「私にはどストライク作品」ランド・オブ・バッド 小町さんの映画レビュー(感想・評価)
私にはどストライク作品
ミリタリー作品大好きな私は予告を観る前から観る事を決めていた作品です。
本編より予告が面白い作品が多い中、今作は予告で期待した以上に楽しめました。
地上戦で戦う隊員、彼をサポートする基地のドローン操縦士、1つのミッションを通して2人の視点からのストーリーです。
ちょっと頼りなさそうな隊員キニーにリアム・ヘムズワース、ドローン操縦士リーパーに貫禄たっぷりのラッセル・クロウ、良かったです。
「長い物には巻かれろ」でない役柄がピッタリのラッセル・クロウで、やり取りする渋い声が安心感を持たせてくれます。
この2人も良いのですが、地上戦で戦うチームリーダーのシュガーが私は一番お気に入りキャラでした。
仲間を救うためテロリストのアジトにキニーと2人で乗り込んでいく勇気あるチームリーダーで、潔い男っぷりがホントかっこ良くて、演じるのはイケメン俳優さんのマイロ・ヴィンティミリアでこれまた嬉しかったです。
敵に見つからないかハラハラドキドキの序盤から激しい銃撃戦、そこからまた派手な銃撃戦に至近距離での戦い、迫るタイムリミット、そういう現地の激しい戦いシーンと並行してキニーをサポートする基地の緊迫感、良いバランスだったと思います。
絶対守ってやるというリーパーの強い想いが心にきます。
現代の戦争と言われるドローン攻撃に「アイ・イン・ザ・スカイ」を思い出しましたが、今作では現地での隊員とテロリストの銃撃戦がしっかり描かれていました。
ずっと緊張感あったストーリーでしたが、ホッとするようなラストシーンが後味良くさせてくれて良かったと思います。
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