ドライブアウェイ・ドールズのレビュー・感想・評価
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かっこよい下世話的映画
性欲著しい女子と性欲に戸惑う女子の
ロードムービー
まぁ、とにかくくだらないです(良い意味で)
そして、とてもバカバカしいです(良い意味で)
ですが、かっこいいんだよなぁ(ちゃんとほめてます)
画面(カット)かっこいいし、テンポも小気味いい
観てて気持ち良い。
もうね、何のための追っかけっこだったのか?
がわかった時の脱力感たるや・・・
あっぱれですよ。
あまりのしょうもなさに、ずっとケラケラ笑って
ましたが(劇場でぼくだけだったような気が・・・)
能天気に笑っててよかったのかなぁ?なんて
思えちゃうほどの下(しも)まっしぐらです。
だけど、実力派俳優に女優さん出演してるんですよね
マット・デイモン・・・最高ですww
マーガレット・クアリーもこんな役やれるんだなぁ
万人に強くはおすすめできないかなぁ(笑)
◇ゴモラたちの'珍'道中
舞台 は1999年、アメリカ東海岸。フィラデルフィア#Philadelphia (ペンシルベニア州)からタラハシー#Tallahassee (フロリダ州)まで、女の子二人がハイウェイを旅する物語です。題材だけ聞くとテルマ&ルイーズ的アメリカ映画伝統のロードムービーですが、そこはコーエン監督作品なので#クセツヨ に仕上がっています。
とにかく、おバカ、お下劣、ノウテンキな奇天烈レズビアンムービー。性の多様性とかLGBTQとか、重苦しい思想性はカケラもなく、ひたすら「女同士なら、いつでもどこでも誰とでもいい」的な交わりの連続です。
もう一つのモチーフは、ディルド(性玩具)。男性を象徴するフォルムが、あまりにも軽々しく馬鹿馬鹿しく即物的に扱われます。同時に、登場する男たちは総じて"情けない"奴等ばかりです。女の天下の世界観も、突き詰めると爽やかに昇華するものかもしれません。
1999年といえば、ビル=クリントン大統領の時代。モニカ・ルインスキー事件を始めとした性的スキャンダルに溢れた民主党受難の頃でもあります。クリントン政権は、この事件の進展にタイミングを合わせるかのようにアフガニスタンやスーダンへの爆撃を実行、「スキャンダルから目をそらさせるための爆撃」と呼ばれたりしたようです。性的に乱れた世相とは、一種の平和ボケの時代を象徴するものなのかもしれません。
>'Who are you?'
>'Democrats!'
最後に、劇中度々言及される小説家#ヘンリージェームス #HenryJames といえば、『ねじの回転』#TheTurnoftheScrew 大学時代の課題図書として原書で読んだ苦い捩れた記憶があります。
劇場ほぼ貸切からの冒頭からの違和感
なかなか時間が合わず、予告編で面白そうと思っていたので、なんとか仕事の合間に時間を作り見てきました
平日の日中ということもあり、なんと観客は自分含めて2名。。
劇場貸切みたいな感覚で、ちょっと楽しかったです。
本編が始まり、冒頭から何やら違和感が。。。
事前に何も他の方のレビュー等見ていなかったので、あらすじくらいしか事前情報なかったので、これはこれで、そういう主軸の話なのね。。と自分なりに納得
その後は普段感じることのない感覚を感じながら、恋愛パロディ映画として最後まで見ました。
個人的感想としては、このようなまず公共の電波には乗りにくい作品は映画らしくて良いと思います。
また、表現としては、微妙な感情の移り変わりとすれ違いを、見方によって感じるものはあります。最後にマット・デイモンはこの手の映画でたまに見ますが、キャラクターとしては個人的には今回のような使い方はとても好きです。
まさにどんな役でも出来る素晴らしい役者だと思いました。
おサイケでぶっ飛びな20世紀の映画
映像としてはおしゃれでポップな印象で、70年代のフランスコメディみたいな雰囲気も感じるのだが、決定的に違うのが、セッソウのない性描写か。本作の脚本のメインはイーサン・コーエンではなく奥さんとのこと、夫婦で突飛なセンスをお持ちのようで。これまでのコーエン兄弟作品にあった、独特のブラックでコミカルなポイントはあって面白いのだけど…個人的にはそれ以上に下品だと感じる。ちょっと露骨すぎて途中辟易した。映倫はどんな基準?青少年にこれ見せたいかね?
お騒がせ珍道中
採点3.7
コーエンによるセクシャルコメディロードムービー。
イーサン・コーエン単独での初監督作品でもあります。
これが最初っからお下品、まさかのスタートには驚きました。
こちらも冒頭からディルド推して来ると思ったら、物語の核心に触れるアイテムとして最後まで登場します。
主演は「ワンハリ」のワキ毛美女が印象深いマーガレットクアリーと、セクシーさを抑えたヴィスワナサン。
これが中々に良いコンビで、旅を楽しくみせてくれます。
全体に溢れる70年代っぽいサイケな演出も良い感じですよ。
終始バカバカしい内容ですが、自分的には一杯やりながら楽しく観れましたよ。
なんともお騒がせな珍道中でした。
なにこれ〜くっさ〜納豆みたいな映画
コーエン兄弟の作品は、
人生を変えるような衝撃作や、
オールタイムベストに常に君臨する傑作があるわけではない。
本作も独特な魅力を持つコーエン兄弟映画の魅力の一端を味わえる作品にはなるのかもしれないが、もちろん名作傑作ではない。
その魅力を一言で表すのは難しい。
まるで最高級のグダグダ感を堪能できる探偵映画史上最高のデロデロ作品『ビッグ・リボウスキ』のように、何も解決しないストーリーライン、
そもそも人生に解決策なんて必要ないという皮肉に満ちたテーマも別にテーマでもなく、
ダラダラ進むスーパーソフトボイルド映画。
本作も世界観にどっぷりハマってしまう中毒性を持っている。
イーサン・コーエン単独作。
理解に苦しむ奇妙な絵画も、
豪華な額縁と適切なタイトル、キャプションを添えることで、
見る者の興味を惹きつけるように、「ドライブアウェイ・ドールズ」は不思議な魅力で観客を惹きつける。
レズビアンロードムービー、LGBTQバディ映画といったカテゴリーに収まりきらない自由奔放なストーリー展開は、まさにイーサン単独の手腕が光る。
勝手な想像だが、
グダグダの探偵映画のように、
本作はレズCOPスーキーの視点で描かれる予定だったのかもしれない。
アタッシュケースの中身は映画史上、見たことのない、マネーやゴールドではない最高なモノ・・・何にしよう・・・。
そんな始まりだったのかもしれない・・・。
その結果生まれたのが、
彼らの他の作品同様、
型破りな魅力に満ちた「ドライブアウェイドールズ」なのかもしれない。
しらんけど
突き抜けるチン味😁なガールズムービー
チン事件に巻き込まれたレズビアンの親友同士のチン道中!
サイケな世界観…エロくてちょいとグロくて
B級映画の極みじゃん!
陽気で快活なエッチ全開シーン!
何故だか微笑ましくて楽しく見れたよ!
一応犯罪ドラマ仕立て(?)なストーリー
お下劣なんだけど主演の2人の快活さと
マット・デーモン、ビーニー・フェルドスタイン妖艶なマイリー・サイラストなどなど
はちゃめちゃな役柄のハマり様も見応えありあり!
この世界観を更にグレードアップさせる
リンダ・ロンジェットの音楽も効果絶大!
ひたすらおバカで破天荒なガールズムービー
人様にはあえてオススメはしないけど私は嫌いじゃないなぁ
どうもピンとこなかった
『ファーゴ』の大ファンだから、期待して劇場に足を運んだのだけれど……。
なんだかよーわからん映画でした。
作品の勢いがあるようでないような。ユーモアも上滑りのような感じだったし。
けっきょく最後まで物語にじゅうぶんに入っていけない、引き込まれない状態がつづいた。
ああいうテイストのブラックコメディーは好きなんだけどなぁ。
どうもピンとこなかった。
わかる人にはわかる“仕掛け”がちりばめられているのかなとも思ったけど、どうなんだろう?
スーキーは、よかったです。
四つ目屋
ずっとコーエン兄弟としてタッグを組んできたイーサンが単独で監督した作品ということで、兄のジョエルも近年単独で「マクベス」を発表しているし、ノエルとリアムのギャラガー兄弟みたいに袂を分かったのでなければいいが。心配だ。それぞれの単独作は硬軟両極端の印象だが、パスタもオリーブオイルと茹で汁を混ぜて乳化させた方がおいしいように、従来の共同作に比べて今ひとつ味わいが足りないように思う。
主演の二人の女優はなかなか魅力的だし、キャッチーなBGMも相まって物語のテンポも悪くない。のだが、いかんせん全編下ネタに振り切っているので、観客を選びそう(って言いながらレイティングPG12でいいのか?)。
時折インサートされるピーター・マックス調のサイケデリック・アートは意味不明。
共同で脚本を書いたイーサンのオクサンのトリシア・クックは、レズビアンを自認しているとのこと(二人の間にはお子さんもいます)。あと2本同系統の映画を撮る予定らしい。
石膏ならモザイクなしで良いんだ!やったあ!
じゃねーのよ。
女の子がかわいいならオールオッケー★な人向けです。
途中に挟まる抽象的な映像に時間稼ぎ以外の意味を求める人には向かない。
あと女の子たち同士のえちちなシーンを求めていくと割と肩透かしくらう。
あときっとなんか多分オシャレなんだろうと思って見に行くとそんな割かしそうでもない。
メインのお嬢さんたちは特徴的な顔立ちだけどすごい可愛かったです。
めちゃくちゃメンタルやられてしんどい時に見たら「あ、なんだ、こんなもんで良いんだ」みたいな気持ちになれそうです。
明らかに捻り出した褒め方ですみません…。
下ネタで笑える人はところどころ笑える気軽な映画だと思いますよ。
Fox
お下劣な「テルマ&ルイーズ」というだいぶ曲解した情報頼りに鑑賞。
休み明けの夕方とはいえ新作が自分含め3,4人というのは寂しいところ…。
清々しいくらいのお下劣ムービーで、レズビアンという題材を扱いながらも、基本的におふざけ全振りという珍しさと上映時間の短さも相まってサクッと観れる作品に仕上がっていました。
序盤の殺し(だいぶコメディ寄り)には意表を突かれましたが、その後はあらすじ通りのものが続いていきます。
今作に出てくる女性のほとんどがレズビアンという世界で、どこでもあそこでもコトに発展しまくるので、いきなり体を重ねたりとぶっ飛ばしまくっていきます。
ドライブアウェイという事でざっくり運び屋みたいなもんだなーと劇中思いながら観ていましたが、運ぶものが男性のナニだったり、それを実際のプレイに使ってみたり、結構寄り道しまくるので、ストレートに行ったらめっちゃ早く終わっただろうなと思いましたが、そこは映画。しっかりドッタンバッタンしていました。
ホテル寄ってエッチしてホテル寄ってエッチして、基本的にはその間に誰かが死んでの繰り返しなので飽き自体は早い段階で来てしまったのは惜しかったです。
終わり方もあっさりしてたなーくらいの印象だったのも残念でした。
メッセージ性とかはガン無視。
やりたい事詰めたい放題のエロエロコメディでした。
たまにはこういう作品も大事なので、たまーに摂取していきたいです。
鑑賞日 6/10
鑑賞時間 16:15〜17:45
座席 F-7
バカな映画見たいときもあるよね
仕事で神経をすり減らした後など、真面目な感動作とか、小難しい知的な映画とか、見たくないときがある。むしろ時間を無駄に使いたい、バカバカしいことをしたい。そういうときの映画。それなら、もっとふざけてもいい気もするが、これがアメリカの普通の映画の限界だろう。正直ゲラゲラ笑うこともなかったが、リラックスはできた。基本、レズとナニの話かよということだが、逆によくこれだけ下らない映画を日本に持ってきたなとバイヤーに変に感心する。ヒロインの二人はそれなりにかわいい。
ただただ品がないだけ…?
以下は否定的な事しか書いていないので、この作品を好きな方はどうか素通りをお願いします。
コーエン好きとしては、正直めちゃくちゃ残念な作品。
前半はちょっと期待して観てたけど、中盤辺りから耐え難くなってきて、後半は早く終わらないかなぁ〜と思いながら観てました。
私には理解し難いセンスで、下品さだけがひたすら悪目立ちしてしまい、何がテーマなのかよくわかりませんでした…
正直、この作品に時間とお金をかけてしまった事を後悔しまくりでした。
20世紀末のレズビアン珍道中
車の配送のバイトを兼ねてタラハシーへ向かう2人組女性がトランクに隠された荷物のせいでトラブルに巻き込まれる話。
1999年フィラデルフィアでブリーフケースをめぐる事件が起こり巻き起こっていくストーリー。
レズビアンカップルの痴話喧嘩に始まって、兎に角ドタバタレインボーまつりだけど…騒がしいばかりで面白みが…。
ブリーフケースと帽子ケースが登場するのもだいふ経ってからだし、それをめぐる鬼ごっこもなんだか最早オマケ程度。
こんな作品なのに脱ぎっぷりもからっきしだし冗長だった。
くっだらねぇ(笑)
2024年劇場鑑賞139本目。
あんまり内容知らないで行ったのですがレズビアンの二人がワイワイエッチしながらいつの間にかギャングに追われている映画。エロくなさそうなインド人がエロいことするのはたまりませんね。まぁあんまりその人のそういうシーンないんですけど。
ギャングが追っかけているケースの中身が多分誰も想像できないですよね。
レズビアンの割にディルドに結構執着していて、じゃ男としたら早いんじゃないの?と思うんですが違うんですかね。
ジェラルディン・ヴィスワナサン
のエッチシーンが凄く綺麗に撮れていて、コーディネーターとカメラさんグッドジョブです。マーガレットクアリーは色気ないのに結構この手の役やりますね。可愛いから良いんですけど
下ネタコメディ(女性版)
クライムコメディというよりレズビアンを用いた18禁コメディ。といっても肝心な箇所は出てこない。ここでは評価がえらく低くて驚くが、女性の下ネタをここまで露骨に描くことが不快なのでは。それ自体この国の多様性の底が知れて笑かす。たしかにどっちか言うとサブスク配信映画っぽい感じはするが。J.ローレンス主演「マディのおしごと」よりは絶対マシ。
ビーニー・スタインフェルドは毎度安定の役柄だけどマーガレット・クアリーがこんな役も演じるなんて、頑張ってる。歯を見せて笑うとお母さんソックリなのに。ペドロ・パスカルもコールマン・ドミンゴもマット・デイモンも面白かった。
男根と生首
タランティーノ『デス・プルーフinグラインドハウス』やP・T・アンダーソンの『インヒアレント・ヴァイス』みたいなLookで『テルマ&ルイーズ』の雰囲気を期待しながらコーエン兄弟の弟が満を持して単独で、とにかく単純明快な物語がクダらなくて飽きてくる過程で刺激的な描写と映像にしょうもないサプライズや下ネタに笑えながら、この映画の最大の魅力はジェイミーを演じたマーガレット・クアリーのキュートな存在感と大胆なエロ描写の台無し感が効果絶大、脇役ながら目立ちまくりなビーニー・フェルドスタインが好演、看板だけの友情出演かと思いきやマット・デイモンは生理的に受け付けない役者ながらこんな感じで出演されると好感でしかない、これ名もない監督が撮っていたらそれなりに評価されても、しかし、コーエン兄弟の弟であるイーサンが、もっと頑張れたデショ!?
兄ジョエルの『マクベス』は印象が薄れ本作の方がパンチはあるにしてもやはり兄弟仲良く手を取り合い協力して映画を撮るベシ!!
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