「予想の斜め上、いや、斜め下?」ドライブアウェイ・ドールズ Haihaiさんの映画レビュー(感想・評価)
予想の斜め上、いや、斜め下?
2024年公開、アメリカ映画。
【監督】:イーサン・コーエン
【脚本】:イーサン・コーエン、トリシア・クック
主な配役
【ジェイミー】:マーガレット・クアリー
【マリアン】:ジェラルディン・ヴィスワナサン
1.B級コメディ
B級コメディ、とカテゴライズしているのは私ではなく、Wikipediaです。
B級映画という表現に明確な定義はないようだが、
わたしとしては、漠然と、
◆低予算
◆短期製作
◆上映90分以内
◆著名俳優ゼロ
のうち、2〜3当てはまれば、そう呼ばれてしまうのかな?という感じ。
個人的には、あまり好きな分類の仕方ではない。
2.コーエン兄弟
実は、『ノーカントリー』以外は観たことがない。
ゆえに、
初の弟単独メガホン!とか言われても、そこに強くは惹かれない。
ただ、『ノーカントリー』は大好きな作品なので、
キャスティングやシチュエーション、アクションには期待が大きかった。
本作は、『ノーカントリー』とはまったく異なるもので、映画の舞台はさておき、本当にアメリカ映画なの?
と疑いたくなる印象だった。
なぜ、そう疑ったのかは、自分でも正直わからない。
作り込みがラフに感じたかも…
3.まとめ
◆「B級コメディ」というより、「純エログロ」
というカテゴリーで良いでしょう。
エロ要素、グロ要素がかなり多めに配合されているためか、
コメディ要素にあまり気付けなかった。。。
「ラーメンのクチになっていたのに牛丼かよ」
ではないが(笑)、
「『ノーカントリー』みたいの期待したのにアングラ系かよ」
予想の斜め上、いや、斜め下?の作品だった。
コーエン弟も、すでに67歳(製作中は66歳)なので、
縛りなしに思い切り好きな作品を撮りたかったのかな?
なんて思ったり。
85分の作品で助かったなあ、という☆1.5