「猫とピザ」クワイエット・プレイス DAY 1 よしてさんの映画レビュー(感想・評価)
猫とピザ
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第一作は観ていて好きな作品ですが、第二作を見れないまま、拝見しました。
SFホラーを見にいったつもりが、パニック状況の中の一人の女性の生き様を見せられ、その出来のよさに驚いています。特にラストシーンは美しくもあり、哀しくもあり、とても秀逸なものです。
が……、お話として、あの結末を理屈として受け入れることはできても、心情的にはものすごく引っ掛かります。できれば希望を見せてほしかったところですが、そうするとあの素晴らしいラストシーンは成立しないわけで、なんとも悩ましい。
結局、猫とピザがなければ30分で終わる話でしたよね、とも思いつつ、それらが映画を効果的に彩っていたので、「ピッグ」を撮られた監督ならでは作風なのでしょう。
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