「空気を読みまくるフロドくんが可愛すぎる」クワイエット・プレイス DAY 1 まだまだぼのぼのさんの映画レビュー(感想・評価)
空気を読みまくるフロドくんが可愛すぎる
静まり返った映画館で、椅子の軋みや咳など僅かな音に対しても細心の注意を払うことで登場人物の気持ちを味わう唯一無二な映画体験ができるクワイエットプレイスシリーズ。(次点ドントブリーズ)
3作目は「何か」が初めて現れてからの数日間が描かれます。
末期がんの主人公と相棒の猫。前作までと異なり家族を持たず死を待つ身の女性が主人公ということでどんな展開になるのかと思いましたが、なるほどこれまでとはまた異なるアプローチで絆が描かれていて面白かったです。
事態を即把握し冷静に対応する主人公の脅威的なサバイバル能力と(普通の女性でましてや病人なのに笑)、空気を読みまくり鳴き声一つ立てない天才ねこちゃんフロドくんペア。そこに加わるなんだか頼りなくてうるうるした瞳でついてくる学生エリック。
2人と1匹のサバイバルと、前2作に繋がる発生当時且つ発信源のNYの状況を100分というコンパクトな尺で描き、テンポも良く楽しかったです。
個人的に主人公はフロドくんでした。「落下の解剖学」といい、今年は天才アニマルが大スクリーンで観れて動物好きとしては大歓喜です!
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