「バイバイバイ。」デッドプール&ウルヴァリン eiga_beginner.comさんの映画レビュー(感想・評価)
バイバイバイ。
デッドプール単体の作品もウルヴァリンの単体の作品もとくに鑑賞した覚えはないのだが、そんなことはお構いなしでとりあえず鑑賞。
本編が始まる前にエンディング後に映像あるからエンドロールで帰らず最後まで見てね的なメッセージが表示されたため、何かサプライズキャラクターでも登場するのかとおもいきや
作中に登場する女性版プロフェッサーXにあっけなく〇されたキャプテンアメリカの問題発言の証拠映像だった・・・デッドプールのキャララクターらしいオチといえる。
この作品が「R15+」になっているのは作中の下ネタ発言というより、首チョンパや腕切断、足首ザックリとかそっち系によるものだったのかな?
もちろんグロいとかいうレベルでは全然ないとおもうし、むしろバトルってこうでなくてはとおもわされるのでこの点は良かった。
あと度々デッドプールとウルヴァリンがケンカするのだが、刺したり銃で撃ちまくったりとこの作品は彼らのケンカを描きたかったのでは?とおもわせるほどで、なかなか見ごたえがあった。
戦闘シーンといえば作品の冒頭でデッドプールが時空警察?敵なのを一人で無双するシーンが爽快感があったようにおもった。
そしてここで流れる曲がまさかの懐かしいイン・シンクのBye Bye Byeだった。(しかもちょっと音量を上げて流していた)
ちなみに何気にYouTubeでこの曲のMVのコメント欄を見たところ、案の定当時一番新しいコメントに「Deadpool」と書かれていた。
この曲にのってデッドプールのクールな無双シーン且つキレキレのダンスを見ることができる。
肝心のストーリーとしては個人的にとくに面白いとか感動するとかそういうのはなかった。途中で別の世界線から100人のデッドプールみたいなのがくるし。
このとき別の世界線に飛ばされたときに出会っていたロングヘアーでイケてるデッドプールことナイスプールが登場するのだが、100人のデッドプールから総攻撃を受けたときにデッドプールに盾にされていて、そこで攻撃受けまくってピクピクしながらデッドプールと会話していたシーンはちょっとクスっときた。
もちろん最後はナイスプールは首を飛ばされで〇んだんだけど。ナイスな奴だっただけにちょっと可哀そうだった。
そういえば作中でジャガーノートも出てくるんだけど「えっこれがジャガーノートなの?それでいいの?」って感じのモブキャラだったのがちょっと残念だった。
いつかジャガーノート単体でしっかり作った作品をリリースしてほしい。
あとデッドプールが作中で実際に登場しウルヴァリンも運転していたホンダの車「オデッセイ」をディスっていたが、最後の方では撤回するというネタがあった。元ネタがあるのかは知らないが。
入場特典みたいなのがあるのかなとおもったけど、何もなかったのはちょっと残念だった。
デッドプールの武器「赤ちゃんナイフ」が頭に残る、そんな作品だった。
ちょっとクセがあるのだがデッドプール単体の作品も観てみようかなともおもった。