「マスメディアの真骨頂」正義の行方 SHさんの映画レビュー(感想・評価)
マスメディアの真骨頂
記録として一つの事柄をずっと捉え続けた結果・・・そしてそれがまだ続いて、いつの日かまた・・・
どんなに批判されようとも、これこそがマスメディアの真骨頂。あらゆる事柄において、絶対的な正義とか真実なんて存在しないということを、まざまざと見せつけられました。
結構長いんですが、これほどのボリュームと細かさだと、決して切り取りということではなくて、ホンネとホンネのぶつかり合いという要素がにじみ出ていて、報道とかジャーナリズムといった言葉一つでは処理しきれない深みを感じます。果たして自分の立場ではどうなんだろうと考えてみて、どこかに偏る気持ちはあるとはいえ、それぞれの主張にどこかしらに頷くところがあって、詳細に深く掘れば掘るほど難しさを感じてしまいます。
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