朽ちないサクラのレビュー・感想・評価
全151件中、81~100件目を表示
王道サスペンスミステリー
シーンに無駄がなく、ストーリーもしっかりしていて俳優さんの演技も最高でした。
原作であるタイトルの名前もストーリーを見終えると、なるほどーという感じですね。
派手な内容ではないけど真相にたどり着くまでも良かった。
安田顕さんと杉咲花さんがやはりスゴイ
現実に起きている国家権力者による事件があるので何やらビビってしまいました
柚月裕子原作、杉咲花主演の朽ちないサクラを観てきました。原作は数年前に読んでいますが、記憶が曖昧で映画との違いに気付けなかったのですが、柚月作品らしいストーリーでした。
斯界では公安警察をサクラと呼ぶそうで、最後まで見ると、何故題名を」朽ちないサクラ」とされたのかが理解できます。
最近では鹿児島県警の組織内事件の隠蔽疑惑、少し前には警視庁と検察による大河原化工機に対する外為法違反の捜査、木原誠二内閣官房副長官夫妻の元夫不審死事件の隠蔽疑惑など、国会権力による事件の隠蔽が報じられているタイミングだし、映画の中で公安警察の「警察は殺人事件を捜査するが、公安警察は事件を未然に防ぐのが任務で、その為の多少の犠牲は許される」と発言しゾクッとしました。
こんなこと書いて私は大丈夫か(笑)
杉咲花はやっぱりです。
それでも前に進むしかない
お話は
期待しすぎてしまったかも
面白くないというわけではないけど、キャスティングの配置で結末が見え...
それでも前に進むしかない
前向きに聞こえる言葉が、ときに虚しく響くことがあります。
世の中の不条理、歪んだ組織、複雑に絡まり合った人間関係、一人ひとりの想いや考え方のズレがそうさせるんでしょうか。
そんな社会の現実やその裏表をギュッと詰め込むかたちでストーリーは展開し、前を見ることしか考えない組織が真相に深く関わるという結末でした。
それでも最後には前に進むことを決意した主人公がいました。そしてその隣には、その人が笑顔になることを望んで寄り添う人がいました。
何かエールをいただいたような気持になり、「この先も前に進んでも良いのかな」と思えました。
役所広司さんと対峙した松坂桃李さんがカッコよかった「狐狼の血」の締めくくりに感じた清々しさ。それとはまた違った清々しい締めくくりでした。
「桜」と「サクラ」の対比も良かったですね。
残念過ぎる…薄っぺらい展開…
杉咲花さんにハズレなし?
国民100人救うために数名の市民の命を悪の当て馬にするのは是か非か。
違和感
映画『新聞記者』を観た後の気持ち悪さを思い出しました。
実際にあった事件(桶川ストーカー殺人事件と地下鉄サリン事件)をモデルにストーリー的に使えそうな表層だけつなげていること、真犯人の目的や計画を組織が描いたものとすることが陰謀論に寄りすぎて突飛すぎること、公安の在り方に偏見まじりの創作性が重視されていることなどが、居心地の悪さを感じた。
原作では架空の県だったので、その創作(ファンタジー)っぷりがクッションとなって、楽しめたのだけれども、映画では愛知と具体的になっているのに違和感。
言ってしまえば「気持ち悪さ」の正体は、ファンタジーなのに、いちいち現実を挟み込むことで生じる、リアリティラインの曖昧さが生み出した「違和感」なのかもしれません。
杉咲花、安田顕、萩原利久、豊原功補らの演技力が高いために、ぱっと見で破綻はしていないけれど、設定の「軋み」が、作品自体の強度を下げてしまった気がしました。
ただ、杉咲花演じる森口泉のキャラはすごくよかったので、続編の『月下のサクラ』を映画化してくれないかな、と期待はしました。
サクライ ロノ ト ロッコ
愛知県平井市が舞台の映画。地元だ。でも長年住んでいるけど知らないことも多い。平成の大合併の影響か?
警察案件だとなかなかロケ地巡礼に馴染まない。なんか愛知県警がやらかしたみたいで、ちょっと不愉快。 完全架空かロケ地巡礼が出来るよう、あえてソレとわかる印象的な場所のセレクトが欲しかった。一応蒲郡市・豊川市・新城市・岡崎市・幸田町等でロケはされているが。
カルトが出てきてから話がわからなくなってきた。安田顕がいつアリバイ崩しを依頼してくるのか?
前半は、杉咲花といえども今回はそこまでの演技は要求されなかったのかと思っていたら、終盤に向かってどんどん杉咲花に吸い込まれていった。
直前の今見えるA。有るのかどうかもわからないB。でもあったらどでかいB。知っているのは🌸のみ。
期待通りの面白さ
全151件中、81~100件目を表示