「おサイケでぶっ飛びな20世紀の映画」ドライブアウェイ・ドールズ　まっちゃまるさんの映画レビュー（感想・評価）

映像としてはおしゃれでポップな印象で、70年代のフランスコメディみたいな雰囲気も感じるのだが、決定的に違うのが、セッソウのない性描写か。本作の脚本のメインはイーサン・コーエンではなく奥さんとのこと、夫婦で突飛なセンスをお持ちのようで。これまでのコーエン兄弟作品にあった、独特のブラックでコミカルなポイントはあって面白いのだけど…個人的にはそれ以上に下品だと感じる。ちょっと露骨すぎて途中辟易した。映倫はどんな基準？青少年にこれ見せたいかね？