「匿名の爆弾など恐くない!テクノロジーが大きく導入された現代の戦争も、やっぱり最後はガチンコ勝負で肉弾戦の殺し合いは変わらない!」ランド・オブ・バッド ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
匿名の爆弾など恐くない!テクノロジーが大きく導入された現代の戦争も、やっぱり最後はガチンコ勝負で肉弾戦の殺し合いは変わらない!
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ドローンによる攻撃がクローズアップれれる現代の戦争でも、正確な爆撃の目標地点を決めるため、結局現地に潜入するという人間は必要だということ。
この視点を中心にした映画は初めてではないか?
遠く離れたオペレーションルームでは勤務時間が10時間を越えないようにという、普通のデスク・ワークのような管理がされて、そこの大多数の兵士たちは任務よりもスポーツ観戦に夢中。
生死の境で命懸けの現地とは雲泥の差。
捕らわれ、拷問にかけられている最中でも、オペレーターは仕事が終わり、スーパーで妻から頼まれた買物中。
この両者の存在が今の世の中。
ドローン戦争の部分は少人数でオフィスで進められても、現地では昔ながらの戦争、肉弾戦は変わらない。
爆弾が落ちると告げても、「特命の爆弾なんか関係ない」、最後は一対一で刃物で切り合う。
このアンバランスさが何とも言えない。
遠く離れた場所で無線だけでつながる異色のバディ感と友情は、「ダイハード」を思い起こす。
最後に、パンフレットには、ラッセル・クロウの相棒役女優は、唯一の女性メインキャストに関わらず、キャスト紹介ページにもキャスト・リストにも名前が無く、唯一の写真もピンボケであまりに不憫です。
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