「なんてこった✕5」ランド・オブ・バッド MARさんの映画レビュー(感想・評価)
なんてこった✕5
拉致されたCIAエージェントを救出する為に敵地に降り立った実戦経験のない航空支援の連絡隊員の孤軍奮闘を描いた作品。
地上に降り立つと次々と仲間達がやられていき…1人の若い隊員が本部との連絡を頼りにサバイバルしていく。
バディものとして、ありそうで意外と斬新な現場と本部の組み合わせで、戦闘シーンは見応え抜群だし、いつ敵に襲われるかわからない緊張感も中々のもの。
またこれだけの最新鋭の兵器をもつ米軍でも、犬の一匹が恐るべき脅威になりえることが印象的だった。まぁご主人様が抜けてて良かったけど(笑)
何より、鬼気迫る現場の兵士達と、テレビでサッカーを楽しむ基地組の温度差にはハッとさせられますね。グリム大尉は素晴らしいが、いつだって命辛辛なのは現場の人間なのか。そして、水責めだったのが運命の分かれ目!!
あまりテンポがよくなかったりするものの、激しい戦闘シーンや仲間を想う戦場の絆等々、見所の多い作品だった。
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