ランド・オブ・バッドのレビュー・感想・評価
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【”さあ、拷問の時間だ。”今作は米軍無人戦闘機からの”匿名の爆弾”による猛烈な爆撃と、テロリストたちとの血塗れ接近肉弾戦をアメリカ空軍基地との温度差も交えて描いた激烈なミリタリーアクションである。】
■イスラム過激派の温床となっているフィリピンの島で、アメリカ軍の特殊部隊デルタフォースが、テロリストと繋がりがある富豪のペドロフに対して内偵を行っている最中に拉致されたCIAの諜報員アセットを救出するという極秘任務に乗り出した。
シュガー曹長(マイロ・ヴィンティミリア)の率いるチームに地上部隊と航空機を連携させる連絡役の新兵キニー(リアム・ヘムズワース)を加えた4人は諜報員が監禁されているというペドロフの邸宅まで接近するも、丁度そこにテロリストのハシミ率いる一味が邸宅に現れ、ペドロフの護衛や家族を殺傷しはじめる。
民間人に死者がでたことでやむえず介入するシュガーのチームだったがハシミ一味の数と雨霰のRPGに圧倒され、激しい銃撃戦の末に壊滅寸前に陥ってしまう。
孤立したキニーは、上空から支援する無人戦闘機MQ-9 リーパーのオペレーター・グリム大尉(ラッセル・クロウ)を頼りに、決死の脱出に挑む。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・ラッセル・クロウが軍事映画に出演という事で、どれだけスリムになったかな?と確認するために鑑賞。だが、彼の役は米軍基地での無人戦闘機のオペレーターであり、序盤はアメリカ軍内の緩い雰囲気に”何だよー。”と思いつつ、観賞続行。
ラッセル・クロウ、超デブッチョだし。そろそろ痩せた方が良いんじゃないか。
・などと、思っていたら突然現れたアメリカ軍の特殊部隊デルタフォース監視中の富豪の家になだれ込むテロリストたちの蛮行。富豪のフィリピン人妻を捉えてイキナリ斬首!ウワワワー。斬首のシーンを映画で観るのは、「悪の法則」でメキシコの麻薬カルテルに誘拐されたぺネロペクルス以来かなあ。(斬首シーンは描かれないが、嫌な想像をさせる・・。)イヤだなあ。
・更に、テロリストたちに見つかった特殊部隊デルタフォース4名は、雨霰のRPGと機銃掃射で1名死亡、2名行方不明。新兵キニー独りぼっち・・。
・で、そんなキニーを遠く離れた米軍基地で無人戦闘機を操縦し、”匿名の爆弾”による猛烈な爆撃で援護し、米軍機着陸地点まで誘導するグリム大尉と、相棒のニア・ブランソン二等軍曹(チカ・イコグウェ)。
ハラハラシーンが連続し、もうスクリーンにのめり込み状態で鑑賞続行。
■一方、グリム大尉の上官や仲間達は基地内で、バスケットボールの試合を見て盛り上がっている。何なんだ、この温度差は。更にはグリム大尉の4人目の妻の出産が近いのに、緊急電話を外している・・。
お前らなあ。
・一方、キニーやRPGの直撃で死んだと思われたビショップ、シュガーは生きていたがビショップはテロリストに囚われ、キニーも同じく囚われて拷問に・・。非常にイタソーなシーンの連続であり、且つシュガーは見せしめのために射殺・・。嫌だなあ。ハンマーで殴るのは止めて欲しいなあ。
・一方、アメリカ米軍では誰も生き残っていないと判断し、有人機による爆撃を指示するが、辛うじて脱出したキニー、ビショップ、そしてアセットと脱出を図るために、爆撃中止をキニーは連絡しようとするが・・。
<今作は米軍無人戦闘機からの”匿名の爆弾”による猛烈な爆撃と、テロリストたちとの血塗れ接近肉弾戦とをアメリカ空軍基地との温度差も交えて描いた激烈なミリタリーアクションなのである。>
設定は面白いけどそこまで上手く活かせては無い
ドローンを介したバディムービー
■ 作品情報
監督はウィリアム・ユーバンク。脚本はデヴィッド・フリジェリオとウィリアム・ユーバンク。主要キャストにリアム・ヘムズワース、ラッセル・クロウ、ルーク・ヘムズワース、マイロ・ヴィンティミリア、リッキー・ウィトル。
■ ストーリー
フィリピンの孤島でCIA諜報員の救出作戦に赴いたアメリカ軍特殊部隊デルタフォースは、反政府ゲリラの奇襲を受け壊滅寸前に陥る。その中で孤立した若き兵士キニー軍曹は、はるか上空から無人戦闘機MQ-9リーパーを操縦し彼を支援するベテランオペレーターのエディ・グリム大尉、通称“リーパー”との連携のみを頼りに、敵地からの決死の脱出を図る。現代戦の様相をリアルに描くサバイバルアクション。
■ 感想
最も印象的だったのは、現代の戦争がもつ新たな側面、特に無人戦闘機(ドローン)が戦場で果たす役割です。これほどまでに鮮烈に描いている点が、とても興味深いです。安全な基地から百発百中の精度で爆弾やミサイルを投下し、広大な戦場のあらゆる情報を味方に提供するドローンオペレーターの視点。そんなオペレーターと戦場で孤軍奮闘する若き兵士との、ドローンを介したバディムービーとして、新しい切り口の戦争アクション作品だと感じます。
ニュースなどでドローンからの攻撃映像を目にする機会はありましたが、実際にそれがどれほどの破壊力と影響力をもつのか、本作は恐ろしいほどにリアルに伝えてきます。たった一発の爆弾やミサイル、あるいは戦闘機からの機銃掃射がもたらす破壊の光景には、ただただ戦慄するばかりです。戦場の味方を的確にアシストし、生死を分ける情報を提供するハイテク兵器の進化には驚愕です。
序盤は作戦遂行のためのお膳立てがあり、少々退屈に感じる部分もありましたが、それが終盤の緊張感と深みに繋がり、見事に伏線として機能しています。特に、ラッセル・クロウ演じるベテランオペレーターが同僚に対して繰り広げる「静かなる戦い」は、基地内の緩みきった雰囲気を戦場の極限の恐怖と対照的に描き、物語に深みと人間味を加える良いスパイスとなっています。
救出後の彼の同僚に対する小気味よい言動や、部下の女性とのユーモラスなやり取りは、緊迫した物語の終わりに爽やかな後味を残してくれます。現代戦の恐ろしさと、その中で生まれる人間ドラマを、説得力をもって描いた佳作だと感じます。
まあまあ、ご都合主義もあるが…スッキリ
猛暑にスッキリしました
ランド・オブ・バッド
最初はまるで新人扱いだが、でも軍曹なんだからそれは凄い筈だ
やっぱり、実戦ごとに逞しくなり、最後には何であんなに筋肉もりもりになるなねん
そののびしろが凄まじい
それにしても、この映画の爆撃威力、破壊力が半端ではない
それにしても、一人のエージェント救出に甚大な費用と人員を投入する軍事作戦には驚嘆する
また、リーパーという名前があの時によく出てきたものだ、その上にあの早口の電話番号をよく覚えたものだ…
よかった良かった。
猛暑にはスカッとしました
(o^^o)
ランド・オブ・バッド
ラッセル・クロウとリアム・ヘムズワースが共演し、
戦場で孤立した若手軍曹と、彼を後方から支援する無人戦闘機のベテラン操縦官の闘いを活写したサバイバルアクション。
イスラム過激派の温床となっているスールー海の緑豊かな島で、米軍特殊部隊デルタフォースが、拉致されたCIAエージェントを救出するという極秘任務に乗り出した。
精鋭ぞろいの部隊の中で、JTAC(統合末端攻撃統制官)のキニー軍曹は航空支援の連絡役として、実戦経験がほとんどないまま任務に参加することになる。
しかし目的地に着いた直後、部隊は反政府ゲリラに遭遇し、激しい銃撃戦の末に壊滅寸前に陥る。
戦場で孤立したキニーは、はるか上空から支援する無人戦闘機MQ-9リーパーのベテラン操縦官だけを頼りに、決死の脱出に挑むが……。
無人戦闘機の操縦官をクロウ、若手軍曹キニーをリアム・ヘムズワースが演じ、リアムの実兄ルーク・ヘムズワースもデルタフォース隊員役で出演。
「アンダーウォーター」のウィリアム・ユーバンクが監督を務め、
アメリカ海軍全面協力のもと、入念な取材に基づいて現代の軍事作戦をリアルに描写した。
心臓に悪いです
ずーとハラハラドキドキ
パラシュート,地下拠点の出入口,犬、ミサイル到達時間,拷問,電話が繋がらない、3発目ミサイル....
緊張し過ぎでドリンク🥤に手を伸ばす暇も無かったです。
まるで戦場にいるかのような臨場感 (☆o☆)
ダマサレルナ
ラッセルクロウが正義の軍人だと。最初は神の如く眺めてるだけだったに違いない、同郷のよしみか?ドローンオペレーターだと太るのかな。
現代の戦争・・銃弾の殺傷力が高く重低音が恐ろしい、一発で動けなくなる。ピンポイント空爆も怖い、オペレーターは変な気を起こさないか。
くれぐれもダマサレルナ、めでたしラストに。
失礼を承知で聞くが、ラッセル貴方いつから太り出したの?
ランボーを彷彿!
ミリタリーアクションはピカイチ
特殊部隊が捕虜になっているCIAを救出する作戦の話。
今どきはドローンパイロットが火器を搭載した戦術ドローンで
後方支援しながら進行するんですね。
特殊部隊と言っても、映画によく出てくる
超人的な強いキャラはいません。
当然、自分は実際の戦闘を戦地で見たことなどないですが
すごくリアルに描かれていると思います。
アメリカ海軍が全面協力とのことで、なるほどです。
リアルな中にもスローを多用した銃撃戦と爆発の見せ方は
迫力もあり、美しさもあり、
リアルと映える演出のバランスが絶妙。
現地の実行部隊と離れた基地内の隊員によって温度差があって
こういうやり取りや対立があるんだろうなと
納得させられる描き方です。
アメリカ海軍が協力しているのに
ダラダラした隊員の描写によくOK出ましたね。
最近は太って、なんか残念な役が多いラッセル・クロウも
人間味があって部下にも信頼される
男気のある役ですごく良かった。
最後の40分がダメ
途中まで面白く見てた。
しかし第二幕の終わりのあたりで話が急におかしなことに。とにかく「なんで?」という展開が多すぎた。
① あの場所にあのタイミングで仲間が助けにくるのはどういうわけ? 偶然ってこと? ご都合主義の極みだ。
② 助けられた主人公が躊躇なく救出に向かうのも変だ。今回初めて会った兵士だろう? 逃げようとするのが普通だ。前半で死にそうなピンチを救ってくれたというようなのがないと不自然だ。
③ ラストはいくらなんでも作戦が荒すぎる。もう少し勝算ありそうな作戦を立ててくれないと。あんなの失敗するに決まってる
④ 一発目の爆弾はいつ落ちたんだ? というか一度落ちたならなんで敵は二発目がくるという主人公の訴えを笑うんだ?
⑤ 二発目であっさり相手は壊滅してしまう。あれだけわらわらといたはずなのに。
こういう「穴」が一つだけならまだしもこんなにあってはこちらも呑み込めない。繰り返すが、途中までは結構面白かったんだよね。
なので第三幕の脚本をブラッシュアップしてもう一度撮り直してはもらえないだろうか。
コーンフレークもシリアルです。
イスラム過激派の牛耳る島に取り残されたJTACと、彼を退避させる為に遠隔で支援するドローンオペレーターの話。
フィリピンのスールー海にある島に囚われたCIAエージェントを救出する任務に、実戦経験が上官と共に1回だけという新人が投入されて巻き起こっていく。
休憩室のバカ騒ぎはまあ良いとして、早々にシステムエラー!?と思ったけれど、特に意味のないムダな尺伸ばしですか?
いよいよ戦闘状態になり、そして孤立…と激しさと緊迫感となかなか素晴らしかったんだけれど、ムリに引き伸ばしている様に感じるところが度々。
固定電話はそれだけ?スマホや携帯も主人公以外持ってないの?主人公コンビ以外みんなポンコツ過ぎじゃね?とツッコミどころが多々で、結構面白かったけれど勿体なく感じた。
大迫力!大興奮!
切羽詰まった者同士のバディムービー
『バット★21』や『エネミー・ライン』などのような、“遠隔地から敵地に取り残された兵士を救出する”という戦争映画の系譜を辿る一本。イスラム過激派組織に攻撃され孤立してしまったデルタフォース隊員の救出をドローン戦闘機を通じて行おうという、今ならではの展開。デルタフォース隊員は実戦経験ゼロで心もとなく、一方のドローン戦闘機のオペレーターは、ベテランながらも同僚から疎まれ四面楚歌状態。職務は違えど、共に切羽詰まった立場にある両者のバディムービーとなっている。
とにかくオペレーター役のラッセル・クロウの存在感たるや。キャリアを重ねるに比例して恰幅も良くなっていくが、『ヴァチカンのエクソシスト』然り、その風体を活かした役選びをしている印象。本作でも人情と熱血漢あふれるオペレーター役を好演している。
PG12レイティングだが、バイオレンス描写はR15+クラスではと思うぐらいエグめなので、そうした描写が苦手な人は注意。
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