ドライブアウェイ・ドールズのレビュー・感想・評価
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コメディタッチのロードムービー
同性愛の女性がアメリカを旅するコメディタッチのロードムービー。
コーエン兄弟の弟イーサンの初単独作らしいです。
コーエン兄弟の作品ってアメリカンな感じがするのが多いけど、本作も。
アメリカ文化が好きなので楽しめました。
かなり露骨な性表現まみれで下ネタのオンパレードなので、同性カップルでも異性カップルでも付き合いたてで観るのは気まずいと思う(笑)
でも、あまり下らないとは思わなかった(笑)
最後には真面目なメッセージ性も感じたし(笑)
同性愛の女性の方は共感する部分が多いかも?
アメリカンな気分に浸りクスクスしながら観ました。
70点ぐらい。
ドライブアウェイ・ドールズ 前情報を必要以上に仕入れてなかった事も...
ドライブアウェイ・ドールズ
前情報を必要以上に仕入れてなかった事もあってかいい意味で裏切られて楽しい作品だった。
可愛らしい女子の二人旅かと思いきやまさかのレズネタ下ネタのオンパレード。マットデイモンをこんな役で出す最後のオチまでしっかり笑わせてもらいお腹いっぱいの作品だった。
たまにはこういうぶっ飛んだ作品を頭空っぽで見るのは刺激的で良い。
個人的な2024年洋画新作鑑賞ランキング
1 ネクスト・ゴール・ウィンズ 4.8
2 Firebird ファイアバード 4.8
3 コット、はじまりの夏 4.7
4 マッドマックス:フュリオサ 4.7
5 アイアンクロー 4.7
6 ありふれた教室 4.7
7 オッペンハイマー 4.7
8 クレオの夏休み(横浜フランス映画祭2024) 4.7
9 コンセント 同意(横浜フランス映画祭2024) 4.7
10 ARGYLLE/アーガイル 4.7
11 アリバイ・ドット・コム2 ウェディング・ミッション4.5
12 9 恋するプリテンダー 4.5
13 バティモン5 望まれざる者(横浜フランス映画祭2024) 4.5
14 システム・クラッシャー 4.5
15 デューン 砂の惑星 PART2 4.5
16 愛する時(横浜フランス映画祭2024) 4.5
17 ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ 4.5
18 アクアマン/失われた王国 4.5
19 ニューヨーク・オールド・アパートメント4.3
20 マリア 怒りの娘 4.0
21 異人たち 3.7
22 ミツバチと私 3.6
23 ブリックレイヤー 3.5
24 猿の惑星/キングダム 3.5
25 ネネスーパースター(原題) Neneh Superstar (横浜フランス映画祭2024) 3.4
26 胸騒ぎ 3.4
27 ナイトスイム 3.4
28 オーメン:ザ・ファースト 3.4
29 RHEINGOLD ラインゴールド 3.3
30 12日の殺人 3.3
31 インフィニティ・プール 3.3
32 ゴーストバスターズ フローズン・サマー 3.2
33 プリシラ 3.2
34 コール・ジェーン -女性たちの秘密の電話- 3.2
35 コヴェナント/約束の救出 3.0
36 僕らの世界が交わるまで3.0
37 ブルー きみは大丈夫 3.0
38 ゴジラ×コング 新たなる帝国 3.0
39 ブルックリンでオペラを 3.0
40 ストリートダンサー 3.0
41 ドライブアウェイ・ドールズ 2.9
42 カラーパープル 2.9
43 弟は僕のヒーロー 2.8
44 RED SHOES レッド・シューズ 2.8
45 チャレンジャーズ 2.8
46 画家ボナール ピエールとマルト(横浜フランス映画祭2024) 2.7
47 Vermines(横浜フランス映画祭2024) 2.6
48 関心領域 2.6
49 ハロルド・フライのまさかの旅立ち 2.5
50 ボブ・マーリー ONE LOVE 2.5
51 タイガー 裏切りのスパイ 2.5
52 ジャンプ、ダーリン 2.5
53 またヴィンセントは襲われる 2.4
54 人間の境界 2.4
55 エクスペンダブルズ ニューブラッド 2.3
56 けもの(仮題)La Bête(横浜フランス映画祭2024) 2.3
57 マダム・ウェブ 2.3
58 落下の解剖学 2.3
59 ダム・マネー ウォール街を狙え! 2.3
60 哀れなるものたち 2.3
61 PS1 黄金の河 2.3
62 ティアーズ・オブ・ブラッド 2.3
63 フューチャー・ウォーズ 2.3
64 殺人鬼の存在証明 2.3
65 エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命 2.3
66 ザ・エクスチェンジ 2.2
67 DOGMAN ドッグマン 2.2
68 パスト ライブス/再会 2.2
69 リトル・エッラ 2.2
70 パリ・ブレスト 夢をかなえたスイーツ 2.2
71 ボーはおそれている 2.2
72 ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人 2.2
73 瞳をとじて 2.2
74 ゴースト・トロピック 2.2
75 葬送のカーネーション 2.2
76 Here ヒア 2.1
77 美しき仕事 4Kレストア版(横浜フランス映画祭2024) 2.0
78 ハンテッド 狩られる夜 2.0
79 サウンド・オブ・サイレンス 2.0
80 トランスフュージョン 2.0
81 ミセス・クルナス vs. ジョージ・W・ブッシュ 2.0
82 ゴッドランド GODLAND 2.0
83 キラー・ナマケモノ 1.9
84 ザ・タワー 1.9
85 ポーカー・フェイス/裏切りのカード 1.9
86 マンティコア 怪物 1.9
87 FARANG/ファラン 1.9
88 潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断(イタリア映画祭2024) 1.9
89 アバウト・ライフ 幸せの選択肢 1.8
90 サン・セバスチャンへ、ようこそ 1.8
91 デストラップ 狼狩り 1.6
92 No.10 1.5
93 VESPER/ヴェスパー 1.5
94 ナイトメア/夢魔の棲む家 0.9
95 フィスト・オブ・ザ・コンドル 0.5
番外
ソウルフル・ワールド 5.0
QUEEN ROCK MONTREAL 5.0
あの夏のルカ 5.0
私ときどきレッサーパンダ 5.0
FLY! フライ! 5.0
犯罪都市 NO WAY OUT 4.5
アバウト・タイム 愛おしい時間について リバイバル 4.0
DUNE デューン 砂の惑星 リバイバル 4.0
バジュランギおじさんと、小さな迷子 リバイバル 2.0
メメント リバイバル 2.0
π〈パイ〉 デジタルリマスター 2.0
貴公子 1.5
マイ・スイート・ハニー 1.5
ピアノ・レッスン 4Kデジタルリマスター版 1.5
ソイレント・グリーン デジタルリマスター版 1.5
下ネタの多さをどうするかがポイントだが、PG12なりの配慮はある
今年205本目(合計1,297本目/今月(2024年6月度)5本目)。
(前の作品 「からかい上手の高木さん」→この作品「ドライブアウェイ・ドールズ」→次の作品「罪深き少年たち」(明日予定))
こちらの作品です。
きわめて広い意味においてはロードムービーともいいうるし、シスターフッド(女性連帯)が描かれている映画にもなります。「きわめてひろいいみではロードムービー」なので、アメリカの地理や州制度による違いなどアメリカ史に関することは知っておくと有利でしょう。
確かに「ちょっと」PG12の割に厳しいかなと思ったシーンはあったもののそこはかわされていますし、映画内に出てくる「レインボーカラーのVISAカードで宿泊」というあたり、LGBTQの活動の象徴がレインボーカラー(虹色)であることなど、LGBTQという概念は強く出ている映画です。
ただどうしても、「特定の性表現ほか」が厳しいのは仕方がないのですが、これはこの映画がLGBTQの「L」にあてて作られたものであること、またPG12相当に抑えられている点まで考慮してその観点では減点なしにしています。
ただ、どちらかというとコメディもので「謎解きも何もない」映画ではありますが、80分ほどでさくっとみたい方にはおすすめです。
映画としての減点対象はないので(レーティングの一つ違いと思える点は0.2固定でそれを指摘しても4.5にしかならない)フルスコアにしています。
これとは別に気になった点をいくつか。
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(減点なし/映画館帰責事由/コマーシャルの選定が謎すぎ)
映画館のコマーシャルといえば「近日公開!」みたいなものではなく、「何とか町におこしください」みたいな映画と関係のない宣伝も流れますよね。大阪市だと、大阪万博まであと●日(といっても、大阪市民でさえ本当に大阪万博やるのか不思議で仕方がない)みたいなCMもあります。
ただその中に、「なぜか」総務省提供の啓発CMがあります。要は技的マークのついていない器具の使用は電波法等に恐れる可能性があるからスマホ等はそれをよくみて確かめましょうという、15秒か30秒くらいのちょっとしたむねきゅん的な内容もも入っているCMです。
ただ、電波法を取り締まるのが総務省である(経済産業省ではない)のは理解しても、この議論(違法電波の問題)は、主にアマゾンや海外のサイトから購入したら実は日本では規制にかかるものでした、ですので、そちら(スマホやトランシーバー等はアマゾンなど通販で買わないようにしましょう)としたほうが良かったのでは…と思えます。
※ 一応、不正な電波の使用は電波法で罰せられますが、その「不正な電波」も何かしら通信をしているのが普通ですので、憲法の定める通信の自由ほかまで考えると、よほどの異常な発信をしない限りスルー扱いで、むしろ総務省(管轄するところ)としては、「アマゾンなどで購入しないようにしましょう」にして欲しかったです(行政書士試験の合格者はどうしても性質上「総務省のしもべ」ではありまますが(管轄しているのが総務省のため)、ちょっとうーん、と思ったところです。
明るい世紀
小道具としての性器が主役の映画だが、実物をかたどった樹脂製なので、何度もしつこいように出演する。本当にかたどったわけではないだろうが、実際に型取りすることがあるのだろうか?実物に冷たい樹脂をかぶせるはずなので、そそり立つ性器の型取りは実物としてはありえないのではないか?それを考えついたのはすばらしい。
実物ではないので露出し放題。ファックのシーンも頻繁に登場するが、肝心なところは全く映らないし、何よりレスビアンの行為なので、通常の性交とは違う。かといって、レスビアンであることを引け目に感じるような映画ではない。
サッカーチームの女子チームの選手同士が、笛の合図で相手を交換するシーンは、実際の男女のそういうパーティを戯画化したものだろうが、秀逸。女子サッカーチームという設定もよくできている。
実写の映像の合間にサイケな色彩のつなぎ場面が登場するが、賛否が分かれるところだろうと思う。最初は違和感があったが、あれがなかったら、どうだったか、と思うと、あのつなぎ場面が映画の魅力を増していたと思う。
マット・ディモンが覆面して拳銃撃つ場面は、いくら何でもそれは漫画すぎると思ったので、1点減点。ヘンリー・ジェームスが必要だったかどうか、もよくわからないが、本質的に映画と関係しているかもしれない。確か、短編で、少年がホモのおっさんに性器を触られる話があったはず。いやらしいものではなく、爆笑物の短編だが、作家本人もホモ気があったのかな?ヘンリー・ジェームスの短編爆笑物が、映画発想の原点なのかもしれない。
これ、日本で上映されるの😩
予告では女子のバディもの、白人とインド系の女子の組み合わせなんて新しい、タイトルも可愛い🩷と思って観たら…
えー何これ😱、レズビアンもの?しかもコメディドラマってジャンルだったけど、感情ダイレクトなカナダ人、誰も笑ってない…😟。
ネタバレしたくないから言わないけど、スパイに追われてる理由もクダラナイし、ありえないし、猥褻物がこれでもかと出てきて、最後まで盛り上がることなく、意味のわからないストーリー。
基本的に映画が好きなので、どんなにつまらなくても悪い評価はつけないけど、今回は無理だった。
アメリカの興業ランキングに入ってたから期待したのに…😭。
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