「2人でひとつ」ルックバック めるさんの映画レビュー(感想・評価)
2人でひとつ
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特別上映かなにかで、割引券も使えないので観に行くか悩んでいた本作。上映時間も短いしなあ…とか思っていたけれど、結果観に行って大正解やった。
あらすじは強気な性格の藤野と引きこもりの京本が漫画を通じてお互いに心を寄せ合うが…という感じ。
喧嘩別れするところまではよくあるあるやよね〜とか思いながら観ていたけれど、その後の展開が非常に堪えた。藤野は、自分のせいでと言っていたが藤野のおかげで京本は外に出ることができたし、自分の夢を持つことができた。親友もできたわけやし。お互いが離れながらも大切に想いあってたんやなと。藤野もペンネームを藤野キョウにしてるくらいやし。やからこそあの展開は辛い。
完全に私見(原作は読んでません)やけど、京アニの事件を彷彿とさせる。作者は芸術を脅かす理不尽には屈しないという強い信念を持ってこの作品を作り上げたんかなと思った。
藤野はこれからも京本と2人で描き続けるんやろうな。
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