空白ライブのレビュー・感想・評価
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押寄せるエンディング
横浜ジャック&ベティにて
2日間限定での公開
両日とも鑑賞し
エンディングの違いに
驚いた
1日目は自分の頭から
コロナ禍の記憶が
消えかけていたせいか
あの頃の自分探しが
ある意味映画の邪魔をする
最後のエンディングでしか
エンディングでは無かった
それはそれで
快感であった
2回目は
出演している博多のミュージシャンたちや監督の巧みな
糊付けと
映画本来の魅力を更に堪能し
脳内の記憶とも
配分良く ここも!
エンディングではないか!と
鳥肌がたつ
コロナ禍に何もしなかった私は
何も奪われていないと
思っていたが
押寄せるエンディングに
一番大切なものを
失っていて
それでいて
其のエンディングで
取り戻せたような気分だ
私は自分の一番好きなものが
やはり一番好きなもの
だったんだと
気付いた 瞬間だった
其の人其の人に
何かをくれる
映画なのである
昨日はススキノのライブハウス「札幌ローランドゴリラ」にて、下本地崇...
昨日はススキノのライブハウス「札幌ローランドゴリラ」にて、下本地崇監督の「空白ライブ」を
堪能して来ました❗
コロナ禍の福岡、監督の下本地さんと交友の有るアーティストの人達を中心とした方達が、いかに過ごしたか?を描いたドキュメンタリー作品です。
本業がままならなくなった人達。
リモートでの動画配信。
不自由な日常を強いられた学生さんの姿も。
皆様不自由な中でもそれぞれ工夫を凝らして自己表現の形を模索しています。
下本地さんの主催する"Public Channel"の俳優さんも不自由さの中に、何とか手探りで出口を見出そうと悪戦苦闘しています。
フラストレーションのはけ口を農業に求める人達。
緊急事態宣言と云うのも有りましたねェ❗
撮影の為南米コスタリカまで遠征する下本地さんの姿も。
出入国検査・陰性・陽性・隔離期間なんてのも有りましたねェ。
やがて下本地さん自身の感染も。
病室でもカメラを回す下本地さん。
東京オリンピック、延期・開催も有りました。
時々シュールな映像作品も登場します。
下本地さんのお母様の姿も。
ソーシャルディスタンスなんて言葉も有りましたねェ。
見終わって感じたのは、特異な時代背景を記録した貴重な歴史的映像作品で有ると云う事です❗
主題歌「そんな話の終わりに」がスゴくイイ曲でしたねェ❗
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