「魂(ソウル)と生命の輝き、そして懐かしの故郷があった」クワイエット・プレイス DAY 1 とぽとぽさんの映画レビュー(感想・評価)
魂(ソウル)と生命の輝き、そして懐かしの故郷があった
DAWN 1
しっかりと作品独自の"温度"があって、最後にはひとつの夜明けが…。流石『PIG』脚本監督マイケル・サルノスキ。"ピッグ"ブタと料理映画の次は、ネコとピザ映画。今回も動物と料理、どちらも人類に欠かせない。
バスの中からNYの街を見る手前に墓地のカットが示唆的だし、メインタイトル出るタイミング最高!手に汗握り、身体の凍りつくような緊張感を演出しながらも、彼らしい作風とドラマの温度感。キリスト教的要素もあって、それらのバランスもいいソウルフル・ゴッサム。素晴らしい前2作でメガホンを取ってきたジョン・クラシンスキーからバトンを渡されても、その大きな成功に臆することなくしっかりとシリーズ通しての根幹となるようなテーマ精神性を、自身の方法アプローチ・作家主義で表現しているようだった。"思いがけず"というのも失礼なほど、素直に深いわけで、最後には当然のように心温まり満たされてしまう。拍手!!
救いを見た…!何よりそれに応える"イエス・"ルピタ・ニョンゴと(行き場のない迷える子羊みたいな現代人を象徴するように今にも泣き出してしまいそうだけど何だかんだ頼りになる?)ジョセフ・クイン!
I'm going to Harlem
Getting Pizza
P.S.『アイ・アム・レジェンド』の前日譚映画もどうですか
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