デッドプール&ウルヴァリンのレビュー・感想・評価
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人生初!途中で帰りました。
何も情報無しで初めて行きました。
最初から残虐なシーンの
展開と意味不明なギャグ、下ネタに
違和感を感じながら、それでも
何か面白い感覚を得ようと
頑張って見ましたが、ダメでした。
ストーリーも全く理解出来ないし
何より主人公が、好きになれない。
予備知識が必要だったのか?
とにかく、初めてという方には
絶対おすすめ出来ません。
カメオ出演だけで満足
何者にもなれないことに焦燥感を覚えるウェイドは、自身の時間軸に大きな危険が迫っていることを知り…。
MCU34作目。ディズニー主導になって色が弱めになるかと思いきや全く変わらないノリに満足。ネタバレは出来ないがとあるカメオ出演に涙が止まりませんでした。
ウルヴァリンのスーツとマスク、かっけぇ!
他の作品でも言った気がするけど、「出せばいい」ってわけじゃないよね。メタ構造で色々ネタにしてるけど、全体的には滑ってると思う。まあ、この「スベリ」はもはやお家芸なのかもだけど。キャップのくだりのとこはまあまあだったけどね。
デップーとローガンのファイトも攻撃避けず受けまくっててあれじゃあ決着つかないよね?ここまでくるとやっぱ第一作の悪ノリ程度がナイスバランスって思っちゃうな。
個人的には、冒頭の戦闘シーンが既に響かなくて😅
心に残ったセリフは、
もう、マルチバースはやめよう
ってやつ。デップー軍団に対してのセリフね。あんなに色々出して結局切り捨てるだけ。しかもみんな再生しちゃって、どうすんの?ってなったらあれだもん。
やっぱ、MCUもついに期限切れなのかな?
エンドロールで過去作品の裏方見せるのは味があったけどね。
FOX集大成、ありがとうしかない
自身の世界を救うために
マルチバースを旅する不死身男の話。
んもーありがとうほんとにありがとう大好き
しか出てこないです。
こんなにもカメオ出演があるとは、、
観て半日経っても余韻がすごくて言葉にならない
小田和正状態。
最初に言うとこれまでのX-MEN系列の映画や
一部のMCU作品を観てないと100%楽しめない!
監督は予習いらないって言ってましたけど
これは過去作観てないと感動度が全然違います!
知らなかったら少しの混乱を抱えながら
ド派手アクションを楽しむだけに終わります!
そんなのもったいない!
これまでのMarvel原作作品全てを観てる人は
多くのカメオ出演に興奮しながら
最後まで観れると思います。
エンドロールなんてちょっと泣いた。
新X-MENが誕生しようとしている中、
2000年代のMarvel実写化を支えていた
FOXの偉業と今作への貢献を考えると
泣かずにはいられませんでした。
NWHと比べる方がいますが今作はそれ以上です。
僕はDCフラッシュにも近いかなと思いました。
ストーリーと関係ないけど解説が必要なところを
デッドプールのセリフで解説させちゃうところが
今シリーズだからこそできることであって
笑いながらすんなりストーリーに没入できちゃう。
序盤、中盤のサプライズがすごすぎて
終盤だらけるかと思ったら
アクションでそれを盛り返すあたりすごい!
マルチバースを扱うわりにはストーリーが薄いけど
それ以外はほぼ満点かと思います。
サントラも最高でした。
改めてディズニーすげえなって思いました。
これが今の映画が与える感動なのかも。
一生ついていきます。
今作を観ようとしている人!
予習復習してください!
事前に観てほしい作品を挙げるときりがないけど
せめて!デッドプール前二作とロキと
ローガンは観てほしいです。
これ以上言うとネタバレになってしまう、、
MARVELの救世主
まさかこんなに面白いとは!
もちろん楽しみにしてたし期待もしていたけど、余裕で超えてくる満足度でした。
ずーっと喋ってるデッドプールと、後悔を抱えてヤサグレモードのウルヴァリン。真逆の2人が様々な出会いを経て世界を救う。
いやーー泣かされるとは思ってなかったです。笑
メタネタ・サプライズ・ブラックジョークてんこ盛り。勢い止まらず最後までぶっ放してくれて、デッドプール&ウルヴァリンという不死身コンビならではのアクションも楽しかった!これは一度観ただけでは拾いきれないやつですね。良きです。
NWHとはまた一味違うマルチバースの活かし方を見せてくれて大満足。第四の壁を越えてくるデッドプールとマルチバースって、相性最高では?!
エンドロールも相まって、これまでたくさんアメコミ作品を追いかけてきて良かったなぁと思えたし、面白いだけじゃなく胸にじーんとくるものがありました。
あーー楽しかった!久しぶりに心から最高と思えるMCU映画でした。
ヒュー・ジャックマン、ありがとう!!
もちろんライアン・レイノルズも。あとドッグプールのわんちゃんも。
早くもう一回観たい!
マーベルシリーズもデッドプールも初見だったけど面白かった!
マーベルの映画を見た事がなく、デットプールは銃と刀を持って戦う奴、ウルヴァリンは手から爪が出てヒール能力がある奴くらいの事しか知らなかったのですが、海外コメディの面白さも楽しめて続きが出たら絶対に見に行きたいなと思える映画でした!映画に写ってる自覚のある主人公というのも新鮮で最初からエンジンが入っていて初っ端の印象が良かった事で最後まで飽きずに楽しめたなという感じがありました!ノリノリの音楽と共に倒していくアクションシーンも爽快で良かったです!物語のテンポも良く満足のいく終わり方でした!初見で見に行く人は事前知識としてある程度の知識をつけて行くと良いと思います!"夏"絶対に見に行くべき映画の1つだと思いました‼︎
マルチバースは、もう終わりにしよう!
ポリコレを過度に重視するディズニーの下で、「デッドプール」もおとなしくなってしまうのではないかと危惧したが、下品で不真面目なデッドプールが健在だったことには、とりあえずホッとした。
「デッドプール」だけでなく「LOGAN/ローガン」の正統な続編にもなっており、それだけでなく、「ファンタスティック・フォー」やら「ブレイド」やら「エレクトラ」(できれば、ベン・アフレックの「デアデビル」に出てきてもらいたかったが…)やらが登場するところからは、20世紀フォックスやニュー・ライン・シネマのMCUも「なかったことにはしない」という心意気が伝わってきて、胸が熱くなった。
それにしても、クリス・エヴァンスの出演には驚かされたが、てっきり、別のユニバースのキャプテン・アメリカだと思っていると、まさかのファイヤー・トーチの方で、「そっちかい!」とのけぞってしまった。
制作が頓挫したチャニング・テイタムの「ガンビット」が出てくるところも、なんだか嬉しくなってくる。
「不死身」という同じ能力を持つデッドプールとウルヴァリンが、いつまでたっても戦いに決着をつけられないところは面白いし、陽キャと陰キャの組み合わせも良いコントラストになっているのだが、「この時間軸の世界」のアンカーだったというウルヴァリンの役割りについては、最後までよく分からなかった。
そもそも、「この時間軸の世界」を救うという話のはずだったのに、いつの間にか、「虚無の世界」を支配するプロフェッサーXの双子の妹を倒す話になっていて、登場人物達が、何のために何をやっているのかが分らなくなる。
「虚無の世界」から、ドクター・ストレンジの「光の輪」を使って簡単に脱出できてしまうところも、「マルチバース・オブ・マッドネス」と整合性が取れていないのではないか?
プロフェッサーXの妹との決着も、なんだかあっけなくて物足りなかったので、やはり、最後は、パトリック・スチュワートでもジェームズ・マカヴォイでもいいので、兄のチャールズに出てきてもらって、あの場を収めてもらいたかったと思う。
いずれにしても、並行世界を消滅させることのできる装置の暴走を阻止したことで、たまたま「この時間軸の世界」の崩壊が食い止められたというオチは、あまりにもご都合主義すぎるし、物質と反物質をショートさせたために消滅するはずだったデッドプールとウルヴァリンが、どうして無事に生還できたのかということにも疑問が残る。
と、ストーリーのアラを探せばきりが無いし、突っ込みどころも満載なのだが、この映画は、MCUにまつわる数々のネタを楽しめれば、それでいいのかもしれない。
実際、デッドプールが観客に向かって語りかける、ディズニーによる20世紀フォックスの買収等に関するネタには何度もニヤリとさせられたし、何よりも、「マルチバースは、もう終わりにしよう」と訴える彼の台詞には、「そのとおりだ!」と、激しく共感してしまった。
20世紀FOX総決算
ディズニー新作というよりは
20世紀作品の総まとめをしたような作品。
カメオも多い。(カメオの生かし方も皮肉がきいてる)
やはりウルヴァリンはヒューでないと。
まだまだ世界は広がりそうだ。
次は「デッドプール&スパイディ」か「デッドプールコープス」をやってもらいたいトコロ。
エンドゲーム以降のMCUで一番の傑作!…だけど…
昨今のMCUの宿命として
やっぱり新規には優しくない
今回はMCUの履修はもちろん
MCU以外のMARVEL作品も履修してないと感動は半減すると思う
どれを観とけばいいか言いたいけど
それ言っちゃうといろいろネタバレ的に不味いからやっぱり新規やにわかに優しくない
それでもひとつだけ言えるなら
最低限ロキのシーズン1だけは
観といた方が良い
じゃないと大前提の設定がわけわからん事になる
個人的にはアイツやアイツやアイツと思いきやアイツとかテンション爆上がりだった
もちろん今回も第四の壁やら20世紀FOXの壁やらぶち破りまくり(笑)
しっかりX-MENありのお祭り作品
X-MENとアベンジャーズシリーズは好きな作品なので、とても面白かったです。
冒頭からのハチャメチャぶりで心を掴まれ、マルチバースのウルヴァリン。
買収ネタやヒュー・ジャックマンいじりでグレイテストショーマンが車から流れるしw
小ネタ満載だから、シリーズ作品の色々な情報を知っているとより楽しめる気がする。
ウルヴァリンのマスク姿はX-MEN実写シリーズでは登場していない?はずなので、「MARVEL VS. CAPCOM」のアーケードゲームで見たウルヴァリンを思い出しました。
ストーリーが特別良かった・・とかではないから、ファン向けの作品のような気がするが、X-MENファンとしては満足だし、リスペクトをしっかり感じたました。
そして実は、食わず嫌いでデッドプール作品は1作も観ていない状態でしたが、これを機に見てみようと思えました。
ディズニー✕デッドプール
ネタバレ前に行くことをオススメします!20数年前からマーベル映画を追った方!!
初見の人は敷居が高いので1〜2は観ておこう
フォックスマーベル映画は永遠に
90年コキ使われるゾとの忠告が印象深い
あのキャラやあのキャラ、また幻のあのキャラまで大活躍!
ただ、全体的に少し大人しくなったかな、という感想
ウルヴァリンとは何回もイチャイチャします
かなりのラブコールだったもんね〜
次は無いけどデップーは少しは出てくれそう
過去のマーベル作品の同窓会
次のデップーで同窓会映画やるからさ、出られる人は出てよ、出てくれる人に合わせて脚本書くから。
事実はどうか知りませんが、そう思ってしまうくらいストーリーがつまらなかった。
出てくれる人ちょっと少なかったからエンドロールで過去の映像流して誤魔化しとくわ。
と思ってしまうくらい、ゲスト俳優が物足りなかった。
ある意味豪華なのですが、出て欲しかったのはあなた達ではないのです。
デップーらしさという意味では満足できました。
オープニングは最高でしたし。
次があるなら、「3」として作って欲しいかな。
もちろん、ラブストーリーでね!
傑作映画にはサプライズなんて要らない
これまで見てなかったX-MENシリーズとデッドプール1-2を全鑑賞し、万全の状態で臨んだ本作。
冒頭ノリノリ骸骨アクションや、ハッピーやTVAなどMCU設定を絡ませたウェイドの苦悩と展望。
期待と興奮を募らせる序盤の展開であったが、結論から言うとウルヴァリン登場以降は期待を超えてこないまま終わってしまったという印象でした。
デップーの軽快なギャグ・ノリ・メタは健在。
人の為に何かを成し遂げたい、家族を守りたいというウェイドの思いから繋がるラストの展開も良かったと思います。
が、少々薄味にも感じます。ウルヴァリン側の描写も甘く、この二人の交錯する思いとか、もっと掘り下げれたしもっと熱いものにできたんじゃないかと思います。
本作は見せ場や盛り上げの大部分を、良くも悪くもファンが見たかったもので占めています。
デッドプールVSウルヴァリンや、数々のサプライズゲストの登場。
確かにマーベルファンの評価やレビュースコアは上がるかもしれませんが、そこに演出や時間を割きすぎて肝となるストーリー部分が薄くなってしまってると感じます。
舞台が虚無世界であることから、デッドプールやX-MENの過去キャラはほぼ出番が無い。
ファンタスティック・フォーもデアデビルもブレイドも知らない私としては、少し付加価値のついた新キャラのオンパレードでしかありませんでした。
これはMCUとX-MENシリーズ以外の作品を見てない自分にも落ち度はありますが、サプライズと部分的な盛り上がりに重きを置きすぎたんじゃないかなと思います。
例えばスパイダーマン:ノーウェイホーム。
こちらも過去作のスパイダーマンやそのヴィランが集結したお祭り的作品でしたが、私はサムライミ版もアメスパも見たことがない状態で本作を鑑賞しました。
しかしそれでも本作は素晴らしい傑作だったと言えます。
これは正統続編であるトムホランド版スパイダーマンの登場人物や、同MCUシリーズのキャラクターを中心に据えつつ、各キャラの心情と展開を妥協することなく描きっていたからです。
旧作のゲスト出演は、あくまでベースとなる作品の魅力を更に彩る要素として加えられており、ゲスト中心ありきとはなってない物語だったと思います。
本作はデッドプールというキャラクターの魅力は変わらず全面的に出ておりそこは楽しめましたが、その他キャラに関してはファンサービスの域を出ず、もう一人の主人公だったはずのウルヴァリンすらも、「あのウルヴァリンが登場した」という要素でしか無かったように感じます。
ここまで批判多めなのでもう一度言いますが、デッドプールというキャラクターの魅力は全面的に出ており、主人公として作品を引っ張る面白さを存分に発揮しておりました。
だから十分楽しめる映画ではありましたが、シナリオや他キャラの活躍でそれを底上げする魅力があったかと言うと微妙な作品だなと思います。
たとえ本作のサプライズキャラを全部熟知してたとしても、このストーリーラインでは評価はさして変わらなかったでしょう。
万能調味料マルチバース
物語のメインはウルヴァリンで口直しがデッドプール。MCUが香りつけする。一つ一つが融合していないので中途半端。
パワーバランスが滅茶苦茶、あの女強すぎ。
途中でデッドプールがいっぱい出てく理由と意図がよくわからなかった。
マルチバース=なんでもあり=多様性、飽きた。
でもギャグ面白いし、アクションかっこいいし、挿入歌も好みで良かった。
マーベルコミックヒーローのオールスター戦
「デッドプール」のシリーズとして公開されていますが、デッドプールの魅力が半減してますね、残念!「20世紀フォックス」が買収されたから仕方ないですが、セリフだけ下品にしてますが、最終的には「ディズニー」映画になってしまってますよね。
MARVELの救世主にはなれないけれど オタ友になりたいな
長年、エスパーやヒーロー物を観てきた人間にとってこんなに楽しい物は無い
出てくるヒーローも、デッドプールの一言一言も知っている人間には宝物
コミックではお馴染みのウルバリンのマスク、映画では初めてだよねえ
楽しかった
でも、知らない人にはクソみたいな話です
だいたい、不死身同士の戦いなんて不毛でしかない
死なないんだから
ダラダラやられるのは時間の無駄
たからチェーンソーマンの、痛みを与え続けて相手を屈服させるシーンは斬新なんだ
だから、デッドプール君ではMARVELの救世主に離れないんだ
実際、いくらマシンガントークをしようが、チャカそうが、ウルバリンの貫禄には主役を奪われてしまう
しかしなんて身体してんだ
歳はとっても、ヒュージャックマンの肉体は美しかった
エンディングでは、初期のX-Menやらの映像がありました
若かりし頃のヒュージャックマンのイケメンぶりが見れたり、大好きなストームが見れたり
地味な人生だったが、映画が彩りを与えてくれていたなあとしみじみ、昔をふりかえってしまった
たぶん、先はそんなに長くは無いと思うけど、映画に感謝
これから先、どれだけ観れるかわからないけれどね
主人公は不死身の2人
第4の壁を破壊する台詞や不死身キャラならではのアクションは本作でも健在ではあるものの、3作目にもなるとやや食傷気味にも感じる。
登場人物が多く、過去MCUで描かれたユニバースからのキャラクターは演者を変えず、別のユニバースからのキャラクターは演者を変えるなど、随所に光る演出もある。
しかし、不死身のキャラクター2人が主人公であるため、アクション映画でありながら緊張感に欠ける。バトル作品における死なないキャラクターの扱いの難しさを感じさせる作品だった。
見たか、MCU! これがデップーと20世紀フォックスの仲間たちだ!
やれやれ。困っちゃうぜ。
俺ちゃんがちょっと居ない間に、ヒーロー映画の人気がダダ下がり。こんなんで俺ちゃんの新作コケたらどうしてくれんだよ?
大体、ヒーロー映画作り過ぎなんだよ。MCUだかDCだかごっちゃになって、ドラマシリーズも見ないと話についていけないなんて、そんなの見てぇ?
俺ちゃんみたいにたまにテキトーにやってりゃいいんだよ。
そしたら、ネズミの国のハッピーランドが金に物を言わせて俺ちゃんと組みたいって言ってきたわけ。
最初はその気は無かったけどさ、俺ちゃんスタイルで好き勝手やっていいし(ネズミの国のハッピーランドでお子ちゃま見ちゃダメ!)、ギャランティーもいいし。
何より、ヒーロー映画危機の中、それを救えるのは俺ちゃんしかいないっしょ。
アンチヒーローがヒーロー映画を救う。最高の筋書きってもん。
…って事で、皆、待たせたね。いよいよ俺ちゃんがMCUに殴り込み! 仲良しこよしのあのワイルド爪ヒーローとバディ。ド派手にやったるぜ!
待望のデップー3。色々あった製作の経緯は上記の通りで、始まってすぐデップーがサクッと紹介もしてくれるので、割愛。
もうとにかく、ネタの宝庫! 見所や話題満載!
その最たるはあのヒーローとの遂にの“共演”だが、順を追って。
前作で“サノス”が使っていた小型タイムマシンで好き勝手に歴史を変えたデップーことウェイド。
今もお気楽&ハッピーにやっているかと思いきや…、
デッドプールを引退。歴史を変えて生き返った元X-フォースの普通のおっさん、ピーターと車販売員。
友人や仲間の“家族”に囲まれての誕生日。
一見幸せそうに見えるが…、ヴァネッサとは破局。彼女を生き返らす為に頑張ったのに、驚き…。
ある就職活動を。アベンジャーズの面接。
ハッピーが面接官。“あの人”は来なかったけど。
これまでの活躍は評価されたものの、失格。真のヒーローは自分の為ではなく、他人の為に犠牲にもなれる。その点、君は…。ヒーローじゃないハッピーに苦言される。
平穏でいつもと変わらぬ調子。が、本当の胸中は…。
そんな彼の前に現れたのは…
TVA。MCUのドラマシリーズ『ロキ』に登場するマルチバースを監視する時間変異取締局。
上級局員ミスター・パラドックスからある仕事が。
MCUを救う!…じゃなくて、世界を救う。
ウェイドが居る時間軸の世界に終わりが近付いている。ウェイドが歴史を変えたから…?
いや、あらゆる時間軸には“アンカー”と呼ばれるなくてはならない存在がいる。この時間軸のアンカーこそ、ウルヴァリンことローガンだった。
ご存知の通りローガンは壮絶な最期を遂げた。自らを犠牲に、他人を救う為に。THEヒーロー!
そのローガンの死により時間軸の力が弱まり、行く行く終わりが…。
不要な時間軸を処分するのがパラドックス。その仕事ぶりで出世も…。その通り、コイツ嫌な奴。
消されてたまるか! “ここ”には大切な家族がいる。
世界を救う為に何とかすればいいんだろ? それなら話が早い。どっかの時間軸からウルヴァリンを連れてくればいい。
これが今回の“共演”の話の発端。
ウルヴァリンを探してマルチバースを幾千里。
時空移動装置であらゆるマルチバースを行き来して、しっちゃかめっちゃかにして、
TVAに追われて、ディズニーになって早々血みどろアクションで返り討ちして、
ローガンの墓を掘り返したりもして…
様々なマルチバースのウルヴァリンが登場。
やっとまともなウルヴァリンを見つけた。飲んだくれだけど…。
ところがパラドックス曰く、このウルヴァリンは全マルチバースの中でも最もダメなウルヴァリン。
本人も話したがらない落ちぶれた理由。その過去…。
パラドックスによって二人は時間軸から弾き出されてしまう。行き着いた先は…
前2作で散々ネタにしていたウルヴァリン。遂に本当に登場! 演じるは勿論、ヒュー・ジャックマン。
でも、『LOGAN/ローガン』で…。
今は何でもかんでもマルチバース。あの感動を返せ!…って声もあるだろうけど、まあマルチバースのウルヴァリンって事で。
何よりヒューのカムバックが嬉しい。
共演や共闘は勿論、誰もが見たかったガチンコバトルも。
デップーは刀や銃で、ウルヴァリンはアダマンチウム製の爪で。片や過激、片やワイルド。しかも両者不死身。
新戦場ディズニーで繰り広げられるバイオレンスバトル!
様々なシチュエーションやユニークな趣向を凝らして。時にはカーセッ…じゃなくて、車の中でも。
減らず口や皮肉、ぶっきらぼうな物言い。掛け合いも。
喧嘩するほど仲がいい。…いや、デップーはフレンドリーに接するけど、ウルヴァリンは明らかに呆れうんざり。
そんな二人で窮地を…大丈夫?!
二人が飛ばされたのは、世界が荒廃したような世界。
『マッドマックス』…? 『猿の惑星』…?
でも何か、ちょっと感じが違う。あちこちにある残骸は建造物ではなく、何かのメカニック。“20世紀フォックス”のロゴ…。
『マッドマックス』みたいな奴らがやって来たと思ったら、あれ、『X-MEN』で見た事ある連中だぞ…?
そこに“クリス・エヴァンス”が颯爽と登場。彼だ! あの台詞を言うぞ!
ところが、クリス・エヴァンスの“ヒーロー”でも、もはや忘れ去られた“あっち”だった。
旧『ファンタスティック・フォー』で演じたジョニー/ヒューマン・トーチをまさかの再演。
今彼ならあのヒーローなのに…? ここはどういう世界…?
マルチバースに不必要もしくは20世紀フォックス版マーベルの“失敗作”が捨てられた掃き溜めのような世界。
こんな世界にも支配者はいる。エモータン…ではないが、カサンドラ・ノヴァ。あのチャールズの妹…!
超能力は兄並み。しかし性格は冷徹で残忍。手や指で相手の頭の中に入り、心の中や奥底を見る。
スキンヘッドや超能力は確かに“チャールズの妹”だけど、似て非なる今回のヴィラン。
彼女の下から生きて返った奴はいないけど、この二人は例外。ま、ジョニーとはえげつない最期でオサラバだけど…。
逃げ延びまた仲良くバトって、バテバテ…。
そこを助けたのは…
今回カムバックしたのはヒューのウルヴァリン(とクリスのジョニー)だけじゃなかった…!
これは事前に聞いていた。ジェニファー・ガーナーのエレクトラ。
これにはテンション上がった。ウェズリー・スナイプスのブレイド!
製作の話は聞いていたけど、いつの間にやら消滅…。単独デビューの機会を失った『X-MEN』キャラのガンビット。チャニング・テイタムの悲願。
そして、どうしてここに…? 『LOGAN/ローガン』でダフネ・キーンが演じたローラ。
それぞれ20世紀フォックス版マーベルで失敗もしくはディズニーによる20世紀フォックス買収で行き場を無くしたヒーローたち。
それにしてもよく再演してくれたもんだ。人によっては自虐であり、ある意味キャリアの分岐。
スナイプスのブレイドは好きだったけど、『3』は…。その『3』に出ていた“彼”と再会。
ジェニファーのエレクトラなんて一番有名な役かもしれないけど、黒歴史級の酷評…。
ローラはディズニーによる20世紀フォックス買収で行き場を失った口。にしても大きくなったね…!
ガンビットは企画そのものが消滅。消滅して良かったのかな…? だってあの発音の悪さでは…。笑いを堪えるのに必死なくらい笑ったけど。テイタム、グッジョブ!
そんな彼らと即席チームを結成。
ダメンジャーズ? コケンジャーズ?
いやいや、彼らだってれっきとした20世紀フォックス版アベンジャーズだ!…多分。
カサンドラの力を使って元の世界に戻る。
パラドックスの悪巧みを潰し、世界を救う。
でもそれで救われるのはデップーだけであって、ウルヴァリンや他のヒーローたちは…。
過去を修正や元の時間軸に戻れるかは、保障出来ない。強いて言うなら、希望的観測。
最もデップーはまた口からでまかせで言いくるめるけど。
でも、各ヒーローたちもそれに躍らされてまた闘うのか…?
最初はそうだったろう。希望的観測を信じて。
が、俺たち/私たちはヒーローだ。今や忘れ去られても。
命を落とすかもしれない。が、誰かの為に自分を犠牲に。
例え忘れ去られても、その精神まで失っていない。
旧ファンタスティック・フォー、エレクトラ、ブレイド、ガンビット、ローラ…。
20世紀フォックス製作やMCU以外のマーベル作品への讃歌。
ウルヴァリンも再び目覚める時が。
カサンドラが入り込み、明らかになった過去…。
自分のせいでX-MEN=“家族”が…。人間たちに復讐。さらにそのせいで人間のミュータントへの憎悪を増長させ…。
全て自分のせい。こんな俺がX-MENな訳ない。ましてやヒーローだなんて…。
俺はヒーローのウルヴァリンじゃない。でも、熱い闘志と不屈の精神、正しき心は完全に消えた訳じゃない。
チャールズが信じてくれたように。
ウルヴァリンはウルヴァリンだ。ローガンはローガンだ。
今再び目覚める。立ち上がる。
このスーツ。X-MENの証。
黄色スーツはコミックを踏襲。クライマックスはコミックの画像で見た事あるマスクも装着。これこそ真のウルヴァリンかもしれない。ファン感涙。
本当にコミックファン、映画ファンにはネタやお楽しみが尽きない。
前2作、『X-MEN』シリーズ、フォックス版マーベル、MCUと予備知識は必須。見てない人にはおふざけが過ぎるかもしれないし、またまた一見さんお断り。愉快なレギュラーメンバーの出番も今回ほぼ無いが、個人的にはメチャメチャ楽しませて貰った。
アクション、笑い、ディープなネタ…。昨今のヒーロー映画疲れや停滞を吹き飛ばしてもくれた。
今後のMCUの活力剤と期待されている本作。『~エンドゲーム』みたいに大作ぶらず、あくまでいつものデップースタイルなのも好感。
ウルヴァリンと共演しても、MCU参加しても、ディズニーになっても、デップーはデップー。
これもライアン・レイノルズの魅了か。
ヒーローたちの再演もライアンの人望か。
これだけの話題やネタに囲まれても、自分もしっかり仕事してるのが見事。
その最たるは、“デッドプールズ”。キュートなドッグプール、マスク不必要のナイスプール(ライアン、自分で遊び過ぎ(笑))、その他マルチバースのデッドプールたち!
デップー&ウルヴァリンvsデッドプールたち。これぞマルチバースの正しい使い方…?
この時間軸を救うには犠牲が…。
デップーには“家族”との再会があるから彼を犠牲にする事は出来ない。
再びウルヴァリンが華々しい最期を…。
が…。
ここは自分の世界。それを救うのは…。
この時無意識でがむしゃらだったろう。そして気付いていなかった。自分を犠牲にして他者や世界を救う。今自分が取っている行動が、ヒーロー以外の何者でもない事を。
一人では無理だ。そこへ…。
まさしく、デッドプール&ウルヴァリン!
さて、これからデップーは…? ウルヴァリンは…?
また会える…?
EDお馴染みのあのクレジットは無かったけど、我々は信じている。
デッドプールは帰ってくる。
ウルヴァリンもまたいつか必ず帰ってくる。
これを機にまたカッコ良く面白く頼むぜ、MCU!
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