ランド・オブ・バッドのレビュー・感想・評価
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サスペンスとして最高
色々な要素が混ざりあって今まで確かに見た事なかったような映画に仕上がっていた。わりと序盤から戦地におもむくのだが、無線で後方支援のドローン操作するオペレーターと会話しながら物語が進むので、その会話から人物描写の掘り下げをしてくれる。基地内での多少のトラブルもあるのだがそのおかげでさらにどういった人間が浮かび上がってくる。
そして前線ではかなり危険な任務の為、サスペンスとしてのスリルが半端ない。現地にいる兵士が優秀なのも分かるし、現場の危険性が際立つ!そして、無線がつながってる時の安心感、会話からの暖かさがあったおかげで、中盤のある展開で無線が使えなくなってからの映画としても面白さは最高潮に👀🍿*゜最初から最後までずっと心臓バクバクで観れた最高な映画でした。
フィリピン南端の森林の多い孤島でイスラム組織に囚われの身となったC...
緊張感が途切れない戦場ドラマ
現場と遠隔操作が交錯する手に汗握る現代戦アクション。
CIAエージェント救出ミッションに挑むデルタフォース実行部隊5名と、無人機オペレーターによる連携作戦を描いた、緊張感あふれるスリリングな作品。
現場で命を懸けて戦う兵士たちと、遠隔地から無人ドローンや航空支援を操るオペレーター。動と静の対比が印象的で、現代戦のリアルを感じさせる。
ラッセル・クロウ演じるオペレーターは、実力を持ちながらも昇進の機会を逃したベテランとして、職務への矜持と苦味が滲む存在。
一方のリアム・ヘムズワースは、当初は経験の浅い一兵卒として描かれるが、次第に現場で力を発揮し、仲間の救出に最も貢献する存在へと成長していく。
アクションの迫力と緊張感を最後まで保ちながら、キャラクターの成長と人間ドラマをきちんと描き切った脚本も秀逸。
エンディングもすっきりとまとまり、完成度の高い一本でした。
無人攻撃機(ドローン)映画
手に汗握る展開!
現代戦のえげつなさ×壮絶なサバイバル戦
全然期待していなかっただけに、予想を大きく裏切られ、
実に面白く観ることができた。
無人機をつかう現代戦のえげつなさを目の当たりにして、
戦争のヤバさをあらためて感じるとともに、
つかっている兵器もえげつなく、簡単に人が殺されていくのにも
ゲンナリしてしまう。
とはいえ、肉弾戦もあり、サバイバルあり、
…と見せ場が次々に変わっていくことで、飽きさせないつくりになっている。
リアヘム演じるキニーは、完全に観客視点を担っていて、
絶体絶命のピンチを何度も迎えながらも、生き延びていく役どころだ。
そして、ラッセル・クロウの平時は緩さ満点なのに、
有事にはキレッキレで熱くなる役どころが大好き。
この人は悪役もイイけど、こういう役がハマるなぁとあらためて本作で感じた。
ちょっとタルいところはあるものの、
エンターテインメントとしては秀逸なつくりあがりだ。
出会えてラッキーな作品だった。
充実過ぎる2時間、超お薦めです。
結局ハラハラドキドキで楽しめてしまった
対物兵器と対人作戦
CIAの要請により東南アジアで救出作戦を実施するデルタフォースの航空支援のため、空軍から実行部隊に同行する駆け出し統制官キニーと、アメリカ本土で彼の指示を待つ無人機オペレーター・グリムの共闘を描く。
90年代のアクションスリラーを意識しているそうで、孤立した主人公に畳みかけて来るピンチ、ルーキーと老兵の連帯、上と現場の反目…といった王道要素が現代戦闘の中に落とし込まれていた。万年大尉・グリムのキャラ設定の極端さが懐かしい。
戦場から離れオフィスワークスタイルで任務にあたる無人機オペレーション部門の描写が露悪的で、実際にその部門で働く人が気の毒になる程だった。本作に協力しているのは陸軍と海軍とのことで、空軍ならOKということなのだろうか。風評にさらされないことを願う。
航空支援の実態が興味深い。本作で描かれる無人攻撃機のオペレーションや、過去の大戦で航空基地や港を奪い合ったこと、国際法の整備が追い付いていない現代の武装ドローン戦闘を思うと、犠牲の低減と省力化をアピールしてきた遠隔技術が謳い文句の通りに機能しているのか疑問が強まった。
本国では2024年の冬に公開され、配信後にブレイクした作品らしい。本国の映画メディアで記事を探すと公開後の話題の方が多く、制作陣が近年の映画製作や配信時代ならではの事情、別の場所にいるバディを共演させる方法等を、ざっくばらんに語っていたのも面白かった。
日本では様々なメディアで本作の記事を見かけたが、その割に上映館数が少ない気がする。これはこれで日本の映画事情を思わせる出来事だった。
「九死に一生」とはまさにこの映画!
ぶったまげの面白さ!!! 口コミで観たけどもっと広まれ!w いやー...
まあまあ楽しめた。
「ドローン・オブ・ウォー」や「アイ・イン・ザ・スカイ」を彷彿とさせ...
私はラッセルクロウに激似ですw
ドローンの援護で適地からの脱出劇!という私好みの映画じゃないか!
当然作戦はうまくいかず、遠隔からのドローン映像情報で脱出を導く役がわれらが
ラッセルクロウ
現地で逃げ回るマイティ・ソーの弟は、何とか逃げ切れるかというところで捕まってしまう
この時点で銃も、通信手段もなく絶望状態になるも・・・
このあたりから「ご都合主義」が強すぎるなぁと感じつつ、全体の勢いで
最後まで面白く鑑賞できた
兄貴のクリスヘムズワースよりは人間ぽくて安心だった(途中で兄貴が助けに?と思わなくもなかった。ちなみに一番上のお兄さんも共演してます)
ラッセル兄さんが途中からいなくなってしまってどうまとめるつもりかが
後半のハラハラドキドキだった(笑)
でも、あのエンディングまでの流れは嫌いじゃない
ツレが、映画を見ている間ずっと「この人、(私に)そっくりだなぁ」と思いながら
見ていたらしい
そんなこと、あなた以外に言われたことないんですけど。体形以外は似てないと思いますけど。よそで絶対言わないでください。と言い返しながら、眉毛や横顔が特に似てるといわれてまんざらでもない私(笑)
戦場に放り込まれたような錯覚、体感する映画。最後まで気を抜けない。
背後の敵、天空の友軍(とも)
ドローンは、敵に知られることがない圧倒的強さが不気味な兵器だけど、今回は敵地で孤立無縁の兵士を誘導、援護する役割なのが面白いところです。いわば神の眼と雷を持つドローンは、味方の位置情報を把握しながら、接近してくる敵の情報を送ったり、敵陣にミサイルを発射したり、地上軍にはめちゃ頼りになる兵器です。このドローンを操作するパイロットが人間味たっぷりで、ひとりぼっちで逃げる兵士と故郷の話をしたり励ましたりするので、殺伐とした話しにならないようになっています。また、実践経験の浅い兵士が、勇気を出して捕虜になった仲間を助けに行く成長物語にもなっています。一方で、お話しがうまくあっさりと展開してしまうので、もっと盛り上がりを作ってほしかったです。役者では、ラッセル・クロウが頼りがいのあるドローンパイロットを好演。ますます磨きがかかったどすこい体型は、パイロットからドローン担当になって太ったと言う役作りと信じたいです。地上兵士のリアム・ヘムズワースは、兄貴のクリス同様イケメンでした。
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