜フランス映画祭2024) 3.4
26 胸騒ぎ 3.4
27 ナイトスイム 3.4
28 オーメン:ザ・ファースト 3.4
29 RHEINGOLD ラインゴールド 3.3
30 12日の殺人 3.3
31 インフィニティ・プール 3.3
32 ゴーストバスターズ フローズン・サマー 3.2
33 プリシラ 3.2
34 コール・ジェーン -女性たちの秘密の電話- 3.2
35 コヴェナント/約束の救出 3.0
36 僕らの世界が交わるまで3.0
37 ブルー きみは大丈夫 3.0
38 ゴジラ×コング 新たなる帝国 3.0
39 ブルックリンでオペラを 3.0
40 ストリートダンサー 3.0
41 ドライブアウェイ・ドールズ 2.9
42 カラーパープル 2.9
43 弟は僕のヒーロー 2.8
44 RED SHOES レッド・シューズ 2.8
45 チャレンジャーズ 2.8
46 画家ボナール ピエールとマルト(横浜フランス映画祭2024) 2.7
47 Vermines(横浜フランス映画祭2024) 2.6
48 関心領域 2.6
49 ハロルド・フライのまさかの旅立ち 2.5
50 ボブ・マーリー ONE LOVE 2.5
51 タイガー 裏切りのスパイ 2.5
52 ジャンプ、ダーリン 2.5
53 またヴィンセントは襲われる 2.4
54 人間の境界 2.4
55 エクスペンダブルズ ニューブラッド 2.3
56 けもの(仮題)La Bête(横浜フランス映画祭2024) 2.3
57 マダム・ウェブ 2.3
58 落下の解剖学 2.3
59 ダム・マネー ウォール街を狙え! 2.3
60 哀れなるものたち 2.3
61 PS1 黄金の河 2.3
62 ティアーズ・オブ・ブラッド 2.3
63 フューチャー・ウォーズ 2.3
64 殺人鬼の存在証明 2.3
65 エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命 2.3
66 ザ・エクスチェンジ 2.2
67 DOGMAN ドッグマン 2.2
68 パスト ライブス/再会 2.2
69 リトル・エッラ 2.2
70 パリ・ブレスト 夢をかなえたスイーツ 2.2
71 ボーはおそれている 2.2
72 ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人 2.2
73 瞳をとじて 2.2
74 ゴースト・トロピック 2.2
75 葬送のカーネーション 2.2
76 Here ヒア 2.1
77 美しき仕事 4Kレストア版(横浜フランス映画祭2024) 2.0
78 ハンテッド 狩られる夜 2.0
79 サウンド・オブ・サイレンス 2.0
80 トランスフュージョン 2.0
81 ミセス・クルナス vs. ジョージ・W・ブッシュ 2.0
82 ゴッドランド GODLAND 2.0
83 キラー・ナマケモノ 1.9
84 ザ・タワー 1.9
85 ポーカー・フェイス/裏切りのカード 1.9
86 マンティコア 怪物 1.9
87 FARANG/ファラン 1.9
88 潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断(イタリア映画祭2024) 1.9
89 アバウト・ライフ 幸せの選択肢 1.8
90 サン・セバスチャンへ、ようこそ 1.8
91 デストラップ 狼狩り 1.6
92 No.10 1.5
93 VESPER/ヴェスパー 1.5
94 ナイトメア/夢魔の棲む家 0.9
95 フィスト・オブ・ザ・コンドル 0.5
番外
ソウルフル・ワールド 5.0
QUEEN ROCK MONTREAL 5.0
あの夏のルカ 5.0
私ときどきレッサーパンダ 5.0
FLY! フライ! 5.0
犯罪都市 NO WAY OUT 4.5
アバウト・タイム 愛おしい時間について リバイバル 4.0
DUNE デューン 砂の惑星 リバイバル 4.0
バジュランギおじさんと、小さな迷子 リバイバル 2.0
メメント リバイバル 2.0
π〈パイ〉 デジタルリマスター 2.0
貴公子 1.5
マイ・スイート・ハニー 1.5
ピアノ・レッスン 4Kデジタルリマスター版 1.5
ソイレント・グリーン デジタルリマスター版 1.5
下ネタの多さをどうするかがポイントだが、PG12なりの配慮はある
今年205本目(合計1,297本目/今月(2024年6月度)5本目)。
(前の作品 「からかい上手の高木さん」→この作品「ドライブアウェイ・ドールズ」→次の作品「罪深き少年たち」(明日予定))
こちらの作品です。
きわめて広い意味においてはロードムービーともいいうるし、シスターフッド(女性連帯)が描かれている映画にもなります。「きわめてひろいいみではロードムービー」なので、アメリカの地理や州制度による違いなどアメリカ史に関することは知っておくと有利でしょう。
確かに「ちょっと」PG12の割に厳しいかなと思ったシーンはあったもののそこはかわされていますし、映画内に出てくる「レインボーカラーのVISAカードで宿泊」というあたり、LGBTQの活動の象徴がレインボーカラー(虹色)であることなど、LGBTQという概念は強く出ている映画です。
ただどうしても、「特定の性表現ほか」が厳しいのは仕方がないのですが、これはこの映画がLGBTQの「L」にあてて作られたものであること、またPG12相当に抑えられている点まで考慮してその観点では減点なしにしています。
ただ、どちらかというとコメディもので「謎解きも何もない」映画ではありますが、80分ほどでさくっとみたい方にはおすすめです。
映画としての減点対象はないので(レーティングの一つ違いと思える点は0.2固定でそれを指摘しても4.5にしかならない)フルスコアにしています。
これとは別に気になった点をいくつか。
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(減点なし/映画館帰責事由/コマーシャルの選定が謎すぎ)
映画館のコマーシャルといえば「近日公開!」みたいなものではなく、「何とか町におこしください」みたいな映画と関係のない宣伝も流れますよね。大阪市だと、大阪万博まであと●日(といっても、大阪市民でさえ本当に大阪万博やるのか不思議で仕方がない)みたいなCMもあります。
ただその中に、「なぜか」総務省提供の啓発CMがあります。要は技的マークのついていない器具の使用は電波法等に恐れる可能性があるからスマホ等はそれをよくみて確かめましょうという、15秒か30秒くらいのちょっとしたむねきゅん的な内容もも入っているCMです。
ただ、電波法を取り締まるのが総務省である(経済産業省ではない)のは理解しても、この議論(違法電波の問題)は、主にアマゾンや海外のサイトから購入したら実は日本では規制にかかるものでした、ですので、そちら(スマホやトランシーバー等はアマゾンなど通販で買わないようにしましょう)としたほうが良かったのでは…と思えます。
※ 一応、不正な電波の使用は電波法で罰せられますが、その「不正な電波」も何かしら通信をしているのが普通ですので、憲法の定める通信の自由ほかまで考えると、よほどの異常な発信をしない限りスルー扱いで、むしろ総務省(管轄するところ)としては、「アマゾンなどで購入しないようにしましょう」にして欲しかったです(行政書士試験の合格者はどうしても性質上「総務省のしもべ」ではありまますが(管轄しているのが総務省のため)、ちょっとうーん、と思ったところです。
これ、日本で上映されるの😩
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