「笑える。しんみりするとこも含めて色々ベタ。ヒネリがなく、そうなるかなと思うとそうなる展開も多いが、ああそうなるのかと驚く場面も多く面白かった。」マイ・スイート・ハニー マサヒロさんの映画レビュー(感想・評価)
笑える。しんみりするとこも含めて色々ベタ。ヒネリがなく、そうなるかなと思うとそうなる展開も多いが、ああそうなるのかと驚く場面も多く面白かった。
後半のマジの恋愛パート部分は韓国ドラマのお家芸だと思った。とはいえ僕はほとんど韓国ドラマを見てないから偉そうなことは言えないけど。
お菓子の賛否の討論会のTV番組にチホが出演する場面がある。僕はテレビからチホがイルヨンに話しかけ、更に愛を告白し、それをイルヨンが、(ほぼあり得ないことだがナゼか)たまたま見ているというストーリーを予想した。
しかし、イルヨンが見ていたのは別の韓流ドラマだったという展開に、思わず笑ってしまった。なるほどそう来たかと思った。それも想定内として予想してた人もいるかもしれない。
さらにこの後、この時の動画を娘がイルヨンに見せるという話も、おぉ、そうかそうかと驚いた。イルヨンが動画を見れて良かた。さあイルヨン、急いでチホに会いに行くんだ。
この一連の流れを読めてた人がいたら、ありきたりで陳腐なストーリーでつまらないと思った事だろう。予想がつき過ぎると、驚くという楽しみが減ってしまって残念なような気もする。
韓国映画を見てると、たまに韓国ドラマあるあるを からかうようなセリフが出てきて笑えることがある。例えば、終盤、車で走り去るイルヨンを走って追いかけるチホに、「何で車で追いかけない?」とツッコミを入れたり、「走りよって抱きあうのをやってみたかった」と言うイルヨンのセリフだ。韓国ドラマをたくさん見てる人はもっと気付くかもしれない。
チホの兄が最初ほど悪いヤツで終わらなかったので良かった。チホと薬屋さんとのやり取りの場面も笑えた-
きのうは、時間が空いたので予備知識なしで急に見ることにした映画が悲恋だったり、そのあとの3本目が真っ黒けっけのノワールだったりしたので、今日は笑えて良かった。