「可愛いレズたちの下ネタ」ドライブアウェイ・ドールズ りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
可愛いレズたちの下ネタ
レズのジェイミーはスーキーと別れ、叔母さんの所に行こうとしていた親友のマリアンとフロリダのタラハシーに向けて車の配送を受けてドライブを始めた。しかし、配送会社が手配した車をドライブ中、その車がパンクし、タイヤ交換しようとトランクを開けると、ボードの下に謎のスーツケースと箱を見つけ、その中に思わぬ物が入っていた。そのスーツケースと箱を取り戻そうとするギャングたちから追われることになり、さらにジェイミーの元カノのスーキーまでタラハシーに来て・・・さてどうなる、という話。
車の配送の仕事を請け負ったのなら、車に落書きしたり、途中でレズバーなどに寄ったりせず、納期までにちゃんと車を届けろよ、と思いながらいいかげんなジェイミーにイライラしつつ、マリアンの気持ちになって観てた。
追ってきたギャングは強くもなく、マヌケで拍子抜けだったし、議員もやはりマヌケ。悪い奴らが弱いのはドキドキしない。
ストーリーはレズのオンパレードで下品なセリフも満載で、自分以外たった3人だった観客が全て女性で、その女性客のうち2人は始まってまもなく退席されたほど、これ女性には不快なのかも、と思った。
ジェイミーはチャランポランだったけど、顔は可愛かったし、マリアンとの会話は漫才のようで面白かった。
スーキーも強くて、婦人警官かぁ、なるほど良い設定だなぁ、と観てた。
日本人で本作を作るとしたら、ジェイミーが広瀬アリス、マリアンが上白石萌音、スーキーが渡辺直美かなぁ、なんて考えてた。
ジェイミー役のマーガレット・クアリーとマリアン役のジェラルディン・ビスワナサンの2人とも可愛かったし、スーキー役のビーニー・フェルドスタインは1番面白かった。
有りえない話だから、頭を空っぽにして女の子の下ネタ話を聴くのも良いかな、なんて思った。
面白かった。