「銃撃戦がとにかくかっこいい」ランド・オブ・バッド sumiさんの映画レビュー(感想・評価)
銃撃戦がとにかくかっこいい
銃撃戦のシーンだけでも大満足だった!
特殊部隊員たちの動きや覚悟もそうだけど
レスポンスの速さというか判断力がすごい。
キニーも即席で通信機作ったりとか、
それぞれがプロフェッショナルで
めちゃくちゃかっこよかった!
リーパーが席を離れさせられたあたりから、
ぐんとテンポがよくなくなってしまった気がする。
日常と戦場の対比が描かれていて
それは他の映画とかでも正直あるけど
この映画の場合は、言ってしまえば
この時点では特に国とか世界とか
壮大なものの命運がかかってるわけじゃなくて、
ただ仲間がひとり捕まってしまって
デルタフォースがそれを助けに行くという任務で
たまたま(遅刻した)JTACが同行することになった、
っていうだけなので、
だからみんなテレビでバスケ観てるし、
電話の受話器はずして鳴らないようにするし、
作戦中にスタバいる?とか聞きにくるし、
リーパーも最後粘った割に退勤したらしたで
呑気に買い物してるし、緊張感がまるでない。
もしその捕まった職員が
とんでもねぇ情報を掴んだとか、
ここを今すぐにどうにかしないと
第何次世界大戦になっちまうとか、
そういうわけじゃないところが逆に新鮮で
まさに日々の現場の話、って感じがしました。
それでも1人助けるために2人死んでるので、
じゃあ小さな話なのかというとそうではないし、
リーパーが間に合わなかったら
もう3人吹き飛んでたところなので
現場からしたらたまったもんじゃねぇよな。
あとは奥さんの出産が
どこで絡んでくるのかと思ったら
産まれたのかすら分からないという。笑
まぁただ電話の話に繋げたかったのかな。
手当が欲しくて現場に居続けてるリーパーが
「仲間が死ぬところだった」ってテレビをぶっ壊して
「俺の手当から引けばいい」って啖呵切ったのは良かった。
なんならもっとドチャクソに責めてほしかったけど
あとから事の顛末を聞いて、
ボロボロのプレイボーイにも会って
もっと青ざめてしまえばいいなと思います^^