「緊張感が途切れない戦場ドラマ」ランド・オブ・バッド haruさんの映画レビュー(感想・評価)
緊張感が途切れない戦場ドラマ
現場と遠隔操作が交錯する手に汗握る現代戦アクション。
CIAエージェント救出ミッションに挑むデルタフォース実行部隊5名と、無人機オペレーターによる連携作戦を描いた、緊張感あふれるスリリングな作品。
現場で命を懸けて戦う兵士たちと、遠隔地から無人ドローンや航空支援を操るオペレーター。動と静の対比が印象的で、現代戦のリアルを感じさせる。
ラッセル・クロウ演じるオペレーターは、実力を持ちながらも昇進の機会を逃したベテランとして、職務への矜持と苦味が滲む存在。
一方のリアム・ヘムズワースは、当初は経験の浅い一兵卒として描かれるが、次第に現場で力を発揮し、仲間の救出に最も貢献する存在へと成長していく。
アクションの迫力と緊張感を最後まで保ちながら、キャラクターの成長と人間ドラマをきちんと描き切った脚本も秀逸。
エンディングもすっきりとまとまり、完成度の高い一本でした。
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