「ドント・ルック・バック」ルックバック kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ドント・ルック・バック
この作品を見終わると、無性にボストンの「ドント・ルック・バック」が聴きたくなった。最近、音楽というものに夢中になってきたので映画鑑賞欲が遠のいてしまった私をお許しください。ということで、久しぶりに映画(アマプラだけど)を観たので投稿します。
あー、なるほど。タイトルの「ルックバック」には過去を振り返ることと、単純に背中を見ろというダブルミーニングが隠されていたのですね。裏を返せば、実は過去を振り返るなという前向きなことを訴えているようでもあり、奥が深いです。
今の時代にしては手描き風の要素もあり、時代の流れとともにパソコンを使った漫画制作の現場がよく伝わってきます。冒頭のヘタウマアニメなんかもセンスあるし、デッサン画の勉強シーンからはアニメーションの動きに目を奪われてしまいました。
とにかくストーリーが秀逸!京アニの事件をも想起させる事件によって藤野と京本の人生が大きく変わる瞬間に感情を揺さぶられ、その後のパラレルワールド展開を想像させておきながら現実の厳しさを訴えてくるのですよ。もう涙が止まらんやん・・・人生振り返りっぱなしのおっさんにはきつい。単に短めだから鑑賞リハビリにはもってこいだと短絡的に考えてたので、後頭部にガツンとキックを食らった感じ・・・てな感じで、ぼちぼち映画を観ていきます。
> しばらく映画から離れていますが
ホントだ。あらためて見たら、ルックバックは3か月ぶりのレビューだったんですね。
なんか、失礼しました。また、たくさん観られるようになるといいですね。
kossyさん、8000レビュー、おめでとうございます。すごい数字ですね〜!
NOBUさんの5000といい、みなさん、すごいなあ、憧れます。
> ドントルックバック
俺も好きです。ボストン、音がかっこいいですよね。
kossyさん、おかえりなさい。
原作漫画とほとんど同じなので、「まんま」という評価がチラホラあります(私は映画鑑賞後に原作を読みました)が、アニメーションならではの表現があって、原作の絵の雰囲気も生かされていて、秀作だと思いました。
デッサンの練習シーン、全く同感です!