劇場公開日 2024年4月27日

「誰も彼もが疑わしい」正義の行方 aruma-warkさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0誰も彼もが疑わしい

2024年9月8日
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鑑賞方法:映画館

怖い

真実を決定的に歪めるのは誰かの嘘。
それは最も強固であり正体不明の存在だ。

作中、特に印象に残ったのは当時の捜査員と弁護士が共に相手側の「証拠の捏造」を主張し出した部分。

前提が崩れる怖さ。
「誰が見張りを見張るのか?」という究極の問題。
真実は土塊となり最早誰にも見つけられない。

aruma-wark