「敬意」ネネ エトワールに憧れて Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
敬意
エトワールになりたくてオペラ座のバレエ学校に入った、労働者階級で団地育ちの黒人少女ネネの話。
入学試験で才能を発揮するも、元エトワールの校長や教師からは団体の中で浮いてしまうと落とされそうになる中、総監督や才能をしっかり評価する先生に推されてトップ合格となり巻き起こっていく。
12歳の子供とはいえ、自信過剰だし口の減らないところもあるけれど…ある意味それが子供らしいし、元エトワールの2人の態度や合格者選考の際の言い分は、本当にそう、思っているのか、それとも単なる差別から来るものなのか…そこは知る由もないところだけれど、確かに無理矢理多様性を盾にする現代社会は気持ち悪いしね。
人種差別に関しては日本てホントに世界の中ではまともな国ですよね。
そんな中校長が実はとなって行くけれど、そこからの展開は急過ぎ。
結果オーライではあるし、まあ元々エトワールの2人がクソだっただけとはいえ、
コロッと行き過ぎだし、なんならそれで終わり?と全然染みてこなかった。
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