「意図的に語り草を狙ったカルトムービー?」ドライブアウェイ・ドールズ カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
意図的に語り草を狙ったカルトムービー?
イーサン・コーエン製作、監督、脚本のお得意の巻き込まれ系ストーリー。
主人公は「ハングオーバー」などアメリカのドラマでしか見ないような後先考えず自分勝手に行動をするレズビアンで高校生のように四六時中S◯Xの事ばかり考えており、とてもまともな大人とは思えない。
相方も絵に描いたような生真面目なタイプだが子供の頃の極薄な性体験が頭に残っており、徐々に相手のペースにハマってイク。
自分だけかも知れないが、アレを取り返すためにあそこまでの事をするという説得力がどうにも感じられなかった。
下ネタと言うよりストレート過ぎる表現としつこいくらいの球数の多さで圧倒的に下品さが上回り面白さは希薄に感じられ、ファンタジーな終わり方だが見終わった後のカタルシスは全く感じられなかった。
全米の女子サッカーチームに謝ってくださいw。
ハウスキーパーがリボンを付けて洗面所に置いてくれてたのだけはちょっとだけ笑えた。
マット・デイモンもコーエン兄弟の名前に負け出演したんだろうが、後悔とかしてないか心配になる。
数十年後にカルトとして取り上げられたらラッキーという感じかも。
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