ルックバックのレビュー・感想・評価
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すごく中身が詰まった映画でした。
画と題名の感じから、若い人向けの映画だと判断し、全く観に行くつもりはなかったのですが、大学生の息子に勧められ、鑑賞してみました。
予習せずに買い物ついでに行ったので、館内の混雑ぶりにビックリ。
途中からめちゃめちゃ色々な感情があふれてきて、涙がポロポロこぼれました。
ハンカチの出番を想定していなかったので、すぐに取り出せなくて困りました。
ご覧になる方は、念のためハンカチ持っておいた方がいいです。
学年新聞、四コマ漫画の懐かしさ。
陽キャと陰キャの友だち関係。
何かに夢中になって、日常生活が破綻する時期。
失って気づくかけがえのないものと後悔の念。
それでも、人生は続いていくこと。
58分とは思えない濃密さでした。
タイムスリップした気分。
構成が良くて、全く混乱することなく、主人公たちと一緒にその時を共有できました。
画も音楽も映画館で体感する価値大です。
全ての年代の人に響く作品だと思います!
ここ数年イチ泣けた
伊集院光がラジオの中でお勧めしていた縁で鑑賞
1時間足らずだということと、とっても良かったという以外の情報はなし
創作に携わっているわけでも不登校の経験もないのになんでこんなに感動するんだろう
共感するような生き方はないのになんでとめどなく涙が出てくるんだろう
たぶん人生の中でいくつも選択があってそのなかにいくつものifみたいなタラレバがあって
中学、高校、大学、社会人と進む中で失うものがなく生きてきた人なんていなくて
その中でスクリーンで小学生から打ち込んできたものは別にして追体験みたいにタラレバの後悔とまではいかない心の奥にそっとしまった柔らかいものをギューっと掴まれたような1時間たらず
それでもカット割のメリハリがいいのとセリフもない季節の移ろいや絵を描いている絵が効果的で尺の短さが全く気にならないぐらい
いっときの別れだったつもりが永遠の別れみたいにならないように同窓会みたいなのがあったら顔出そうかな
原作読んだ人も更に深い体感を得られそう
知り合いに説明もネタバレも出来ないから
Webで無料で見るところまでを読んで貰ったら「これお前じゃんww」
って、藤野が同学年の京本の画力を知ってめっちゃ走りながら悔しがる場面と、そんな京本に尊敬されているのを知って走りながらめっちゃ浮かれてる場面を指されて複雑な気持ちになった
というか走る場面が多かったけど
そのカットが映画で見ると凄く良い!
しかも前方、後方から見たカットが良い!
漫画読んだ人も映画で見るのオススメです
音声も含めてまた変わった雰囲気を楽しめるかもです
実は私も学級新聞に4コマ漫画描いてたので
あの頃は狭い世界で自尊心を得ていて承認欲求が満たされてたんだなーと思った
もし、京本みたいな存在が居たら私も藤野みたいに雷打たれたようにもっと絵を描いていたんだろうか?
なんて思ったり
それと家でこっそり描いてた漫画を親が隠れて読んでたのを知って全部捨てたんだよね
今思えば勿体ないことをしたなぁ…
なんて思ったり
ストーリーが素晴らしい
前情報無しで観ました。ネタバレ無しで観る事を強くお勧めします。
ストーリーの完成度と演出のレベルの高さが素晴らしかったです。
漫画家を目指す若者のサクセスストーリーだと思い込んで観ましたが、良い方向に裏切られました。
エンディングが切なすぎて泣けてきます。
隣に座ったオバさんが号泣しててそこにも驚かされました。
ノスタルジー
忙しくてレビュー投稿できてなかったけれど、備忘録的に。
作画が良かった。原作よりも小学生の幼さや柔らかさがよく表現されていた。スキップのシーンは秀逸。
声優が良かった。間が良かった。藤野役の河合優実さん。こまっしゃくれながらも幼さを残す話し方が可愛らしく、作画ととても良く合っていた。京本の吉田美月喜さん。ああ、京本らしいな。それがまた最後の悲しさを演出する。
音楽が良かった。この作品にはharuka nakamuraさんしかいないだろう、と思わせるぐらいストーリーにあった劇伴と流れていく曲達。
最後のワンスアポンタイム的なもう一つの世界線がゆっくりと涙腺を滲ませる。この世界線があったのか、幻想なのか。どちらともつかず、言葉にできないもの悲しさが余韻として今も残っている。
見終わった後の心地いい切なさや悲しさとノスタルジー。いい作品でした。
これは傑作🎉🥳🎊
約40分の映画
長時間映画苦手の人や最近感動系が見たい人にはお勧めします。
この出来は映画史上過去最高傑作だと思われます。
私は元々藤本タツキ先生の大ファンで、ルックバックをリリースした時見て、これは映画にするべきだと思っていました!
ぜひ劇場へ🫰
びっくりした
短編小説のような美しさ。
そこにharuka nakamuraの透明感。
彼女たちの背中を見続けているような演出、少し距離感をとって見つめているような撮り方。
ひとつ消費されない映画が現れました。
二人の少女の出会いと別れ
対照的な個性と表情がアニメには無かったように感じる
風景も身に沁みる
通り魔の挿入は無論アニメーターの無念と、これからの意思を感じる
途中の有り得た世界のしゃっくりは全てルックバックの語り
音楽が盛り立てるのも素直に乗せられる
でもやるんだよ
新宿バルト9で鑑賞
夜回でしだがそこそこの入り
女性2人組が多かったのは偶然でしょうか
原作未読
ハードルを上げに上げて行きました
冒頭、ハルカナカムラの音楽に引き込まれる
(高木正勝かと思ったら違かった)
小学生編の藤野と京本の可愛さに萌える
スキップのシーン最高
以降、物語がドライブしていく感じ
映像、音楽とてもよかったです
クレジット見て、藤野役が河合優実と知って
びっくり小学生から大人までの演じ分け上手すぎ
声優かたなし
のですが…お話が
物語をドラマチックにするために登場人物を
アレするのよくないと思います
原作ファンの人すみません
追記
京アニ事件にインスパイアされた話と知り
見方が変わりました
原作を
読んでてもなお、心動かされる作品。
「あの時こうしていれば」、「これをしてなければ」、結果から逆算する時、誰しも必ずそう思う瞬間があるはず。
人はそれを後悔と呼ぶのだろうか。
藤野によって、動き出す京本の人生。
さあ!順風満帆な成功物語の始まりか!と思わせつつ物語は意外な方向へ…
京本の人生が動き出す藤野の4コマ漫画の躍動感と最後に京本が藤野に書いた4コマ漫画の切なさにめちゃくちゃ感情が持っていかれる😭
とってもとっても良い作品です。
マジでブッ飛ばされた
原作および藤本タツキ先生の作品は未読。
「評判良いらしいよ〜」以外の予備知識はゼロで鑑賞しました。
……久々に映画館で泣きそうになりました。
「才能」「嫉妬」「後悔」「再起」を非常に丁寧に描いていて、
とても共感できる映画でした。
60分弱とは思えない程濃密で、体感は2時間に感じる程です。
(「長くて疲れる」という意味では全くないです)
気になる点は「全体的にBGMうるさ過ぎ」ですね。
エモーショナルなシーンに劇伴でアクセントを加えるのは良いのですが、
だからこそ音量は抑えてほしかったです。
ともあれ非常にお勧めできる一作。
遅ればせながら参考になればと思います。
ものを作ること。
ものを作るって何なんでしょうかね?というド直球のテーマをド直球に描いた作品。
どのエピソードがどうのこうのとか、そういう枝葉末節なことはどうでもいい。
何があっても描ける以上は描くんだよ。描くしかないんだからさ。
絵を描くことで得て、失って、また再生するんだよ。それしか方法がないんです。
この映画を「青春のなんたら」とか言うやつがいそうで、それだけが懸念。
影響し合う人生
「藤野先生」と引導を渡したはずの京本から呼ばれたことでマンガを再開する藤野。京本も藤野に影響され続けている。出会い、共同し、別れる。そこで起こる事件に巻き込まれ再会できない仲間に想いを馳せる。
そこで「もしも」を巡らせ、京本からのメッセージを受け取る藤野。
誰が巡らせたもしもだったのだろう?
良い余白と余韻を残した良い作品でした。
「なぜ描くの?」
今年160本目。
京本のセリフ「なぜ藤野さんは描くの?」
京本に先生と言われてサインを服に書いて帰り道、飛びはねながら走るシーンが「解放」
自分も映画見るがある種「解放」です。そこ描いてくれて嬉しい。
2人が手を繋いで街を歩き回る、学生時代は自分もそう言う親友はいましたし、今も心の最高の思い出として残っています。カラオケ行ったり。
コンビニでジャンプに入選したかどうかそこは叫びますね、一番好きな場面。
良作
漫画読んだことがありますが、なんとなくしか覚えていない状態で行きました。
普通に面白いです。ストーリーはもちろん。手書きのアニメーションと主人公のキャラがいいですね。
ただ短いのとレイト時間で行ったのに割引がなかったので、少し損した気分です。
面白かったので良かったですがこれで面白くなかったら・・・。
元が短編なんで仕方ないですがね。
原作の影響でしょうが、心象映像なんかも工夫していると思います。まあ引き延ばされている感がないかと言えば・・・。何かエピソード足したり、話を補完するようなものがあるとより良かったかも。これは難しいでしょうけども。
あと映画の話ではないですが、個人的には原作者の藤本タツキさん素晴らしいと思いますが、やはり短編的な作品が合いますね。キャッチ―なアイディアマンな気がします。ただ長編はやや苦手そう? 漫画も期待しています。
想像を超えました
多くの方と同じように、原作を何度も読んだうえで伺いました。
藤本先生とこの絵、このセリフの意味を紐解きながら作ったとお聞きしていましたが、私がこの作品について感じていたことも全て描かれています。
空白、無音が多いこの作品、行間がすごいのですが、行間を映像と音にしている。
圧巻です。
映像の全てに無駄がなく、足りないところを感じない。
プロだから当たり前だろ、というかもしれないけど、こんな体験は初めてでした。
これから世界中で評価を受け、賞を総なめすると思います。
劇場で原語で見られることに、感謝です。
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