「RPG」ランド・オブ・バッド ブレミンさんの映画レビュー(感想・評価)
RPG
面白そうなのに全然上映規模がデカくなく、しかも2週目は上映本数自体も減ってるときたもんですからなんとか時間を確保しての鑑賞。
ガンガン撃ちまくり、爆破もたっぷり、アクションも盛り盛りと超絶エキサイトな作品に仕上がっていました。
ストーリー面は多少難はありましたが、それでも暴れまくりの映画を堪能できたのでモーマンタイです。
誘拐されたCIAエージェントを助けにいくためにヤベェ島へ向かった特殊部隊と、その特殊部隊を遠隔から支援するオペレーターの話で、2つの視点からお送りされるミリタリーものってあんまり無いなというところでも楽しめました。
初っ端から残酷な描写を見せつつ、遠距離からの射撃がおっぱじまり、RPGというミサイルが島中バンバン飛び交うお祭りがスタートしていき、あっという間に劣勢になったところから物語がどんどん進み出します。
次の地点へ次の地点へと移動していく中で、新兵のキニーとオペレーターのリーパーが会話をして仲を深めたり、連携を取って攻撃を避けて反撃してと、しっかりとオペレーターが機能している映画ってのも良かったです。
銃撃戦もド派手で良いんですが、肉弾戦も景気良くガラスを割りまくりますし、ボッコボコにしていくスタイルも爽快感があって良かったです。
キニーが戦地を駆け抜けまくってるところとの対比でルンルンと買い物をするリーパーがキュートだったんですが、緊迫感と平穏の往復で情緒が大変なことになっていて面白かったです。
ただ拉致られてからは一気にトーンダウンしてしまったなという印象がありました。
シナリオ的には仕方なかったのかなとは思いつつも、無人戦闘機を操る基地の空軍の人間たちがあまりにも間抜けすぎてぶっ飛ばしたくなりました。
バスケの試合に熱中して仕事はほっぽって、電話番頼んだぞってつってるのに受話器を外したままにするし、指示がコロコロ変わるし、偉そうにしてて何もしてない大尉がふんぞりかえってるのも嫌だしで中々にストレスを溜める要因になっていました。
リーパーを目立たせるためとはいえ、あそこまで間抜けなのは邦画の警察を思い出させるかのようでした。
リーパーがゴルフクラブでボッコボコにしてもらっても構わんのになと思いました。
終盤失速してしまったのが痛かったですが、目の保養に抜群の爆発をお見舞いしてくれたので儲けもんでした。
もうちょっと上映規模がデカければ話題になったのかなぁと思うと悔しいな〜と思うところです。
鑑賞日 8/26
鑑賞時間 11:10〜13:15
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